Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

メルコットさんのお知恵を借りて

2006-07-08 18:52:34 | 肉料理 Viandes
今日のお料理はフランスのグルメプログ仲間でゴッドマザーのように慕われているメルコットさんのお料理から知恵をお借りしました。今年日本のプログを開く前フランスでのプログに参加。色々お友達が出来ました。今では日本語版だけです。時間が掛かりすぎます。

今日のお料理は

 蒸し鶏(プラム包みベーコン巻き)  ブルーチーズソース  グリーンピースのフラン  インゲンのにんにくバター和え。



メルコットさん はお菓子作りの神様。彼女のようなマカロンが作れた時には驚喜の思い 天に昇る思い 即 公表致します。(長い長ーいこと作っていません。最後に作った時うまくいかなかったから くじけてタブーのような存在)。そして彼女のお料理はとてもダイエット。でも美しいのです。

さて

緑色のものは?

   グリンピースのフランです。
御安心。冷凍のグリンピースでも美味しくできますよ。

 材料 4個分
湯がいたグリンピース 100g
卵 1
生クリーム 12cl
カレー粉 小 1/2
塩 胡椒

 作り方
全てをミキサーで。バターを塗ったラムカンに。170度の水を張ったオーブンで25分。

オーブン少量ではもったいないではないですか。私は倍量。
後に電子レンジで温め直しても美味しくいただけるのですから。

   鶏のブラム巻き

 材料
極薄切りのべ-コン
鶏白身肉
干しプラム(ジャスミンティーでふやかして見ました。料理によりミントティーでもふやかしたりします。 )

 作り方

寿司用のすだれにクレラップを ひきまずベーコンをそして鶏肉を中にプラムを。塩胡椒。好みでタイムを。
くるくる海苔巻きのように。
湯気のたった蒸し器で何分間。(ボリュームによります)

 ソース

 ブルーチーズソース

 材料

エシャロット ニンニク 各 1 微塵切り
バター
白ワイン 1カップ
ブイヨン 1カップ
生クリーム 20cl
ブルーチーズ 30g

 作り方

エシャロットにんにくをバターでいため白ワインとブイヨンを ブーケガルニを加え1/3になるまで煮詰める。最後に塩胡椒生クリームブルーチーズでクリーミーに。
ロックフォールチーズならさらに素敵ですよ。

インゲンのにんにくバター炒めを添えました。

緑の清々しい一品と思いません?

P.S
一言追加したいのです。 この鶏肉 冷やしたもの薄切り マヨネーズやら他の好みのおソースと とても美味しいのですよ。

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じゃがいもストーリー

2006-07-08 07:55:24 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes


私の名前は ビンチ マノン モナリザ サンバ  シャルロット ラット シェリー ニコラ ポンパドール ローザ ロズバル スプンタ エスティマ ビオラ あるいはフォントネーの麗人。
赤紫のローブに包まれ白い肌の私。薄黄色のローブに白い肌 黄色のローブに黄金の肌 ほとんど白に近いローブに身を包まれ薄っすらピンク色の肌の私。

 フランスには30種類以上のジャガイモがあります。1570年代にアメリカ帰りのスペイン人によってもたらされ18世紀になるまでフランス人には好まれず家畜の餌の位置にとどまっていたとか。
アッシ パルマンティエ(Hâchis Parmentier)と言うフランスの有名な家庭料理御存知ですか?牛肉のミトロンソースの上に美味しいおじゃがのピューレーをかぶせオーブンでこんがりグラティネするものです。凍てつく日々にはもちろん。暑い夏の日にも。湯気のたった幸せの香りのするお皿を見てああ家に帰ってきて良かったと思う瞬間なのでは。その名のパルマンティエ氏がルイ16世のもとで改良 じゃがいもは手ひどく扱われていた暗い歴史から脱出。en robes des champs(ローブ デ シャン 畑の洋服)とはなんてことのない塩をいれた水からゆでる事。畑から出てきた姿でお風呂に入るようなものですね?。似た言葉にrobe de chambre(ローブ ド シャンブル 部屋着)がありますが。

ピューレー フリット[あげ芋)は子供も大人も大好き。
その他 蒸してもオーブンで焼いても グラタンにしても 
夏の暑い盛り皮ごと蒸したじゃがいもにヨーグルトにニンニク エシャロット辛子 レモン オリーブ油少々垂らし エストラゴンやシブレット加えたおソースに胡瓜のサラダを添えて。何もせずに美味しい昼食です。
今日は薄切りのシャルロットお嬢さんをローズマリーとローリエを利かせてオーブンで焼いてみました。付け合せになすにトマトクーリー(coulis de tomates)をかぶせ バジリコ風味でまたまたそれもオーブンで。パルメザンとかモザレーラとか乗せても良いけれどこの地方は山羊のチーズの土地。その薄切りチーズ乗せました。

昔 昔のことです。沢山の人を呼んでそれは大きなじゃがいものグラタン 付け合せに焼きました。オーブンからだす時手元が狂って。反射的に胸で受け止めお料理は救い大やけどしたことがあります。救急処置をして知らん顔でサーブ続けた若いお嫁さんだった時の話です。

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