クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

吉祥寺から東伏見へ

2012年11月05日 | ウォーキング
コース順路:コース満足度★★10月31日
吉祥寺駅 → 月窓寺 → 武蔵野八幡宮 → 欅並木(成蹊学園)→ 武蔵野中央公園 → 東伏見稲荷神社 → 武蔵関公園 → 西武新宿線東伏見駅

友人が良く通ったというハーモニカ横丁を経て、吉祥寺の街を北へ進む。
最初に寄った月窓寺、本堂左脇の観音堂に置かれている白衣観音坐像は武蔵野市内最古の銘(元禄二年)を持つという。
堂の傍には西遊記で有名な玄奘三蔵法師が、厳かに周りを見回している。
次に寄った武蔵野八幡宮、「・・・桓武天皇の御代の延暦八年、坂上田村麿が宇左八幡の分霊をここに祀ったと伝えられている。四代将軍家綱の頃に江戸小石川水道橋の吉祥寺が火事で延焼し、周辺の町民は開村された吉祥寺村に移住し、それ以来鎮守の杜として多くの人がお参りに来ました。・・・」とある。
 

成蹊学園の周りには、この学校ののシンボルともいえる欅の大木の並木が整然と並び、訪れる人の目を楽しませてくれる。
「残したい日本の音風景100選」に選ばれているのは、並木に立ち、目を閉じ、耳を澄ますと四季折々、実にさまざまな「音」が聞こえてくるからだという。
 

さらに足を進め、昭和4年に伏見稲荷大社から勧請して創建されたという東伏見稲荷大社を訪れる。
戦前、中島飛行機の社員研修所があり、鍛錬教育が行われていた所で、中島飛行機武蔵野製作所で亡くなった人々の慰霊碑が置かれている。
最後に訪れた武蔵関公園の場所は、関の溜め井と呼ぶ灌漑用の池があったところで、 大正時代には近くの若宮神社の名から付けた若宮遊園と呼ぶ遊園地だったという。
野鳥もたくさん見られる静かな公園で、多くの人々の憩いの場となっている。