(末社の遷宮用地に置いてある石。小さな社がある場合が多い)
伊勢神宮のもつ謎はとてもじゃないけれど、今回行ったからといって解けるものではない。
たとえば、宮中から天照大神を外に出すきっかけになったのも、倭迹迹日百襲姫が神懸かりして、崇神天皇に命じたからで、その構図は卑弥呼と取り次ぎの弟との構図と酷似している。つまり倭迹迹日百襲姫こそ卑弥呼で、箸墓古墳は卑弥呼の墓だという説もある(もちろん宮内庁が調査させないが)。
などなど伊勢にまつわる謎はいっぱいあって面白い。
その場に行くと感じる謎、というものもある。これも面白い。
旅はいい。やはり現場に行くのが一番である。
謎は謎としておいておいて、この素晴らしい雰囲気をめい一杯味わう。
そしてその素晴らしい雰囲気に西行の歌を思い出す。
何事のおはしますをば知らねどもかたじけなさに涙こぼるゝ
とりあえず、今回はそれでいい、ということにしよう。
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