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九十九里へ

2008年11月17日 09時29分54秒 | 観光
 先週江ノ島でそこはかとない臨死体験をするはめになった、わたくし、今回は正反対の快適サイクリングを目指し、方向も正反対の千葉は九十九里を目指すことにした。
 湘南よりも九十九里の方がぼくは好きなのだ。海のたたずまいがなんともいい。
 そんなわけで今回は千葉まで輪行して、市街地をパスしてしまう。好きなことしかやりませぬ。考えてみればそれでいいのだ。ぼくは別に国体選手目指して自転車に乗ってるんじゃない。千葉まで車があふれかえってる市街地走っても何も楽しくない。楽しいことしかやりませぬ。
 そんなわけで千葉で内房線に乗り換え、1駅先、本千葉で降りて大網街道を走る。
 数キロ走るとぶつかるのが千葉外房有料道路。今日は記念すべき、生まれて初めての有料道路自転車通行なのである。赤飯とケーキくらい夕飯につけてしまうくらいめでたいのである。
 片側2車線の左端を走るのだが、快適この上なし。景色が開けたところなど思わず声を出してしまう。快楽サイクリング。
 後ろから車が追い抜いていくが、そもそも交通量が少ない上に、2車線あるので右車線にはみだして抜いてくれるので怖くない。悦楽の自転車行。
 しかしだ、おごれる平家が久しくなかったのと同様、いいことばかりはありゃしない(C忌野清志郎 )。半分ほど走ると、道が片側1車線になってしまった。おまけに中央分離帯も消えてなくなり、完全な対面通行。ただの車道と堕してしまうのだ。ここからは少し怖い。トンネルも怖い。橋も怖い。当初目指していた快適サイクリングはここにおいて、もろくも崩れ去ってしまったのだった。


 出口で料金30円也を支払う。
 さて、ここからだが、ぼくは相変わらず地図を持っていない。そしてぼくはここら辺の地理について詳しくない。しかし北緯35度あたりの地理は単純である。どこまでも東に進んでいくと海に落ちる。その落ちたところが九十九里なのだ。地図はなくとも磁石がある。105円の癖にたちどころに東西南北を指し示す優れものだ。道が分かれるたびに磁石を見て、東っぽい方向に進む。


 白子町に到着。先週の境川サイクリングロードに続き、また新しい自転車道と出会う。この自転車道は九十九里波乗り道路に沿って作られている―――つまり、海に沿って作られているので、サイクリングロードを走っている限り海には行けない。そこで、自転車道を走りたい気持ちを抑えつつ、とりあえず海へ向かったのであった。

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