毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

なぜか高崎

2009年04月23日 18時28分29秒 | 観光
 鎌倉、つまり日本の中世初期って、剣呑な「木綿のハンカチーフ」だったなじゃないか、と思う。都会の色に染まらないで帰って~、と願ったものの、染まっちゃった義経、実朝。歌だと涙を流すだけなんだが、剣呑ですから、殺しちゃう。
 東国は、ちょっと問題じゃないかと思うほど血の穢れとか気にしなさ過ぎ。家康も死の二日前に遺す刀を試し切り(もちろん、相手は人間)させたり。西と東を分けるポイントは、血のタブーかもしれない。

 鎌倉から帰るために電車に乗る。時間によっては乗り換えなしの電車もあるんだけど、残念ながら大船乗り換え。大船で湘南新宿ラインに乗って池袋まで帰る。
 でも、池袋で降りなかった。
 なんだかこのまま電車に乗っていたくなって、終点の高崎まで、ぼうっとテツの旅(関西だと米原から京都まで帰るのに、なんだかこのまま新快速に乗っていたくて神戸まで行っちゃう感じ、と言えばわかってもらえるでしょうか)。
 せっかく高崎に来たんだから、信越線に乗り換えて群馬八幡、そう、少林山達磨寺へ行こうっと(なぜ、鎌倉から高崎なのか、それはたまたま偶然。湘南新宿ラインは大宮で高崎行きと宇都宮行きとに分かれる。宇都宮行きが来ていたら宇都宮に行っていただけのことなのである。ぶらり一人旅のいいとこだな、こういうの)。
 人によって、気持ちのいい場所ってあると思う。
 ぼくの場合、この達磨寺というのは、なんだかとても気持ちがいい場所なのである(京都の鞍馬寺も大好き)。
 時間があると来てしまう。



 なんだろう、波長が合うというのか、ここにいると穏やかな気持ちになる。大好きなお寺だ。
 もっと近くにあったら日参するのに、残念なことにうちから100km以上離れてる。


 噴煙たなびく浅間山と碓井川。
 達磨寺から駅までの帰り道。
 橋を渡る。
 北関東の風情は素敵だ。
 って、言いながら先日北関東再来。群馬まで自転車で行ってきました。
 明日は更新できないかもしれないので、明後日お会い致しましょう。

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