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ゆとり教育の反省とは…越後湯沢~東京~函館~北斗市

2007年10月28日 18時57分05秒 | Weblog
今日の機内で見た読売新聞の一面トップに、中教審がゆとり教育を反省すると言う記事が躍っていました。教育にゆとりを持たしたら学力低下など弊害も大きかったと言う事です。
多くの方々は、教育とは学校で勉強する事だと思っているようです。
学校教育も教育のひとつですが、この学校教育を行なう背景を考慮しなければなりません。学校教育は、父母や保護者が行なう躾けなどの家庭教育の基本が出来ている事が前提です。学校で問題を起こす子供の多くは、この家庭教育に要因があると言います。

子供を学校に通わせる環境をつくるには、この家庭教育と、学校周辺、つまり地域社会のコミニュティーなど、社会教育も整備されている必要があります。
子供を健全に育てる教育とは、学校教育をコアとして、家庭教育、社会教育、地域教育が相互に連繋し合いながら実施しなければならないのでしょう。

ひとりの教師が、何十名も相手にする学校での学級運営で、躾けや兄弟親子、地域住民との人間関係、そして心構えなどを教えるには極めて限定される事でしょう。
家庭に戻れば、親(若しくは保護者)と子供とのマンツーマンでの教育が出来るはずです。ところが、多くの家庭では、保護者が子供と向き合い、コミニュケーションを取る事がとても困難になっているのが実情です。

親子の会話が成立しない家庭も多く存在すると言います。
週刊誌の記事に、ある地域でのアンケートで、朝起きて寝るまでの間で母娘の会話時間が、1分30秒、父子の会話時間が僅か7秒、これでは躾けや家庭教育などが出来るはずがありません。
教育の基本は、挨拶から始まり挨拶で終わるのですが、これは家庭教育と言うより、人間社会のルールでもありましょう。

家族が朝起きて互いに顔を見た時点、相互に出来るだけ元気な笑顔で「おはよう!!」と声をかける事で明るい一日が始まります。「言ってらっしゃい」「お帰りなさい」「お疲れさん」の挨拶を、少なくとも家族どうしで行なわれるようルール決めをしておくべきです。
「おはよう」の一声が家庭内だけでなく、人間社会でもっとも必要なコミニュケーション能力アップの突破口となります。

機内でみた新聞記事、そして客室乗務員の爽やかな挨拶と笑顔に今日のブログテーマが…
写真は昨日の大雨と打って変わった真っ青に大きく広がった晩秋の東京の空を羽田空港から撮りました。
今日は一週間ぶりの帰宅となります。明日は本社で研究開発室の仕事が待っています。
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