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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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地鎮祭の意義について…北斗市

2008年05月06日 13時04分04秒 | Weblog
オーーーーー!と言う神主さんの出す声は、降神の儀と言って、神様を敷地に祀った祭壇に呼び寄せる儀式だそうです。神主さんの通る声で、地鎮祭を行なわれている近所の方々も、何事が起こったのかと顔を出す方々もおりました。
今日6日行った北斗市内に建築する新築現場の地鎮祭は、七重浜海津見神社(ななえはまわたつみじんじゃ)の宮司、月館久治さんが神主を務めました。月館さんの声がまた何処までも通る声なのです。

「雨降って地固まる」と言いますが、雨で泥が隙間に埋まり、地盤を一層と強固にすると言う事です。
昨日の夕方から降った雨が夜になってから激しくなり、今日の地鎮祭が心配でした。
ところが今朝になったら台風一過のように清々しく晴れ上がり、とても暖かくて良い天気となりました。
これがホントの「雨降って地固まる」でしょう。

地鎮祭は、その敷地に従来から住まわれている地神様に挨拶する儀式だと言う事です。
地神様に断りなく勝手に、その縄張りである敷地を削ったり、掘ったり、建築物を建てたりする事で地神様の怒りに触れ、その祟りによって工事中の事故や住む人に災いが及ばないようにすると言う神事なのだそうです。

地鎮祭は今日のような神事が一般的ですが、神父さんが行うカトリック形式や、お坊さんが行う仏式などの儀式に立ち会った事があります。ところが、このような儀式を全く行わずに工事に取り掛かり、怪我人が出たとか、住む人が不幸になったと言う事を聞いた事などありません。
私が思うには、この厳かな儀式を行う事で、関わる人々が祭壇に向い、心身ともに浄化され、家づくりに向かう清らかな気持ちになれる事の方が重要のようです。

建主さんにとっての家づくりは、一生一代の大事業です。この地鎮祭は、我々建築業者が、その建主さんと気持ちを一体に出来る良い機会だとも思われます。
写真はその地鎮祭の様子を撮りました。
手前に盛った土は、塩や清酒で丁寧に清められ、祝詞奏上の後に建主さんと施工業者がこの盛り土に力強く「鍬入れ」を行ないます。
この後、またもやオーーーー!の声、この昇神の儀で神が去って行き、儀式が終了します。
この晴天に恵まれた地鎮祭でしたが「好天気、建主さんの精進の良さ」のようです。

今日は日本列島がそっくりと高気圧の中に納まり、北海道から沖縄まで暖かく良い天気に恵めたようです。さて明日からまた本格的な業務の再開です。
この好天気の中で鋭気を養い明日からの仕事に備えましょう。
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