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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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季節はその地でだけで感じるもの…北斗市

2008年05月10日 16時14分28秒 | Weblog
温暖地は初夏のような季節を迎えた言うのに、北海道の道東では寒波に襲われいます。
おなじ北海道でもフォース本部、本社のある北斗市は、今が櫻の花びらが散ってのピンク花吹雪が舞っています。一方、道東は本当の吹雪なのですが、この端境期の特殊な季節感でもあるのでしょう。

自分の執務室から目を外に向けると、まだまだ冬賄いの衣服を纏った人が乗ったトラクターが田んぼの耕運作業をしております。固まった田んぼを耕して、水を引き、更にトラクターでドロドロに掻き混ぜてから、静かに沈殿させます。一昼夜以上の時間を経てから田んぼの水を抜くと泥面がしったりと平坦になり、その時点での田植え作業となります。
5月中には全て終わり、6月、7月は水田の除草作業に追われ、8月の末から9月にかけてヒエ抜き作業を行います。このヒエは、とても生命力の強い穀類雑草で米のように作付けを行なわなくとも、自然に繁殖して放置しておくと田んぼがヒエに占領されてしまいます。

この端境期には、道東の吹雪と道南の花吹雪のように、各地毎の季節が大きく異なるようです。温暖地では冷房機を稼動させているところもありますし、寒冷地ではまだまだ暖房機の手放せないところも多く存在します。

私達のように、その温暖地と寒冷地を行き来しているものにとっては、各地の季節を数時間単位で体感、視観、触感する事が出来ます。「羨ましいですね」とおっしゃる方もおりますが、本来、季節と言うのは、その地に居て、その地で感じてこそが本当の季節なのでしょう。
猛吹雪の続く地域でひたすら真冬を過ごし、迎える春だからこそ、その有難さを実感出来るのでしょう。
灼熱で多湿の真夏が過ぎ去り、木陰を抜ける風に涼しさを感じた時、その爽快さを口では語れない喜びがあるものです。

今日は温暖地の四国松山市から㈲清水式賃金研究所、代表で社会保険労務士の清水 肇さんが来社されました。(写真)清水さんは労務管理の専門家なのですが、社員と会社が相互に共生する報酬体形を研究され、独自の理論でコンサルティングの仕事を行なっています。
その地域に留まって感ずる季節が本物の季節感だとしたら、会社の財務に貢献する社員報酬こそが、本物の豊かさなのだと思われます。

それにしても清水さんと懇談していて何故か心が穏やかになるのです。
それは、彼の優しい眼差しと目線を合わせてくれる話の聞き上手にあるように思いました。
コンサルを行う基本なのでしょう。賃金システムと同時に学ぶべき事…
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