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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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人は生きてこそ為せるものなり…北斗市~函館~羽田空港~岡山

2007年07月09日 21時16分03秒 | Weblog
羽田空港から飛び立った全日空岡山行き657便が梅雨前線の濃い雲の中を上昇します。
真後ろに座った小太りのオジサンが、飛行機が揺れるたびに私の椅子の背もたれにしがみつき、ウワアー!ウワアー!と叫ぶんです。
椅子にしがみついても、飛行機が落ちたら椅子も一緒なんだけどね…

北の将軍様は、絶対に飛行機に乗りません。
鉄の固まりが空を飛び、その不自然な乗り物に自分は絶対に乗らないのだそうです。
安全性は列車より飛行機の方が良いのですが…現に二年前、列車で中国を外遊の帰りに列車通過後に線路が爆破されました。もう少し通過が遅れたら将軍様も危なかったのです。

自爆テロとは、爆弾を自分の身体に巻き付けて目標に飛び込み自らの生命と一緒にターゲットを粉砕する行為です。
聖戦と言って「聖なる戦いに死する事で神になれる」と言う。
人を殺して神などになれないのは道理です。
人は生きてこそ為すべき事を為せるのです。

北の将軍様のように、死が恐ろしくて疑心暗鬼になると恐怖感のあまり、自分以外の人々が全て敵に見えてしまうのです。心の穏やかさを持てぬ境遇を気の毒にさえ思います。
自爆テロ…自分の命と他人の命を一緒に殺めてこそ神に帰るなど言う常人に絶対、理解できない狂信的な宗教に向き合っている信徒は命を賭けて実践しようとするのです。

人は、何事も生きていてこそ為せるのです。
社会の平定も、人の心を穏やかにするにも、人様に富を与えるのも、全てが生きている人が為せているのでしょう。
しかし、過分に命乞いをしては、為せるものも為せ得ないのです。

写真は上空11,000メートルの機内から撮ったのですが、真後ろのオジサンの恐怖感を見て北の総軍様の気持ちが解るような気持ちになり、今日のブログテーマとなりました。

北海道は函館だけが快晴でしたが、明日の岡山会場での研修会のために東京乗換えで移動して来ました。
岡山では大雨で迎えられましたが、この時間、晴れてきたようです。
明日は終日、岡山滞在です。
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