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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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タイトルを変えて心機一転です…北斗市

2006年12月09日 16時21分34秒 | Weblog
任侠道から学んだ生きる知恵と創る知恵 PHP研究所の文庫に掲載された私のコラム原稿です。

「住まいのお役立ち日誌」のタイトルでブログ更新を行って参りましたが、昨今、記述する内容が住まいと言うジャンルから逸脱している事に気付きました。アクセス分析をしますと住まい関連の内容より、日々の楽しみや辛さなどの記述の方がよく読まれています。
私のように少年時代から任侠の世界や飯場暮らしなど、特殊な生き方をした者の視点や感性で出来事を捉えた方がブログを読む人に興味深いかと思われます。

勿論、私の使命は、荒廃した住宅産業を家を売って粗大ゴミをつくる産業から、住む人を幸せにする競争産業に改革する事だと言う信念に変わりありません。
現在、私が粗大ゴミ生産産業だと断ずる住宅産業、それに関わっている人達にとっては、自分の帰属する住宅産業が粗大ゴミ生産産業だ、などと微塵も思ってはおりません。
国の基準や指導要綱の範囲で家をつくり、自信と誇りを持って仕事を全うしているのです。

「既に住んでいる人の声に真実がある」と言って、「住んで幸せになった」と言うユーザーさんの声を聞かせようとすると、家の大量生産を行っている大手ハウスメーカー、スパービルダーと言われる企業も同じように「住んだ人」に語らしているのです。新築住宅に引っ越したユーザーさんの多くは、今まで住んでいた狭いアパートやマンション、或いは古い家より、夢を実現できた新築住宅がはるかに快適だと感ずる事でしょう。その高揚している時期のユーザーコメントには、いささか無理があると思われます。
実際、不快感は住んでから3年後、5年後、10年後以降にやって来るからです。

私のように3・5・10年後などと言っていたらビジネスモデルが成立いたしません。しかし、日本の住宅の平均寿命は30年なのです。しかも30年で家が朽ち果てるのでなく、叩き潰しているのです。
何故か…年を経るごとにストレスが増大し30年以上、住む意欲を逸してしまうからです。
供給される家には、住んでから年ごとに幸福感を増して行くような、基本機能や性能、そして生涯メンテナンスのシステムが構築されていないのです。

このような現実に対して、小難しい家の機能や性能を訴えようにも時期尚早なのでしょう。
人の真の生き方などを通じて家づくりのイノベーションを遂行して参ります。
敬愛する実姉の逝去を契機に、また新しい試みに挑戦して参ります。

写真はPHP研究所出版「2007年トップが綴る」全284ページの表紙です。
私のコラムは10ページに…
どうぞ皆さんも良い週末をお過ごしください。明日は休みます…
ファースの家
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