登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

四国遍路ひとり歩き:第3回 27番神峯寺~36番青龍寺:その4

2008-04-05 | 四国遍路ひとり歩き
四国遍路ひとり歩き:第3回 27番神峯寺~36番青龍寺:その4

3月27日(木)

白石屋5:07~三十六番青龍寺8:39~JR安和駅・安和乃里17:00(泊)=行動時間11時間53分(39.6キロ)
早朝5時に白石屋を出る。近くのコンビニで熱いスープをすすり、夜明けを待つ。朝御飯はこの方式が気に入った。
コンビニの店員さんに、道を教わり、青龍寺へ向け出発する。

【地図上、36清龍寺が正しい】

宇佐のコンビニでの失敗は、用足しをし店を出たあと反対方向へ行ってしまう。
畳屋のおじさんに確かめて、間違いに気付く。方向音痴を地で行く、あ~ぁ

昨日は競争心に駆られて、スピードアップしたが、舗装道路はのったりくったり歩くより、地面に足を長く置かない歩き方が良い。
そこで、今日もリズミカルにタッタッタッを心掛ける。


青龍寺では多くのお遍路さんに行き会う。青龍寺納経所でお尋ねしたら 『山越えコースのほうが、若干早いと言う人もある』という。
私は予定通り、打ち戻る。
宇佐大橋へ打ち戻る時、健脚カップルと行き会う。手を挙げて合図するも、通じない。
朝一で清滝寺へ参拝してこの時間とは、やっぱ早いわ、彼らの健脚に脱帽。



須崎駅前あたりで、ポツリポツリ雨が落ち始める。
マクドに立ち寄り、コーヒーは歩きながら賞味する。


宿・安和乃里に入ったとたん、激しい風雨になる。有難きお大師様のご加護かな。
安和乃里の女将は心配りが良い。
到着時、栗饅頭添え、“おうす”でもてなす。
出立時、お賽銭用硬貨を1封お接待してくれる。

夕食には、トビウオとハギのお刺身、キビナゴの天麩羅をいただく。
同宿は83歳10巡目の方と、時速5キロの健脚を誇り、通しを30泊で打ち終える4巡目の方である。イヤ、ハヤ、つわもの揃いだ。

    
【コブシの下で布袋さんが笑う】


【宇佐大橋】ここへ打ち戻ったので、橋を往復した。


【突堤で海釣り】一列に並んで釣りをしている


【青龍寺山門】


【長い石段】青龍寺


【青龍寺境内】


【ヤエザクラ】


【横浪三里】


【須崎へんろ小屋】小屋にあるお接待のコーヒー飴で元気回復、37番岩本寺までのへんろ地図も置いてあり、これがすぐれもの、とても分りやすい。

   
3月28日(金)

安和乃里5:30~七子峠8:41~土讃線・窪川駅13:02=行動時間7時間32分(28.7キロ)
安和乃里の女将さんに相談して、コースは『国道56号を窪川まで通す』ことにする。
帰りの夜行バスを予約してある。私め十八番の道迷いなど仕出かすといけないからね。

今回は4日間とも、輝く月を見上げながら、早朝、宿を出立する幸運に恵まれる。
たどる道を照らしてくれるお月さんに感謝。

清々しい冷気は歩いている身体には、気持ちよい。
早朝歩くべき、そうしないのはもったいない。


国道を歩いたから早かったのか、七子峠に予定より1時間半、早く着く。
七子峠で野宿したらしいお遍路さんが、荷車に荷物の積み込みをしている。

それまでの坂道から一変し、七子峠からは平坦な道に変わる。

《GPSの軌跡保存容量が無くなる。仁井田駅で、切れる》

ろくたんじのコンビニで大休止、昼食タイムとする。
ここでも又、熱いカップスープをすする。
このコンビニでは、ペットボトル茶をお接待してくれた。
食事しながら、居合わせた遍路さんとお話する。影野で寄り道して樹木観察をしてきたという。

“ゆういんぐしまんと”(ミニトマト食べる)やら、“道の駅あぐり窪川”(玄米アイス食べる)に立ち寄り、時間調整しながら窪川に向かう。
窪川駅にグッドタイミングで到着、すぐ出る電車がある。
37番岩本寺は次回来た時に参拝しよう。
大事な竹杖を窪川駅のさる場所に大急ぎで隠しおく。

【七子峠はるか】


【七子峠近く、鶏2羽を置き去りにしたのは誰?】  【七子峠に着く】
 

【ミモザとスイセン】         【レンギョウ】
 

【かんぱちと鮪の刺身食べ放題&飲み放題】高知駅で暇つぶし   【乾杯!】
 

その1 
トップに戻る

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。