宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

楽しき一日~札幌芸術の森美術館

2017-06-12 21:59:43 | 日記

何度も空を見上げ、「気持ちいいね~」と深呼吸。

明るい緑の木々、絶え間なく賑やかな 蝉たちの声!

友人が誘ってくれた久しぶりの芸術の森は、

お天気にも恵まれて、とっても心地よい場所でした。

 

まずは「月光ノ絵師 月岡芳年」

江戸時代の浮世絵は、あまり興味が湧かないなぁと、美術に疎い私は思っていたけれど、

浅はかでした。とっても面白かった!

江戸時代から明治の世までを生きた芳年の作品には、

描かれた人物たちが生き生きと、なまなましく、息づいていたのでした。

報道写真家や水木しげるさんの絵や宮崎アニメにも通ずるものを感じたりもしました。

なんだか初めて、浮世絵というものを楽しめたなぁと思った私・・・

 

でね、さっき我が家でパソコンを始めようとして、何年も使ってるマウスパッドをふと見て、手が止まりました。

ん?なんだか月岡芳年の画風と似てるなぁと・・・

え?!・・・なんと芳年さんの絵そのものではありませんか~

「日本略史 素戔嗚尊」

同じデザインのクリアファイルも、何年も愛用していたのでした

旅先の古代出雲歴史博物館で、気に入って自分で買ったのに、間抜けな私です。

すでに私は出会っていたのでした・・・。月岡芳年さま失礼いたしました・・・。

 

さて、お昼は芸術の森センターのランチビュッフェへ

この後、当然、デザートもいただきました。写真撮り忘れたけれど、

小さなチョコケーキや紅茶のババロアや豆乳のソフトクリーム

友人が食べていた抹茶のタルトも、抹茶が濃くて美味しい~と言ってました。

お料理はどれも道産素材で、ちゃんとした手作りの美味しさがあって満足~!

食いしん坊な私と違って、食べることにそんなに執着のない友人でも、

美味しいって言っていたのが、

一緒に食べていてとても嬉しかったのでした

 

さて、午後は野外美術館へ。

常設の彫刻たちの中に、BSの番組でも有名な岩合光昭さんの大きな写真パネルが並んでいました。

初の屋外写真展です。

ねこに、ライオンにトラにチーター、サーバルというのも、

緑の中でいろんな表情で楽しませてくれました。

私が一番心魅かれたのは・・・

南アフリカの伝説の白いライオンだそう。

調べたら、目はブルーらしい・・・

でもこの目を閉じた横顔がとても気に入って、クリアファイルを買いました

 

 

岩合さんの写真を楽しんだ後は、野外美術彫刻を見ながら散策。

見たかった作品を見られて満足でした。

砂沢ビッキさんの「四つの風」

今は、ご本人が願ったように風雪の鑿で変化し、一本を残して地面に横たわっています。

 

「椅子になって休もう」

 

 

お気に入りなのはここ。「隠された庭への道」

「七つの泉」の噴水は「円錐」に向かって一つづつ増えていく(のを友人が発見)。

この「円錐」が一番好き。

あ、好きなのはこのコンクリートの中・・・ひんやりした空洞です。

なぜか中央の床の下には、今でも雪が溶けずに眠っています。

ここで声を出すと、とっても響いて楽しいのです!

友人と二人で、声が反響する楽しさをしばし味わいました

ほんとは森の音を聴く場所なのかもしれませんが~

この円錐は高さも直径も7メートルなのだとか。

 

そういえば友人が、最近探しているのは七つ葉のクローバーだと言ってましたが、

この「隠された庭への道」作品群のこだわりは「7」だそうで、偶然の一致でした。

 

今日あったのは五つ葉でしたが。

 

あいかわらずまとまりない散漫な文章ですが、お許しを。

 

たくさん歩いて足は疲れたけれど、

気持ちの良い森の中、穏やかで楽しい一日でした。

友人にも、芸術の森にも、感謝感謝・・・

 

「岩合光昭 ねこ科」「月光ノ絵師 月岡芳年」ともに7月23日まで

札幌芸術の森美術館&野外美術館

札幌市南区芸術の森2丁目75番地

 

 

 

コメント (2)
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