平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

大河ドラマ「風林火山」、燃えるぜ~川中島の合戦、謙信VS信玄の映像が美しい!(動画あり)

2016年07月29日 | 大河ドラマ・時代劇
 大河ドラマ「風林火山」の動画を見つけた。

 川中島の合戦!
 山本勘助(内野聖陽)に戦う意味を問う宇佐見定満(←緒形拳さ~ん・涙)!
「愚か者! 一国を滅ぼしてまで何のために戦うのか!?」
 この答えは後半に出てくるんだけど、この時、上杉の陣から白馬の武者が飛び出してくる。
 上杉謙信(GACKT)だ!

 鬼神のごとく武田の陣を突破していく謙信!
 カ、カッコいい!
 燃えるーーーー!
 謙信は一直線に武田信玄(市川亀治郎)の方に向かっている。
 信玄を助けるために後を追う勘助。
 しかし、謙信の馬足は速く、たちまち武田の本陣に迫る。
 本陣では微動だにしない信玄。
 まっすぐに迫り来る謙信を見つめる。
 そして……
 信玄に太刀を浴びせる謙信。
 これを軍配で受ける信玄。
 川中島の名場面だ!
 剣と軍配を交えること3回。
 決着がつかず、武田軍が救援に来たため、謙信は離脱する。

 一方、謙信の首を取るため追いかける勘助。
 先程の宇佐美定満の問いにはこう答える。
「生きるためじゃ! わが想うお人のためじゃあ!」
 おおっ!
 感動っ!
 このシーンは涙なしには見られない。
 数年後、この山本勘助が「真田丸」で徳川家康をやることになろうとは……!
 そして矢が刺さり、騎馬武者の剣で兜を弾き飛ばされて落馬。
 敵の足軽がまわりを囲み、何度も斬られるがそれでも戦う。
 まっすぐに白馬の武者の上杉謙信を見つめる。
 すべては、わが想う人のために。

 動画はこちら
 風林火山 GACKT謙信CUT(YouTube)

 こんな動画もあった。

 出陣に際して部下を鼓舞する謙信のシーンだ。
「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。
 何時も敵を我が掌中に入れて合戦すべし。
 死なんと戦へば生き、生きんと戦へば必ず死するものなり。
 運は一定にあらず、時の次第と思うは間違いなり。
 武士なれば、われ進むべき道はこれ他なしと、
 自らに運を定めるべし」(春日山城壁書)
 これの後に〝毘沙門天〟の旗が、〝乱れ龍〟の旗が掲げられる。

 様式美ですね。
 GACKTさんを謙信に起用したことといい、この作品には美しさがあふれている。
 旗もまた、この作品の魅力のひとつ。

 動画はこちら
 川中島へ出陣じゃあ(YouTube)

 こうして見ていくと、「風林火山」は名作だなぁ。
 画面にいるのは、男、男、男……。
 やっぱり大河ドラマの主人公は男がいい。
 GACKTさんの美しさと勘助の泥臭さの対照も秀逸。
 作り手のこだわりが随所にあふれている。

 
コメント (4)
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