「トップキャスター」テーマはこう。
「ニュースは事件を扱うだけでなく、人の心を扱うもの」
事件を面白おかしく突っ込んだり、激しく糾弾するのではなく、その裏にある人の心を報道しようという主張。
事件への理解が浅ければ浅いほど、安易なツッコミ・糾弾が横行する。
いわゆる瞬発力で物が言える。
新しい刺激、事件が次々と起きて、深く取材する余裕がない今のマスコミ。
椿木春香(天海祐希)の言う「地図のない宝探しをする」ような取材はない。
それへの批判だ。
もっともその理想が椿木の求める視聴率、スクープ、スキャンダルに結びつくかどうかは疑問。
椿木の人間性を現すエピソード
「800円の指輪の窃盗犯を捕まえるためにぬかみそ樽に3日間隠れていた」
「その800円の指輪は母親の形見だった」
では大きなスクープ、視聴率にはならない。
やり過ぎで飛ばされたキャスターなら椿木はもう少しワルに徹してほしい。
天海祐希は「女王の教室」を演じているのだから。
その点で椿木というキャラクターは甘い。
素材もテーマも「美女か野獣か」の二番煎じを免れない。
飛鳥望美(八田亜希子)も類型的。
仕事は二の次。いい相手を見つけて結婚できればいい。
椿木さんみたいに女を捨てたくない。
それでいて、友人のサトコが強引に取材をされそうになると、「彼女の人生はどうなるんですか?」と薄い正論を吐く。
しかし、特に行動は起こさない。
コメディエンヌ八田亜希子も中途半端。
アメリカの大統領は?「ブリントン」
最近のドラマはマンネリになっている。
本物、新しいものが求められる時代に来ているようだ。
★研究ポイント
今後のドラマのあり方
★名セリフ
ゲームをしているADにプロデューサーの石場(生瀬勝久)
「みんな(椿木に仕切られて)やる気がないんだろ?だったらあれくらい徹底しろ」
飛鳥、クローゼットを自分の部屋だと言われて
「まあ、なんて細長い部屋って、クローゼットじゃん」
八田亜希子初のノリツッコミ。
★名シーン
・番組オンエアの最中、カメラのカット代わりに席を抜け出て、取材続行の段取りをつける椿木。
カメラが戻ってくると、自分の席に戻ってトークを始める。
(報道ドラマならではのシーン)
・スポーツコーナーが終わったと同時に「たった今、事件が起こりました」と言って結婚式場の現場に切り替わる。
(報道ドラマならではのシーン)
・カメラが回っているのを知らず、お天気キャスターの飛鳥、暴言を吐く。
・元カレの暴漢が花嫁に差し出したものはブーケ。
さてはミスかと思わせておいて、次の瞬間、暴漢はナイフを取り出す。
★ちょっと一言
パンダみたいな犬を見つける方法が安易。
たまたまテレビの犬コーナーを見ていて、1位の犬が取材されていないことでパンダ犬ではないかと思う。
元カレの男がモニターに映って結婚式に潜入したことに気づく。
やはり安易。
元カレを探して船の中を探す飛鳥たち。
ディレクターの蟹原(玉木宏)が転んで、たまたま気づく。
これも安易。
「ニュースは事件を扱うだけでなく、人の心を扱うもの」
事件を面白おかしく突っ込んだり、激しく糾弾するのではなく、その裏にある人の心を報道しようという主張。
事件への理解が浅ければ浅いほど、安易なツッコミ・糾弾が横行する。
いわゆる瞬発力で物が言える。
新しい刺激、事件が次々と起きて、深く取材する余裕がない今のマスコミ。
椿木春香(天海祐希)の言う「地図のない宝探しをする」ような取材はない。
それへの批判だ。
もっともその理想が椿木の求める視聴率、スクープ、スキャンダルに結びつくかどうかは疑問。
椿木の人間性を現すエピソード
「800円の指輪の窃盗犯を捕まえるためにぬかみそ樽に3日間隠れていた」
「その800円の指輪は母親の形見だった」
では大きなスクープ、視聴率にはならない。
やり過ぎで飛ばされたキャスターなら椿木はもう少しワルに徹してほしい。
天海祐希は「女王の教室」を演じているのだから。
その点で椿木というキャラクターは甘い。
素材もテーマも「美女か野獣か」の二番煎じを免れない。
飛鳥望美(八田亜希子)も類型的。
仕事は二の次。いい相手を見つけて結婚できればいい。
椿木さんみたいに女を捨てたくない。
それでいて、友人のサトコが強引に取材をされそうになると、「彼女の人生はどうなるんですか?」と薄い正論を吐く。
しかし、特に行動は起こさない。
コメディエンヌ八田亜希子も中途半端。
アメリカの大統領は?「ブリントン」
最近のドラマはマンネリになっている。
本物、新しいものが求められる時代に来ているようだ。
★研究ポイント
今後のドラマのあり方
★名セリフ
ゲームをしているADにプロデューサーの石場(生瀬勝久)
「みんな(椿木に仕切られて)やる気がないんだろ?だったらあれくらい徹底しろ」
飛鳥、クローゼットを自分の部屋だと言われて
「まあ、なんて細長い部屋って、クローゼットじゃん」
八田亜希子初のノリツッコミ。
★名シーン
・番組オンエアの最中、カメラのカット代わりに席を抜け出て、取材続行の段取りをつける椿木。
カメラが戻ってくると、自分の席に戻ってトークを始める。
(報道ドラマならではのシーン)
・スポーツコーナーが終わったと同時に「たった今、事件が起こりました」と言って結婚式場の現場に切り替わる。
(報道ドラマならではのシーン)
・カメラが回っているのを知らず、お天気キャスターの飛鳥、暴言を吐く。
・元カレの暴漢が花嫁に差し出したものはブーケ。
さてはミスかと思わせておいて、次の瞬間、暴漢はナイフを取り出す。
★ちょっと一言
パンダみたいな犬を見つける方法が安易。
たまたまテレビの犬コーナーを見ていて、1位の犬が取材されていないことでパンダ犬ではないかと思う。
元カレの男がモニターに映って結婚式に潜入したことに気づく。
やはり安易。
元カレを探して船の中を探す飛鳥たち。
ディレクターの蟹原(玉木宏)が転んで、たまたま気づく。
これも安易。