平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ギャルサー 第3話

2006年04月30日 | その他ドラマ
ギャルサー第3回のテーマは「食べることの幸せ」「食べ物への感謝」。
毎回書くが幼稚園や小学校で教えてもらうことを土曜9時で真面目に描いているから素晴らしい。

ナギサ(新垣 結衣)は「食べることの幸せ」を否定してきた少女。
太る体質であった彼女は「食べないこと」で上に上がってきた。

まず、デブは人にバカにされる。
だから痩せて人にバカにされなくなった。
彼女はさらに痩せてきれいになった。
すると、エンジェルハートの黒組のリーダーになることができた。
みんなから一目置かれるようになった。
だから彼女は上に行くためもっとがんばった。
あと3キロ痩せれば、ギャル雑誌に連続掲載されると言われて必死に痩せようとした。
彼女の上に上がりたいという意識はさらに頑なになり、150万をリカ(岩佐 真悠子)が盗んだことにして追い落とそうとし、エンジェルハートのリーダーのレミ(鈴木 えみ)までもリーダーの地位から失墜させようとした。

こうしたナギサがシンノスケ(藤木 直人)には信じられない。
「食べることの幸せ」を犠牲にしてまでやらなくてはならないことなどないからだ。
なぜなら食べることは生命の源。
食べなければ、生きることを否定することになる。
それがシンノスケには信じられない。

また、人は食べ物から生命をもらって生きている。
もやしのような植物1本。
「小さくてもおまえに生命を分け与えてくれる」
そんな食べ物に感謝をしないで、捨ててしまうナギサが信じられない。

シンノスケは気づかせるために、罠の中にナギサを落とす。
ナギサは自分が上に立つために仲間を大事にして来なかったつけがまわってきて、仲間から総スカンを食っていた。
だから、シンノスケに罠に落とされてもヤケになり、仲間に助けを求めようともしない。
そして数日。
穴の中から植物が生えてくる。
シンノスケは大地と太陽、水の恵みによって植物が生まれることを示したかったのだ。
それが大事な1個の生命であることも。
そして感謝祭に行き、一杯のわんこそばを食べさせて「食べることの喜び」を教える。
ナギサはわんこそばを食べて言う。
「うまい!」

★研究ポイント
テーマ:「食べることの幸せ」「食べ物への感謝」
    「食べることの幸せ」を犠牲にしてまでやらなくてはならないことなどない。
    「食べ物は生命を分け与えてくれる」

★名セリフ
 シンノスケが物を食べる時に言う言葉。
 「ありがとう大地、ありがとう太陽、命をありがとう。いただきます」
 ナギサに仲間の反発。
 「ナギサさんは自分のことばっかじゃん。あたしたちのことなんか全然考えてなくて。だったらひとりで生きていけばいい。信じたあたしたちがバカだった」
 太っていた時のナギサの写真の裏に書かれていること。
 「つらい時にはこれを見ろ」

★ギャグせりふ
1.ことわざ「働かざる者食うべからず」にシンノスケ「どんなサルだ?」
2.1/3のラーメンに
  シンノスケ「モモ、がまんしろ。このおまわり貧乏だ」
       ※自分が居候であることを棚にあげたせりふ。
3.150万の犯人探しをしないことを言われて
  レミ「犯人探しをしたら、ギャルサー刑事が始まったとか思われるの嫌じゃん」
  きょとんとしてるメンバー。
  レミ「突っ込めよ。どうしようかと思ったじゃん」
4.5000円が戻ってこないで
 サキ「戻って来ないのかよ。5000円」
 シズカ「ていうか、あれサキの5000円じゃないじゃん」
 ※サキ、完全に貧乏キャラ定着!
5.常時接続が可能になって
  ジェロ~ニモ「ジョージ雪辱」
  この後、ボクシングでジョージが勝つシーンがイメージされる。
6.罠に落ちているハンバーガーを見て
  シンノスケ「ハンバーガーがかかっている!」

★ディティル
 シンノスケとモモは「のろし」で意思伝達ができる。

★追記
 今回のブーメラントーク
「大地の恵みとはブーメランのようなもの。本当に必要としているものの前にだけその実りをもたらす。これを我々業界では『ブーメランストリート』と言う。
♪帰らなきゃいけない♪」
「お~、ジェロ~ニモ、音痴!」
「違う、これは『ブーツを脱いで朝食を』のほうだ」
 ※西条秀樹ファン必見!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする