JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

Too Shy?

2006年09月20日 | ステージから
お誕生日の女性のために「何かそれらしい曲をお願いします」
というリクエスト。う~ん、こういうの好きですねえ。「"Happy Birthday"
を歌ってください」と言わないところが奥ゆかしい。
その女性「お酒は濃厚なのが好きですが、歌はサワヤカなのをお願いします
これもなんだかうれしいですね。影山「それじゃ、"A Foggy Day" 霧深い
ロンドンの街を歩いていた・・・あなたに逢って一気に霧が晴れて
一番ハッピーな日になった!という歌をお聴きください」

 2曲目にお届けしたのは濃厚路線で"Teach Me Tonight"
・・・(今夜教えてAからZまで)こちらはしっとりバラードで。
 以前この曲をあるバンドでやったときに、例によって後ろで
茶々を入れようとした某ピアニスト「AからZまでってなあに?」
影山(集中していてそれどころではなかったのでおもむろに振り向き)
「あ・と・で」ベーシスト(ピアニストを見て)「あれっ、何で赤くなってんの?
ピアニスト「いけね、照れちゃったよ、オレ」(爆笑)
 昨夜もこの歌の解説で盛り上がっているとき、所在なげに照れ笑いしている
袴塚・大津コンビ。お客様「いや~、エムズに来て、ミュージシャンの皆さんが
こんなにシャイな人たちだとよくわかりました。どうぞ一杯飲んでください!
袴塚「あっあの、おかまいなく。クセになりますから

 シャイといえば・・・エムズご出演のピアニストで、フタを全開にする方と
そうでない方がいらっしゃいますが、袴塚さんは一番小さくあけるクチ。どうして?
袴塚「だって恥ずかしいんだもん」たまにカメラを構える方がいると、フタの影に
必死で隠れようとします。マジな撮影のときに、ピアニストの顔が
切れてしまうので全開にすると隠れ場所がなくなって演奏が上の空になります。
(ウソ)
 不思議ですよね。人前で演奏したいからプロになったはずなのに、
「ボ、ボク端っこでいいです・・・」このうらはらさは何?