愛宕神社は1603年、徳川家康の命により、江戸の防火の守り神として
「火産霊命(ほむすびのみこと)」を祭ったもので、江戸で一番海抜の高い神社であり、
江戸湾を見晴らす観光スポットとしても有名でした。
愛宕神社の由来など
毎年6月23/24両日は、「千日参り」といって、この日にお参りすると千日分の
ご利益があると言い、庶民の常備薬(子供の虫封じや婦人の癪に良く効く)であった
ほおづきの鉢を売り出すことでも知られています。 もっとも、当時のほおづきは
もっと小粒の、煎じて飲むのに便利なものだったそうで、現在は、鉢植えの花や葉や
赤い実を楽しむものだそうですが。
さらにこのお祭りは「夏越の大祓(なごしのおおはらい(え))」(半年分の厄払い)も
兼ねていて、大きな「茅の輪(ちのわ)」をくぐります。
今宵のお当番はパクリン氏こと、小林洋さんです。
明日は夏至=一番昼の長い日・・・まだ明るい日暮れ時のジントニックや
ハイボール、ご一緒にいかがですか?
まだ先の話ではありますが・・・8月28日(土)
『パクリン1001合奏団[C]』決定いたしました
例によって、15:30~、18:30~入替制 4,000(1drink)
ご予約お待ちしております。
洋さんの掲示板(ご予約受付用)
または、エムズサイト内[Contact]より
(8月28日昼の部/夜の部の別と、人数をお書き添え下さい。)
ある原稿を書いていて、その企画のスタッフにチェックしてもらっていた時のこと。
A「この表題の“聞き書き”って言葉ってあるんですか?」
・・・は?ええまあ、さほど多用はされませんけど、インタビューほど
意識的にでなく、通りすがりの小耳にはさんだというほど弱い意味でもなく、
たまたま雑談している中で「へええ、そんなこともあるんですね」と、
興味をひかれたことなどを記事にする場合に、使いたい感じの言葉ですが・・・
件のA氏、手元のネット辞書を検索して
A「あ、この言葉載ってましたのでオッケーです。」
・・・なんかむかつく・・・なめんなよ・・・
どういうワケかマイクを持つ、ピアニスト森丘さん
昨年10月発売の山田晃路さんアルバム「A Million Thanks」に入っている
オリジナル曲の解説です。
(このアルバムは、全曲メンバーのオリジナル、
聴き応えがあってなおかつ聴きやすい)
「ボクのオリジナル『ドルフィン』です。これは、曲が先にできて,聴いた仲間が
『なんかイルカが泳いでいるみたいだね』というので『ドルフィン』になりました。
できてから、『じゃ、イルカを見に行こう』と品川の水族館に行きました。
ショーの中で一匹だけオスで、どんくさくて高く跳べなかったりして、いわゆる
お笑い担当の人気者のラッキーちゃん、というのがいました。『可愛いね~』で
帰ったんですけど、数カ月後ニュースを見ていたら、『品川のラッキーちゃんが
亡くなりました』で、びっくりして悲しくて、それ以来この曲は、彼に捧げる曲に
なりました。狭いプールの中でなく、広い広い海を泳いでいる感じで、今日は演奏したいと
思います。」
ナマ『ドルフィン』発売前からエムズでは聴いていて、私も大好きな曲です。
ちなみに、彼の演奏は卓抜して流麗ですが、MCはかなり時間がかかります。
次のステージでもMCは絶好調
「只今の曲は、『ワルツ・フォー・ルース』と言って、ベーシスト:チャーリー・ヘイデン
と言う人が奥さんに捧げた曲ですが、山田さんも、何か奥さんに捧げた曲、ないんですか?」
山田「(憮然として)アルバムの中の『レイニー・ブルー』がそうだよ。」
森「えっ!!なんでそのとき言ってくれなかったんですか?だったら、
また別の気持ちでレコーディングできたのに」
・・・なんだそれ?
森「じゃ、それやりましょう。えっと、奥さんのお名前、なんでしたっけ?」
山「いいから!」
演奏のあと
森「あ、思い出した!れい子さんだ!そ~か、それで『レイニー・ブルー』なんですね。」
山「もういいって!」
森「も~、照れ屋なんだから」
演奏以外は笑いっぱなしでしたが
影山「森丘さん、いつからMCしてるの?」
森「エヘヘ、今日からです♪」
う~~ん、期待できるかも・・・ラッキー森丘・・・
『パクリン1001合奏団Vol.2』
5日(土)15:30~、18:30~
今回も二つのメドレーを含む、20数曲を片っ端からお届けいたしました。
例によって、前夜からほとんど不眠不休でアレンジに取り組んだパクリン氏こと
小林洋さん、当日リハでは
「ほとんど夢の中」だったそうですが、本編では全開
「だいたいね、Bで始まる曲ってなぜかラテン系のものが多いのよ。
(Brazil,Besame Mucho,Begin The Beguine,Blue Tango・・・)
でさ、ドラムがいないでしょ?ということは、ボクとベースの
横山くんはずうっとリズムを刻んでないといけないわけ。
手がつっちゃってさ」
「オマケにビギンザビギンなんて、108小節もあるんですよ、ア~タ、
普通の3曲分だよね。108だなんて除夜の鐘じゃあるまいし・・・」
「ま、ボヤイててもしょうがないんでやりますけどね。やりますよ
アタシはどっかの人みたいに夕べまでは『やめません!』って言ってて一夜明けたら
プイっとやめるようなことはしませんマニフェストは守り抜きます」
余談:
「ミキちゃん、'Blackbird Of Happiness'って何だろうね?」というご下問がありましたが、
調べてみたら'Blue Bird Of Happiness'でした。普通じゃん!寝ないでアレンジ書いていて、
青いものも黒く見えて来たのかもしれません。おいたわしい・・・。
しかし!「B」で挫折されるわけにはいきません。
やり抜いていただきましょう!多分十年計画で。
管弦楽スタンダードとパクリン解説を堪能したお客様たちの帰り際の一言
「次は秋くらいですか?十年計画となると、客席も代替わりしたりして?」
・・・気合十分でございました。
メンバーも打ち上げ後「C」の項の曲をチェック、
「あ、28曲あるよ。二回に分けないと無理かな?」
洋さん「・・・・私は帰って寝ます!」
・・・しかし密かに「次は『C調』だから大丈夫かも」とつぶやいておりました・・・。
ミツバチたちがヤキモチを焼くよ
ボクとお出かけする君を見て
そりゃ当然だよね だって君がステキなんだもん
君が行き過ぎると 花たちがうなだれてため息をつく
だって君のほうがずうっと甘いんだもの
だからさ ボクには砂糖が必要ないんだ
お茶の時 君が僕のカップをかき混ぜてくれるだけで
たっぷり甘くなるからね
君にキスすると唇から蜜が滴るみたいだ
なんて甘~い ハニーサックルみたいな人だろう!
濃厚な?戯れ歌として名高いこのナンバー
そしてなんと今がまさに満開
こちらが「ハニーサックル」=「すいかずら」です!
木立の陰に延々と蔓を這わせて咲き誇り、小道には得も言われぬ甘い香りが
漂っております。普通の南国の花よりもむしろ優しい香りですが。
お砂糖不足の時代には、この花を摘んで唇にあてて吸ったとか。
英語名も和名も「蜜を吸う」という意味で全く同じ。
歌のほうは結構頻繁に調子良く演奏されますが、女性がこれを歌うと、
ヤバいほどの連想をかきたてるのもまあ、しかたのないことかと思われます・・・。