JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

良い連休を

2010年04月28日 | Information

 ようやく雨もあがったようです。
冷たい雨模様の「春」も、きっと今日でおしまい。
明日からは輝く「初夏」へ・・・と願いたいものですね

 今夜(28・水)は、エムズとしては珍しいドラムス入りのピアノトリオ:
江草啓介(P)和田弘志(B)近藤和紀(Ds)
秋の四国ツアーでお馴染みのメンバーです。
みんなで楽しくはじける一夜になることでしょう

 明日(4/29・木祝)『フラワージャズと映画音楽の昼下がり』
14:30~
満員御礼

 4/30(金)~5/5(水)エムズはお休みさせていただきます。

 どうぞ皆様、良い休日を。5/6(木)より通常営業です。
連休のお土産話を楽しみにお越しをお待ちしております。



連想・・チューリップの歌から・・・

2010年04月27日 | つれづれ

 前出'When You Wore a Tulip'(君がチューリップを飾ったあのとき)は、
29日の深澤トリオとの『フラワー・ジャズ』(花にまつわる曲の数々という意味
:私の勝手な命名)の中の一曲として仕込んでおります。

 ジュディー・ガーランドとジーン・ケリーが舞台で歌った録音では、バース部分から
語っていますが、私たちの現場で演奏されるのは、真ん中のコーラスの部分だけでしょう。
後半の「バース2」部分は歌詞資料があったので訳してみました。

 で、思い出したこと・・・
歌舞伎の新作物に「ぢいさんばあさん」(森鴎外作)という演目があります。
人もうらやむオシドリ夫婦、周囲も当てられっぱなし、という美男美女のカップルがいました。
ところが、意地悪な同僚に喧嘩を売られて思わずかっとなってそれを買ってしまった夫、
はずみで相手を死なせてしまいます。非は殺されたほうにあったので、夫は
「他家お預けの身」となり、37年という永い間妻と離れ離れに暮らすことに。
 妻は主家に重宝されて奥勤めをし、今でいうキャリアウーマンとして立派に務めあげて、
いざ夫が許されて帰って来る日、新婚の日々を過ごした懐かしい家で、甥っ子夫婦の計らいで
再会する、という場面。・・・あのときはまだ細かった庭の桜の木が、立派な大木になって
いるのを感慨深げに眺める夫(すっかり好々爺になっている)の元へ、籠にのって妻が
やって来ます。籠から出た妻の髪はほんのり輝く白髪。足元もときどきおぼつかず、
二人は最初お互いがわからずにいぶかしそう・・・。
 玉三郎と仁左衛門(当時は孝夫)のコンビが相思相愛夫婦の若いときと老齢とを演じるのを
見たとき、微笑ましさと人生の無常とを同時に感じてグッときた、なんとも良いお芝居です。
玉さま最近美しい白髪の鬘がお気に入りなのではないかと思えるほど、老婦人の熱演が
目立ちます。

 世の中に翻弄され、辛い思いもたくさんして年を重ねていく・・・
でも、その折々の自分と愛する人たちを、いつでも美しいと思えて
好きでいられたらいいですね。


 

When You Wore a Tulip (and I Wore a Big Red Rose)

2010年04月27日 | 生ジャズ

古いケンタッキーの庭で君に出会った
眩しい日差しの中 君はキンガムのドレスを着ていた
僕は君の髪に黄色いチューリップを飾ってキスをした
君は僕の上着に珍しいバラの花をピンでとめてくれた
永い時間が過ぎても 君の愛らしさは変わらない
今でもとても愛しているよ
あの日の君も忘れられないけれど

君が黄色いチューリップを飾り
ボクが大きな赤いバラをつけたあの時
君が僕を抱きしめてくれたあの時
他の誰も知らない天国にいるようだった

君が僕を「愛しいひと」と呼んだとき
人生はこの上なく楽しいものになった
青い草が萌えていたね
君の唇はジュレップより甘かった

君が大切にすると誓ってくれた愛は
年月が過ぎても色褪せてはいない
ボクの恐れを吹き飛ばしてくれた
君の声はまるで音楽だ
君は遠い幸せな日と同じ 愛らしい少女だよ
今は銀色の髪の毛になったけれど 心はきっと金色だね
君の頬はもうバラのように赤くはないけれど
でもねダーリン、
僕には かぐわしい白いバラが咲いているような気がするよ



五月のエムズ・スペシャル

2010年04月25日 | Information

 『ピアノの魔術師』再び!

 3月7日の「ジャズひな祭り」で、小粋なピアノ・プレイで
オーディエンスを魅了した『秋満義孝さんオン・ステージ』です


 5月22日(土)18:00開場 18:30開演
 \4,000(1drink) 25名様限定 ご予約のみにて


 美しいカクテル・ミュージックに酔いしれる夕べをご一緒に
・・・・・w/影山ミキ(Vo)
永年の仲良しにして、名手アルトサックス:五十嵐明要さんの
ご参加(友情出演)も予定されております

 ご予約・お問い合わせ:03-3574-5508(平日18:30~)
 またはこのサイト内の[Contact]よりアクセスしてください。

 かなり早い段階での売り切れが予想されます。
お早めのご予約をお待ちしております。





The World We Knew (Over and Over)

2010年04月22日 | 生ジャズ

繰り返し繰り返し あの頃のことを想う
君が僕と並んで歩いていたころ
信じられないほど あり得ないほどこの世界はステキだった
二人が恋していたあのとき

ネオンサインはそのまま星の光になり
太陽も月も僕らのものに思えた
一緒に歩く道は金色に輝いたけれど
君にとってその夢は 重荷になったんだね・・・

今 僕はくりかえし あの想い出の世界を追い求める
君が僕を愛していてくれたころのことを


『みんなが若かった頃のジャズ』

2010年04月19日 | ステージから

 18日(日曜日)河辺軍団とそのファンが集結したエムズにて

 もちろん、オールドファンは多かったのですが、河辺さん始め
メンバーが以前に教えていらした生徒さん達、まだ20代の方々も。
「『みんなが若かった頃』って言われても・・『ボクたちはいなかった頃のジャズ』
って感じですよね」・・・確かに。
満員御礼の出た狭いスペースで、代わる代わる席を譲ってくださり、
本当にありがとうございました。

 河辺さんの小噺も絶好調、遊びにみえた光井さんが
1ステージ2曲ずつ歌ってくださり、最後のステージではコルネット・ソロも
ご病気以来の共演・再会の方々は
「音は十分出なくても、光井さんの“歌心”は変わらずしっかり聴こえてくるよね」と
大喝采

 オーディエンスの誰もがラジオから、TVから、レコードから流れてくるのを、
(または現場でナマで)聴いたことがある、美しいスタンダードの数々を、
至近距離で堪能。
何年ぶりかのエムズでの共演:クニちゃんこと八城邦義さんのドラムスも、
松平さんの融通無碍なクラリネットの音色もエムズの空間に溶けあい、
それそれが心地よさに身をゆだねていられた楽しい夕べのひとときでした。

 みなさまの健康状態とお天気と相談しつつ、恒例の催しとして
また企画したいと思っています。





四月のエムズ・スペシャルその③

2010年04月16日 | Information

 もうすぐゴールデン・ウィークですね。
連休初日となる4月29日(木祝)
また一味違うアフタヌーン・ライブを企画いたしました。

『フラワー・ジャズと映画音楽の昼下がり』

 深澤芳美(P)菊池一成(B)中藤節子(Vin)
 影山ミキ(Vo)

 『ムーンリバー』『シェルブールの雨傘』『時の過ぎゆくままに』などなど、
名画の中の名曲の数々をヘップバーンやドヌーブ、ボガートになった気分に
浸っていただけるように、心を込めてお贈りします。
 折しも当日、すぐそばの「みゆき通り」では、『フラワー・カーペット』なる催しが
行われていて、その朝富山から直送のチューリップの花びらで、路面にいろいろな
図柄を描き、通りは一面のお花畑になります。;
銀座(中央)通り~西銀座(電通)通りの間
チューリップの苗木も無料配布とのこと。

参照:銀座みゆき通り「フラワー・カーペット」 
映画音楽のほかに、花にちなんだ曲の数々もお届けしたいと思います。
 ご家族・お友達とお散歩がてらにお楽しみいただければ幸いです。

14:00 開場 14:30 開演 ¥3,000(1drink)
定員25名様 要ご予約 3574-5508(平日18:30~)
またはサイト内[Contact]よりアクセスしてください。

こちらも売り切れ間近です!



If I could be with you (one hour tonight)

2010年04月15日 | 生ジャズ

とてもブルーなの どうしていいかわからない
一日中貴方を想い焦がれている
あなたを追い払うなんてどうかしていた
今になって貴方を想って夜も昼も悲しみに暮れている
とても不幸せで満たされない気持ち
あなたさえ傍にいてくれたらきっと幸せだと思うのに

もし傍にいられたら 
とても強く とても永く愛するでしょう
決してあなたを離れないわ ハニー、
どうしてこんなに愛しているのかあなたに伝えるまではね
今夜もし一時間でも一緒にいられたら
そして したいことがなんでもできるのだったら
ぜったいブルーになんかならないわ
本当よ もし今夜一緒にいられるならね


ほぼ満員御礼

2010年04月15日 | Information

4月18日(日)『みんなが若かった頃のジャズ』
おかげさまで、ご予約が25名様を超えました。
 心よりお礼申し上げます

「せっかく都合がついたのに!」という方、いらっしゃいましたら、
直接エムズにお電話でお問い合わせくださいますよう・・・
 3574-5508(平日18:30以降または当日16:00~)