JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

愛好会の夕べ

2013年07月29日 | ステージから

 27日(土)トワイライト・タイム(17:00~19:3)に
Standards[C]』を決行いたしました
 
 この企画だけは「真面目にちゃんと」を連発しながら取り組む
小林洋さんのピアノ演奏と私の歌のそれぞれ25 ~30分で、1時間ステージを二回です
同じ「A~Z」のスタンダードを網羅する企画『パクリン1001合奏団』に対して
この企画は、1001に入っていない、でも良く演奏される、いわば現代の私達の現場の
愛唱(演)曲集、というわけ。
普段は1ステージに2曲と決めていますが、続けて5曲歌うと、「舞台に出ている」
感覚が強くなります。もともと私は大きな舞台もかなり好きですし、
歌だけに集中して良いときには、普段歌わないタイプの曲もそれなりにやって面白いとは
思うのですが、平日のステージに頻繁に歌うレパートリーに入れるかどうか、というのは
個人的好き嫌いよりも、その曲の持っている個性・・・演奏家が表現したい部分が
一般的な酒場の空間(静かかざわついているか、など)にマッチするかどうか、が
ポイントになります。
 たとえば'Cry Me A River'なんて曲は、シリアスで「ドッコイショ」になるので
現場ではあまり好みません。 ジャズバーのステージでは、先輩たちのいわゆる「小唄」
・・・鼻歌で表現できちゃうくらいの「人生ってそんなもんさ」くらいの、
シャレのめした感じのものが一番ピッタリくるのです。
ま、それこそ個人的な好みとも言えますけれど・・・
次回の愛好会[D]は9月28日(土)の予定です

 さて本日29日(月)ジャズバーエムズは営業しております。
月末の月曜日のみは、深澤芳美さんのピアノ・ソロでお楽しみください

デュエットの妙

2013年07月24日 | ステージから

 昨日のスコールは凄かった傘をさして、ビルの庇の下に
雨宿りしていても、道に叩きつける雨のしぶきでびしょぬれ
こんな気候、とても身体がついていけないゼ

先週の甲斐恵美子トリオの時に、ギターの辻さんと二度目のデュエット
"Love Me Tender"に挑戦しました。 前回思いつきでやって、意外とうまく
いったので、今回はエンディングもちゃんと打ち合わせて・・・・
ところが本番、辻さんは何を思ったか、最後の瞬間に裏切り
「サビから繰り返してさらに最後の4小節を繰り返して終わる」と言ったくせに
ベースの河原さんに
「ここ」と指示を出して二人でいきなり最後の4小節に行っちゃったのです
自信を持ってサビから歌おうとした私は置き去り
なんじゃそりゃ~~
辻「ゴメンゴメン、一瞬真っ白になっちまった
私「あんなに打ち合わせで“クドく“繰り返す”って言ったのに」
辻「そーだよね~~やっぱいい加減だな~~」
私「私ひとりまちがったみたいじゃん
辻「・・・・ゴメン言うとるやないけ(逆ギレ)」

 だいたいプロ同士、というかソロで歌うモノ同士で綿密に打ち合わせたり練習をしたりすると
なぜか本番ではうまくいかないことが結構あります。 お互いの呼吸をはかりながら
即興で合わせようとする方が事故は少ない。
 そしてもれなく、どうしたらうまくいったのかの詳細はまた忘れてしまうのです。
刹那的な人種と申せましょう。

 今夜は永年のデュエットの相方;高浜さんのソロ。
こちらはもうその教訓が身にしみているので、無駄な抵抗はせず、成り行き任せの
コンビネーションこれまたなぜかそのほうがピッタリはまるんですね~~

 スコールにつかまらないように、ちょっと覗いてくださいませ

手を替え・・・・

2013年07月23日 | エピソード


 今日は『大暑』これから『立秋』(今年は8月7日)までを『暑中』と言う。
したがって、「暑中見舞い」はこの期間に出すものです。
8月7日を過ぎたら、同じように暑くても、「残暑お見舞い」にしなければなりません。

 暑中お見舞い申し上げます(声を大にして)

 写真は21日(日)に行われた『パクリン1001合奏団』のライブより。
ベースの佐藤ハチさんがアルトを演奏、チェロの橋本あゆみちゃんがベース・パートを
バイオリンの小塚さんは楽器の胴部分を指で弾いてパーカッションを務めております。

 4年目をひた走る『1001弾き倒し楽団』おかげさまで「A」から始まった苦難の道のりも
「T」までまいりました。残すところはあと3回であろう、というパクリンこと小林洋さんの
見通しです ここまでのファンの皆様の応援に改めて感謝申し上げます。

 一方、洋さんと私の二人で始めた『♥Standards』(スタンダード愛好会の夕べ)は
今回やっと「C」の項です。 1001曲集に入っていない歌物を中心に、力の限り歌い、
演奏するこれからの遠い道程が、実はとても楽しみな“歌手・影山ミキ”です。
こちらは細々と、ではございますが、スタンダードの歌に興味をお持ちの方、聴きごたえは
充分と自負しております ぜひシリーズで聴いていただけますよう。
7月27日(土)17:00~、18:30~(それぞれ一時間弱)\3,000(1drink)
途中入退場もOK、お持込みも自由です。 ただ、サーブするのも私一人ですので、
歌っている間はお世話出来ませんこと、ご了承くださいませ

プロアマの一夜

2013年07月15日 | ステージから

 13日(土)かねてよりご案内と早々の満員御礼を出しておりました
エムズ初の企画『e-PAQ』トワイライト・ライブが大盛会のうちに終了いたしました
バンマスの松平さんは素晴らしい気合いと行き届いた心配りのMCで1時間強の2ステージを
仕切ってくださいました。
松平「このように暑苦しい気候の中、『大人の隠れ家』ともいえるジャズバー・エムズに
お運びくださいましてありがとうございます。 え~~、クラリネットという楽器は
他の管楽器と違いまして、このような高温多湿の気候にも負けない防カビ効果と
抗菌作用を持つ優れモノでして・・・・あれっ信じました
ウソです
 熱演のあまり、終了時には「気合い入れすぎましたかね通りすがりの方が
気が楽ですね

 しかし混成トリオのコンビネーションも心地よく楽しく、
私の歌も入れると20数曲の一曲一曲に聴き入ってくださった
オーディエンス(半分は初めてエムズに見えた方々でした)の雰囲気も合わせて、
まぎれもない『大人のライブ』だったことをご報告いたします。

 こういう催しの時だけは、エムズがもう少し広いといいなあ、と思います。
もちろんプロもアマもそれぞれにお忙しい皆様ですが、またぜひ企画したいと
思っております。 お礼の気持ちを込めて・・・・

もはや・・・

2013年07月11日 | 季節
気分はこんな感じ。(このブログの背景のことです)
7月の声を聞いたとたんの猛暑
照りつける昼間も煎り殺されそうですが、夜中に帰ろうとして外に出ると、
熱く重い空気がもわっと体を包んで今度は蒸し殺されそう。
要するに、殺人的な暑さです
 どうぞみなさん、ご無事でいてくださいね

8月のスケジュールをアップしました
日々「熱い演奏を」と言いたいところですが、この時期
それはあんまりうれしくなさそうなので
「音楽で緩んで涼んでください」と、いうことで・・・・
夏休み前に、お目にかかれるとうれしいです

今月のサービス・ウィスキー

2013年07月05日 | バーカウンター
え~、これは「マッカラン・ファインオーク」といいます。
「ザ・マッカラン12年」は、なかなか人気の高いスコッチですが、こちらは
弟分というところ。ビンテージは同じ12年です。
印象としては、やや木の香(樽香?)が強く感じられて、ハイボールにすると
スッキリ飲める、かな?目下の私のお気に入りです。

 通常\1,300のところ、今月いっぱい\1,000にて。
湿気の強いこの時期、どうぞ試してみてください


7月13日のプロアマ・コラボ『e-PAQ』は、おかげさまでご予約が
定員を超えました
女将も楽しみにしております


7月のお知らせ

2013年07月01日 | Information
今月のジャズバーエムズは
1日、8日、15日(祝)22日の月曜日をお休みさせていただきます

13日(土)17:00-20:00
『エムズ・プロアマ・カルテット(e-PAQ)』
¥3,000(1drink)おつまみ等持込み自由にて
(出演者、詳細については、ブログの前頁をごらんください)
お席は残りわずかです

21日(日)16:00-18:30
『パクリン1001合奏団[T]』\4,000(1drink)
小林洋(Arr,P)宮野裕司(As)小塚泰(Vin)橋本歩(Cello)佐藤ハチ恭彦(B)
w/影山ミキ(Vo)

27日(土)17:00-20;00
Standards[C]』\3,000(1drink)おつまみ等持ち込み自由
小林洋(P)影山ミキ(Vo)

 ご予約お待ちしております。