JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

冬支度

2012年11月30日 | 季節
 お花とともに昨夜届きました。
影山の実家の柚子です
今年は少量しか実をつけない年で、あまり栄養が行きとどいていない子たちですが
これで作るフィズやリッキーは格別です
グラスの中から立ち上る、キラキラの冬を感じてください

本日『9周年記念Special』です♪

2012年11月30日 | Information
 皆様のおかげをもちまして、9周年を迎えることができました。
これまで出会ったすべての方々と場面とに、あらためまして心から感謝申し上げます。

 銀座の片隅から心地よい音楽と酒場の時間空間を発信する基地として
今後も深く静かに「魂をたぎらせて」10周年を目指したいと思います。

今夜はこのジャズバーエムズが始まる前からの仲間で先輩である
高浜和英(P,Vo)酒井一郎(B)両氏に、クラリネットの白石幸司さんが加わって
熱く暖かくスウィングいたします
 いつもと同じショウタイム、いつものように影山一人の仕切りです
ご不自由をおかけするシーンもあるかもしれませんが、そのあたりは
ゴージャズなステージと、気持ちばかりのサービスに免じてお許しいただき
できるだけたくさんの方々と乾杯してご一緒に楽しみたいと思います

 良い冬の始まりとなることを願いつつ、お待ちしております

jinx・・・ジンクス・・・縁起かつぎ?

2012年11月27日 | つれづれ
週初めの最初のオーダー:
「まずはシャッキリとギブソンなんかお願いします
マティーニよりはマイルドに、ですか?」
「いやいや、ドライにしてください
そこでドライベルモット少量とたっぷりジンをステアして、パール・オニオンを2個
沈めました
「く~~~っオイシーです
 何かちょっとした「いいこと」があった日の夕方の一杯目
こんなオーダーを受けると、「いいこと」が伝染するみたいに、こちらの気分も
しゃっきり浮き浮きしてきます

 「ジンクス・・・・縁起の良い(または悪い)こと、それをもたらす物、人」
という意味ですが、多くの場合不吉なほうに使われている感じ。
思いつく歌詞の中では
"Everything Happens to Me"・・・いちいち間が悪くて、起こってほしくないことがすべて
ボクの身に起こるような気がする・・・の中に出てきます。
「君に会って、このジンクスを変えられるような気がした
'I thought that you could break this jinx for me'けれど、やっぱりフラレた・・・」
う~~む

 そういう場合は
「Let's go to the bar for a drink to change our luck.」
(ゲン直しにバーで一杯やろうよ

ツアー・レポート

2012年11月26日 | ステージから
恒例のツアーの模様。
河辺楽団;河辺浩市(Tb)五十嵐明要(As)岩見淳三(G)小林洋(P)大津昌弘(B)八城邦義(Ds)
&影山ミキ(Vo)@高崎

 地元の有志の皆さんで何十年も続いている男性コーラスグループ、
河辺さんがこれも永年師匠を務めていらっしゃるビッグバンドの皆さんの
定例演奏会とディナーの後、ゲストプロ集団として登場。
なにしろお客様が全員音楽好きの仲間たちだけに、毎回大盛り上がりのステージになります。
 エムズでの影山しかご存知ない方々に、たまには歌手らしくドレス姿で、大人数のバンドで
歌っている場面をお見せしたいと思いまして。

 こういう先輩たちの音に包まれてよその舞台に出ると、ワケもなくうれしくて
「ああ、やっぱり私は由緒正しい(?)バンドシンガーでいたいんだな~~
とつくづく思う今日この頃。 駆け出しの頃には、こういう遠征や出前営業の
ステージもたくさんあって、ただ歌手として日々を生きていけるかな、となんとなく
信じていたところがありました。

 時代は変わってしまいましたが、ゴキゲンな時間と空間を演出するオーソドックスな
楽団の一員として、今後もできる限り活動していけたらと願っています

 『9周年Week』の始まりです
金曜日のスペシャル・トリオももちろん聴いていただきたいけれど、
いつにてもタイミングの合う日にご一緒に乾杯していただければ、
これ以上うれしいことはございません女将敬白

週末情報

2012年11月22日 | Information
11月24日(土)
『Vocal Session』17:00-19:00 \3,000(1drink)
サポート;袴塚淳(P)影山ミキ(Vo)
定員6名程度 ご予約ください。見学も可
19:00-21:00 は、通常のステージです。
セッションにご参加の方は、こちらも割引料金にて

11月25日(日)18:00-20:00 \3,500(2drink)
『Chiho Live Vol.10』
横山ち帆(P)中村新太郎(B)w/影山ミキ(Vo)
意欲満々ち帆ちゃんの、先月に続いてのライブ、
前回が「Vol.8」だったのに今回が「Vol.10」なのは、何と
その間にさらに一回、よそでライブをやっている、ということ
前回とほぼ同じメニュー(歌伴奏は追加あり)で、
進歩を見て聴いていただこう、という試みだそうです。
 一般のお客様も心地よく楽しめると思いますので、どうぞ覗いてみてくださいませ

今月情報

2012年11月16日 | Information


 深まる秋、紅葉が少しずつ冴えてきましたね

 ジャズバーエムズは、この11月末で、「9周年」を迎えます。
想像もできないほどの時間、とも思えるし、いつの間にか、という気もいたします。
 
 ただのジャズバーが銀座の片隅で淡々とやっていく、ということさえ、
とても難しい時代になっているのかもしれません。

 それでも、私たちパフォーマンスを仕事と生き甲斐とする者は、
あくまでも自分のスタイルを貫いていくことしかできないのです。
できる限り長く、音楽と酒場を愛する方々の基地であり続けられるよう、
日々同じように心和む時間と空間を提供し続けたいと思います。
 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

11月30日(金)『9周年記念Special』
★ウェルカム・ドリンク・サービスあり★
高浜和英(P,Vo)酒井一郎(B)白石幸司(Cl) w/影山ミキ
・・・世代も近い仲間で賑やかに盛り上がりたいと思います
 こちらもどうぞお出かけくださいませ。

  

今夜のご出演は『ギャグ・メッセンジャーズ』こと
小林洋(P)酒井一郎(B)のお二人です。
最近の洋さんはこの冠にさらに「ジ」をつけていることも・・・
(「自虐ネタのギャグが多いため

 週末のひとときをどうぞご一緒に

エムズ・カラー?

2012年11月14日 | バーカウンター

 頂き物ですけど・・・。
本当のエムズ・カラー(濃い目のオレンジ色)になるまで、
しばし飾っておきます

12月のスケジュールをアップしました
12月1日(土)17:00開場17:30開演(2ステージ、~20:00予定)
『Weekend Special』北島直樹(P)笠原本章(B) \3,000(1drink)
本当に久々の登場ですファンの方々ぜひ

12月23日(日)17:00開演(~20:30予定)
『Xmas Special』河辺浩市(Tb)小林洋(P)大津昌弘(B)w/影山ミキ(Vo)
\3,000(1drink)おつまみ等持込み自由にて

週末情報

2012年11月08日 | Information
今週土曜日11月10日
18:00開場18:30開演 『Y's Cafe』
深澤芳美(P)菊池一成(B)下間哲(Tp,Vo)w/影山ミキ
\3,000(1drink)おつまみ等持込み自由


 久々下間さんの登場です
この日は昼間、「新宿トラッドジャズ・フェスティバル」が催されていて、
ミュージシャンやジャズ好きの方々が、そのまま流れ込んで来る
という予定
盛り上がりによってはかなりの勢いかもしれませんね
 銀座の夜は大人バージョンでいきたいものですが・・・
初めての方もどうぞお気軽にご参加くださいませ

不測の事態!?

2012年11月08日 | エピソード

 あまりないことなのですが、足元の危なそうな方とか、初めてで不案内な方を
戸口からエレベーターまでお見送りすることがあります。
なにしろスタッフは私一人ですから、ステージに出ているとき、席をはずすときには
電話線を抜いているか子機を持っているようにするのですが、
昨夜、お見送りに出た数十秒のタイミングに電話がかかってきました
戻って来るとなんと、ピアニスト小谷さんが受話器を取ってしゃべっています。
「あ、ミキちゃんに代わります。」
知り合いの方から「これからお客を連れて行っていいか?」という問い合わせの
電話だったのですが、
「いきなりマスターのいる店になったのかと思いました
そりゃ、ビックリしますよね
まさに一瞬のエア・ポケットでした
「すいません、間違えました」って切られなくてよかったです
 油断は禁物

秋の気配が濃くなると・・・

2012年11月02日 | バーカウンター

 ていうか、陽が陰るとすでに初冬の雰囲気すらします。
「今年は秋がない」と文句を言う方が多い。

 今夜はオール・シーズン&全天候対応型トリオ:
五十嵐明要(As)森田潔(P)谷口雅彦(B) w/影山ミキ

 で恒例の『今週の女将のキラー・カクテル』ですが、
先週リクエストされた『三大エッチ系カクテル』(何と言うネーミングなんだ
二番手がコレ『Between the Sheets』です。

 ブログ内で検索してみると、なんと2005,2006,2007年と、三年続けて
この同じ季節に記事があるのです
お蒲団が恋しくなり、ブランデーもソーダでわざわざ割ったりしないで濃厚な味を
チビリチビリと楽しめる気温と湿度になってくると、なんだか気分も
こういうイメージに馴染んでくるのでしょうね

 ブランデー、ラム、オレンジリキュールを同量入れて作るこのスタンダード・カクテルは、
名前からの連想はさておき(リクエストした方は名前だけで盛り上がっていたような
純粋に美味しい配合だと、私は思うのです