
ほんとうのキッスはとてもとてもステキなものだよ、と
誰かが教えてくれたとしても 全然信じなかった
私にはとても無理、と思っていたから
虹の足の果てにたどり着けばきっと あなたに逢えると
誰かに教えられたとしても
私にはとても無理、と言ったと思う
そんな夢を見ること自体
私にはありえないことに思えたけど
でも今は その美しい夢の中に自分がいるような気がする

あの頃の私に誰かが
一筋の月の光が荒れ狂う海を鎮めることもある、と言ったとしても
たぶん私は信じなかった
だけど今は信じられる あなたが傍にいてくれるから
この世に不可能なことなんて何もないと

1960年代の曲、というと、私たちのレパートリーとしては
なんだかとても新しいような気がするのですが(いつも1920
~40年代の曲ばかり演奏しているので

もう50年近くたっているのですね。
メロディーもなんだか不思議な、美しいバラードです。
8月最後の今夜は袴塚淳(P)大津昌弘(B)のDUO
こんなバラードがよく似合うふたりの演奏でゆったりと
お過ごしください。
