つれづれ・・「My One And Only Love」って・・

　この題名を日本語で言うとき、なぜか「マイワン　アンド　オンリーラブ」と
発音してしまっていました。その延長でなんとなく、「私のいちばんの
しかもたったひとつの恋」というイメージで、歌っていた気がします。
これは間違いではないけれど、厳密にはおかしい、と、ふと気が付きました。

　「one and only」という言い方は、業界では時々耳にします。
演奏家として「他にはいないスタイルを持った、優れた表現者だ」
という意味の賛辞で、「彼の音色やフレーズはワン　アンド　オンリーと
賞賛されている」というような使い方をします。
他と比べてどうであるとか、競って一番うまい、という
次元の話ではなく、尊敬と感動を持って、その人の演奏スタイルを
讃えるときに使う形容なのです。

　そこで、曲の題名です。
こう考えると、「My Love」（＝私の愛する人）に「one and only」をつけた
言い方だということがよくわかります。したがってこの題名は
「かけがえのない私の恋人」という意味だ、というわけですね。
なるほど～～。感動。
え？そんなことわかってましたって？
すみません、影山はいまさら気が付きました。

フレンチ・コネクション

「1971年に公開されたアメリカ映画、ジーン・ハックマン主演の
『フレンチコネクション』にちなんで命名されたカクテル。
イタリアを代表するリキュール『アマレット』と香り高いブランデーが
グラスの中で見事にマッチしている。・・・・・ベースのブランデーを
ウイスキーにかえると『ゴッド・ファーザー』、ウオツカにかえると
『ゴッド・マザー』になる。」

「 アマレット(Amaretto）は、アーモンドの香りをもつイタリア産の
リキュール。香りがアーモンドに似ているため原料もアーモンドを
使用していると思われがちだが、実際は杏仁豆腐等にも使われる
アンズの核を使用しているものが主流。 Amarettoとはイタリア語で
『すこし苦いもの』という意味。」

　命名はなんだかギャングっぽいですが、ブランデー好きには
いい感じのナイトキャップ。
これをオーダーする女性は「オトナね」という印象です。
　週末の夜のお供にいかがですか？

　今夜の演奏は高浜・酒井のレコーディング・ペア。
似合うカクテルはどちらかというと「サワヤカ」系かも・・

I Love Being Here With You

東へ行くのも　西へ行くのも
そうね　南もいいかもいれない
でも　たまに旅行で行くだけね
だってここにいるのが一番いいもの

海へ行くのも　山へ行くのも
そうね　なんでも　楽しめると思う
あなたが一緒にいてくれればね

シャワーを浴びながら鼻歌歌ったり
小さなことで笑い転げたり
人生って他愛もない　ゲームみたいね
どんなお天気のときだって
あなたが傍にいて
私の名前を呼んでくれる声が聞けたら
それでいいの

おいしいワインとお料理も好き
キャンドルを立てたステキな食卓の風景も
でもね　ダーリン
ほんとうに言いたいこと　わかるでしょ？
あなたとここにいられればいいの

巨峰のカクテル

　この季節のオススメは葡萄です。
五味スペシャルは、丁寧に皮を剥いて（剥かない種類もあるかも？）
お酒（ウォッカかな？）とクラッシュアイスと共にブレンダーにかけ、
トロリとしたフローズン・スタイルで。

　ようやく涼風の立つ今日この頃、フルーティーな週末は
いかがでしょうか？

エムズへの道・・・道に迷う人

　営業中。ケイタイからの電話あり。
「ありがとうございます。エムズでございます」
「あ～、今銀座にいるんだけど、ここはどこ？」
「・・何が見えますでしょうか？」
・・・
　こういうやりとりを、毎回なさる方もいます。
つまり、夜中、お酒が入ってからしか来たことがないので、
道を自分で把握していない、というケース。
なんだか遭難しているみたいです。
誘導サービスあり。

ノドが痛いときは・・

びっくりするほど暑かったお彼岸（和尚様も「80年生きてて初めてだ！」
とおっしゃっていました）を過ぎて、ようやっと秋の気配が
してきたかどうか・・・・？でも相変わらず湿度は高いから、
エアコンがなかなかオフになりません。

　「歌手の方って、どんな風に喉のケアをされているんですか？」
という質問を時々いただきますが、そうですね、頻繁にうがいをすること。
それから、できる限り声高に話さないこと。それだけですね。　
普通の方が、カラオケのやり過ぎで喉を痛めた、という話を聞きますが、
つまり間違った発声で声を出していると、そういうことが起こります。
自分の許容量を超えた音量とテンションで声を出していると、
必ず痛めますね。
　そうは言っても、お酒を飲んで、楽しく盛り上がっている場合には、
ありがちなことです。　

　ある深夜、「ノドが痛い」と言ったら、五味さんが作ってくれたのが
コレ。一見、「ウォッカオレンジ」とどう違うの？という出来あがりなのですが。
“ベーレンイェーガー”という、蜂蜜のリキュールをオレンジで割って、
甘味とアルコールを調節（企業秘密？）したもの。エムズの色合いにピッタリ！


　今夜は小林洋（Ｐ）根市タカオ（Ｂ）広津誠（Ｔｓ）のトリオに
上様ことクラリネットの松平さんもご参加くださるとか。
ゴージャズな演奏で、連休明けの時差をふっ飛ばしましょう！

September Song・・・人生の黄昏時？

昔若かった頃は
女の子を口説くのも　ゆったり構えていたもんさ
巻き毛を揺らしてかぶりを振る子がいたら
地球が２，３度回る間に　
真珠の首飾りの代わりに涙でかき口説く・・・
運が巡ってくれば　その子もなびいてくれた

春まだ浅い頃に若い女の子に出会い
歌と詞で求愛する
女の子も言葉とクローバーの指輪を返す
でもそういうことって
よく考えてみると　他愛もない戯言なんだ
ホントにとてつもない「時間のムダ」ってやつ・・・


５月から１２月までは
途方もなく長い気がする
でも９月になれば、一日は短くなる
秋が木の葉の色を変える頃になると
のんびり恋愛ゲームはしていられなくなる

時間は短くなり貴重になる
９月　そして１１月
この残り少ない貴重な時間を
ボクは君と過ごしたいんだよ

Rusty Nail （ラスティー・ネイル）

　スコッチ・ウィスキーにドランブイというウィスキー・リキュールを
加えたロックスタイルの男っぽい（？）カクテルです。
「『ラスティ・ネール』とは“錆びた釘”のこと。・・・
第２次世界大戦後に生まれた比較的新しいカクテル。しかし、使用している
ドランブイはウイスキーリキュールの中でも、最も歴史があり有名な
リキュール。・・・・
『ドランブイ』とはゲール語で“満足の酒”という意味。スコットランド・
スチュアート王秘伝のレシピを1906年マッキノン家が商品化したもの。
熟成15年以上のハイランド・モルトを中心に約40種のスコッチ、各種ハーブ、
蜂蜜などをブレンドした、贅沢なリキュール・・・・
『ラスティ・ネール』にオレンジビターズを加えると『スコッチ・キルト』に、
オレンジジュースを加えると『セント・アンドリューズ』になる。」

　この間ふと思いついて、「ラスティー・ネール・リッキー（ソーダ割）って
どうかな？」と言ったら、基本的に甘いのが苦手な私の好みを考慮して
五味さんが処方してくれたのは、ラガブーリンとドランブイを少量ずつ
（でも、１：１くらいかな）入れたもの。風味は「歯医者さんに行ったみたい」
甘味もサワヤカで、おいしく飲めちゃう軽い飲み物になりました。

実は今朝・・

　プロフィールをごらんになった方はご存知だと思いますが
影山は広島県福山市の出身です。　高校の先輩からのご紹介で
「エフエム福山（Radio BINGO）」の番組に電話で生出演しました。

福山出身で、いろいろな分野で活動している人を取り上げて
インタビューする、というコーナーで、今回の
「銀座エムズスタイル」の宣伝をしてくださる、というものでした。

　朝７：５０前後のコーナーなので、福山界隈の方は、
「出勤途中で聴いている」という方も多かったようですが、
東京方面には関係ないかな、となんとなく思っておりました。
　でも、あとで気が付いたのですが、「webラジオ」という手が
あったんですね！失敗！

エフエム福山
　近々また、別のコーナーに出していただけるかもしれませんので、
そのときは事前にご案内いたします。
　ただし、「バックで流れているはずのＣＤの音楽が聴こえなかった」
そうですが・・・。
　音のほうは、ＣＤでゆっくりお聴きくださいませ。。

「イケメン」の夜

　でも、ほんとうのお楽しみは３rdステージでした。
酒井「せっかく大きな楽器が２本あるんだからさ」というわけで
ダブル・ベースによる'Bug's Groove'　わ～お！

影山「んじゃ、相手を替えましょうか？」
Ｊ「え～～っ！そんな○×△なことしていいの」
お黙り。
　高浜・ジャンボペアによる演奏、その間、ハイテーブルで楽器と
一緒に一休みしている酒井さん、ベースのサイドをパーカッションに
しています。ソロになるとそちらを振り向く演奏中のペア。
いつのまにか酒井さんもしっかり参加して変則のトリオに。
　続いて袴塚・酒井ペアの演奏。このときもジャンボさんが参加、
ふたりのベースは変わりばんこに弓を使ったり、
ソロとサイドを交代しながら「合奏」を楽しんでいます。
（休んでいるときのジャンボさんはブラシを持っているつもりの
「エアー・ドラム」も披露）

影山「それでは高浜さんをフロントにお呼びしましょう！」
高浜「ええ？名人の伴奏で歌っていいの？（ニッコニコ）」
ふたりでマイクを持って歌のデュエットを。「ステキな貴女」では
スキャットなどもやっちゃう高浜さん。
「それじゃ、今夜の締めくくりに、昨日仕込んだ新しい（？）
レパートリーをお聴きください」
'Dream'の美しいコーラス（手前味噌！）のバックは
ダブル・ベースのトリオ。
　やったホントに５人一緒に演奏できちゃった。
ラスト・コーラスに差し掛かって
Ｊ「一郎ちゃん、楽器取替えよ！」
弾き手の入れ替わった２台のベース。　こんなこともやっちゃうし

客席から声あり。「ヨッ！『イケメン軍団』」
私はどうなるの？もしかして『イケないメンバー軍団』

　終わって「あ～～、おもしろかった」と握手を交わす４人、
粋なセッションを堪能した一夜でした・・・