18日(土)『Girl talk』
土井一郎さん門下のChiho(P)とChika(Vo)のおふたり、
ここ数週間、緊張のあまり「暗くなった」「職場で感じの悪い人になっていた」と訴えて
いましたが、たくさんのオーディエンスを迎えて本番ではちょうど良く?ハジケて
素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
師匠でピアノの土井さん始め、サポートを請け負ったベース山田晃路さんと、ドラムス
力武誠さん、細心の注意でリズムを支え、アレンジを盛り上げる技術と心意気は痛いほど
伝わってきて、カウンターでは
「なんてあったかい演奏だろうね
」という声も聞かれたくらい。
ここというポイントで、二人がそれぞれ弾きながら、歌いながらベースとドラムスのほうを見ると
「そうだよ!」と言っているみたいなアイコンタクト、終始パワーを送り続けたと思います。
プロアマ問わず、優れたミュージシャンと共演するということは、共演者の「行け!」という
気迫に勇気とパワーを感じて、それに反応してテンションが上がり、自分でも思いもかけなかった、
いわばひとつ壁を破ったような演奏ができたりする、ということで、それがライブ・セッションの
一番の魅力なのです。
2ndステージ、だいぶ緊張のほどけたChikaさんのMC
「力武さんのほうを見ると、必ずニコッとステキな笑顔が返って来るのでドキッとしちゃって
間違えそうになってしまって
」と笑いを取ると
師匠の土井さん「なんだ?思いがけない告白だなあ
」
それでまた一同大笑い。
とにかくこの力強いサポートに後押しされて、お二人は、若々しいまっすぐな演奏で、
十分に楽しみ楽しませるステージをやりとげたのでした。
余談:別の某ピアニストのレポート:
「生徒さんの発表会の伴奏は緊張するんだよね。相手が緊張してるのがわかるじゃない?
で、いつもはできることもパッと真っ白になってできなかったりする。
演奏中にうっかり目があったりすると
『あっ!ここで出るんだ!』と誤解して、逆に間違えたりするんだよね。
だから、『ハイ!』って感じでうながすポイント以外では、目を合わせないように注意しないとね。
」
なるほどなあ、プロがアマチュアのサポートをする、ということは
プロ同士のセッションよりも、何倍も気を遣うし熟練を要するものです。
ちなみに
本日20日(月)17:00~19:00 『プレ・セッション・クリニック』として
ボーカル・クリニックをいたします。
あなたの歌いたいように歌うためには、まずどうすればいいか?・・・
懇切なアドバイスとサポートを受けられますよ。
ピアニスト;小谷教夫さんと影山ミキがお相手いたします。
参加費\3,000(譜面作成費別途)
どうぞアクセスしてみてくださいませ。 見学も歓迎です