JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

アイリッシュ・コーヒー(エムズ版)

2006年09月08日 | バーカウンター

 蒸し暑くて昼間かいた汗が冷えて、風邪を引いてしまいそうな
肌寒い夜のために・・・

 耐熱グラスにアイリッシュ・ウィスキーをたっぷり入れて
バーナーで火をつけ、ある程度アルコールを飛ばします。
このとき、青い炎がゆらゆらしてとてもキレイ

 濃くいれたエスプレッソを注ぎ、柔らかめに泡立てた
生クリーム(植物性!)を浮かべて出来上がり!
 だからエムズの「五味スペシャル・アイリッシュ・コーヒー」は、
いくらか健康志向でいくらかイタリアンな感じですが・・・。


 受験勉強のお供に欲しかったな。
でも、いい気分になっちゃうし、寝ちゃうし、仕事に
ならないか・・・。
 週末の一夜ならいいでしょう。(こればっかり)

ワイン片手にピアノを奏でる恵美子姫のおそばで、
あなたもまったり、いかがですか?





 

ノスタル爺とハンカチ王子!?

2006年09月08日 | ステージから
 お若い頃からライブに通い、エムズに出演中のミュージシャンたちの
何人かともお親しい老紳士、たまたまカウンターが空いていなかったので、
一番奥のテーブル(私の譜面席)におひとりですわり、譜面の数々を
見ながら「ああ、これもいい、これもなつかしいねえ
そもそも私の(私たちの)レパートリーは、前にも書きましたが、
1910~1940年代のものが圧倒的に多いのです。
(もはや著作権フリーで、何ステージでも可能!)
「オレもねえ、リクエストする曲がみんな古いから、“ノスタル爺”と
呼ばれてるんだけど、この呼び名は結構気に入ってるんだ
なるほど。ウマイ!
 昨夜のリクエストは「春の如く“It Might As Well Be Spring”」
「9月の雨」とちょうど逆の設定で作られたもので、つまり「今は秋だけど、
恋をしているので春のような気分」という歌です。
「そうそう、これの出てくる映画を観たが、時期は収穫祭だったよ」
こういうお話をいろいろ聴くのが、また楽しいのですね


 初めて見えた熟年のカップルのリクエスト「“いつか王子様が”を
演奏でお願いします。」小谷・ジャンボDUOの演奏に大拍手、
ふと見ると、カラフルなタオルハンカチで汗をぬぐっているジャンボさん
「“ハンカチ王子”になろうと思って」・・・でも、
どっちかっていうと“キャプテン・サンタ”に似ています。

 かわいいハンカチではジャンボさんの汗に対応しきれなかったようで、
次のステージでは大きなスポーツ・タオルになっていました・・・・。