JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

Swing Guys & Girls

2005年10月31日 | 生ジャズ
10月16日(日)影山のホームタウン広島県福山市で市職員によるビッグバンド:ワーキングビーズ・オーケストラの25周年コンサートがあり、ゲスト出演しました。



永いお付き合いのあるバンドなのですが、間に8年間ほどブランクがあり、今回久々にお会いしてみると、なんと半分がSwing Girlsになっていました

アマチュアながらキャリアがあり、また、新しいメンバーのパワーも加わっ
て、十分に楽しめるステージができました。2ステージ目には今回のテーマのひとつ:「月の曲シリーズ」にちなんで、大きなお月様を背負っています。



いつもエムズで、また、仲良しの先輩方との小規模編成で仕事をしていると、何のリハーサルも必要なく、目と目でコンタクト、ですべてがその瞬間にできてしまいます。
でも、アマチュアで大編成というのは、入念な打ち合わせ、リハーサルを必要としますし、全員が揃うためにはかなり時間がかかります。ひとつの催し、それもプロとのジョイントを成功させるのは(他の仕事のかたわらなのですから!)大変なことだと思います。 

今回お互いにたくさん感じるところがありました。
もっともっと、プロアマは交流すべきだと思うし、ジャズを、音楽を楽しみたい、という大テーマを共有さえしていれば、さらにたくさんの良い機会が生まれると思いました。

その土曜日:新ユニット誕生!?

2005年10月31日 | 生ジャズ
 イヤ~~、楽しかったですねえ
久々のドラムス入りトリオで、いろいろなリズムや速さが
楽しめる爽快感もさることながら、(ジャンボさんは時々譜面を見ては
「イジメだ!」とか「ボクはお休み」とかブツブツ言っていましたが)
人同士のコンビネーションもおもしろく別の「エムズ亭」
バージョンが誕生したようです 前の記事のコメントにTBDさんが
書いてくださったように、ジャンボと近藤さんのボケ具合ツッコミ具合が
申し分ないので、「ジャンボ&ワッキー(近藤和紀さんの音読み)」
と命名、いつもはマイペースにプレイする袴塚さんも、負けじと他の曲の
フレーズを繰り出し、「洋さんの病気がウツってるよ」の声あり。ご本人は
「ボ、ボク雰囲気に弱いもんですから

 大盛り上がりのお客様の中で、ロサンゼルスからみえた73歳の紳士は
(メル・トーメにそっくり!)クラリネットのリート(吹き口)などの
メーカー「Bay Woodwind Products」の社長さんで、ご自身もクラリネット奏者
でした。
 とにかく楽しい土曜日の夜でした。今後のイベントにもご期待ください

緊急!

2005年10月28日 | 生ジャズ
 今週土曜日(29日)は、特別営業いたします。
エムズは基本的に、毎日ピアノ&ベース、たまに管楽器、という
組み合わせで演奏をお届けしていますが、今回はドラムスの近藤和紀さんを
お迎えして、袴塚淳(P)ジャンボ小野(B)との鉄壁のトリオです
土曜日の銀座は、夜の種族が出勤、出動しません。数奇屋通りも、マキシドピア
ビルもひっそりとしています。この日だけは、思い切り大きな音で演奏しても
「ノー・プロブレム」なのです。
 たまたまお仕事で都心にいらっしゃる方、お出かけ可能な方、ぜひ心行くまで
トリオをご堪能ください

秋のカクテルは・・・

2005年10月28日 | バーカウンター
 例年のようにミカンがたくさん出回るようになり、オレンジとは一味違う
濃い色と甘みのおいしいスクリュードライバー(エムズでは「ミカン・ウォッカ」
と言う)がお飲みいただけます。カウンター越しにパイナップルのアタマが
見えたら、「マタドール」をリクエストしてみてください。洋ナシはおいしく
なるまで、もう少しかかりそうですね。
 カクテル好きはやはり、スタンダードを今夜「マルガリータ」を
オーダーされた方の中で、普通のショート・グラスの二倍半はありそうなグラスに
氷のかけらをひとつ入れてサーブされた方がいます。
機嫌よく飲み干されましが、「ああ、ビックリしたこりゃあ反則
だよねえ3杯飲んだ気分だよ。」とギブアップ。お酒の強い方、五味さんは
喜んで大盛りで作ってしまうので、ご用心

ちなみに31日(月)はハロウィーンですが、かぼちゃのカクテルは
ございません悪しからず・・・。

大御所恐るべし・・・!?

2005年10月21日 | 生ジャズ
 五十嵐明要さん(As)のファンでにぎわった昨夜のエムズに
大先輩歌手のデニー白川さんが遊びに来てくださいました。
ビッグバンド華やかなりし頃に、デニーさんのステージを観て
いらっしゃる方も何人か、彼の歌う「Mona Lisa」に「今日は
タイムスリップしたみたいだったね」ニュー・オータニなどの
ステージがなくなってから、コンサート以外で身近にこういう
演奏を聴く機会がありません。 デニーさんが1963年に
ナット・キング・コールと一緒に撮った写真とサインも見せて
いただきました。
 影山がJAZZの業界に入ったころには、まだビッグバンドが
時々活動していて、広がったドレスを着て大きなステージで歌う
歌手になりたい、という憧れ、というか目標もありました。
今はそういう機会がほとんどなくなってしまいましたが、
よき時代の雰囲気をとどめる先輩方のステージは、何かを
夢見た頃を思い出させるものがありますね

今週は・・・サービス・ウィーク!

2005年10月18日 | 銀座
 土曜日から始まった「おいしい銀座の9DAYS]キャンペーン期間です。
 また、影山の誕生日ウィークでもあります。シャンパンまたは、
昨日届きたての瀬戸田極早生ミカンのジュースorカクテルのサービスを
いたします 皆さん、カンパイにいらしてくださいね!

 また、銀座ウィークのプレゼント応募券も用意しております。
お名前・ご住所をご記入いただき、抽選で(約1ヵ月後)老舗料理店お食事券や
ウィスキー、ギフト券などが当たります。去年の確率は5%以上でした 
ふるってご参加お待ちしております。

緊急!

2005年10月14日 | 銀座
 明日の午後2時から、数寄屋橋交番の横で、マイクとメガホンを
持ち替えでウグイスを務める影山に出会えます!?
 銀座の料理飲食業組合のキャンペーンの一環で、「プロムナード銀座」の
催しです。3時からは、産地直送のおいしい野菜の詰め合わせを¥100で
販売します。数に限りあり。銀座でお買い物のついでのある方は、どうぞ
お立ち寄りくださいね!!

とってもライブな・・・

2005年10月05日 | 生ジャズ
 森田潔さん(P)と成重幸紀さん(B)の組み合わせは、エムズでは
ほんとうに久々でした。これまたjazzyで気分の良くなる音なのです
アルトサックスの御大:五十嵐さんが、楽器とワインを持って(五十嵐さんも
赤ワインがお好きです)遊びに来てくださいました。 やや緊張してマイクを持つ
森田さん「私がMCをするのはめったにないことなのですが、今日は特別な方を
紹介せねば、というわけで・・・。日本を代表するアルトサックス:五十嵐明要
さんです
 こっそりお教えしますと、五十嵐さんはね、ほんとはとてもお話がおもしろい
のです。が、ステージでおしゃべりはほとんどなさいません。「だってあ~た
(江戸っ子)、演奏よりしゃべりがおもしれーやってファンが増えたらシャレに
なんないよ」てなわけで、グラスを傾けつつ、ゴキゲンに演奏を楽しんで(もち
ろんお客様も)いましたが、曲の合間に「次、何やろうか」としばし考えて
音の途切れた瞬間、「プルルルル」まあっ
五十嵐さんのステージ中にケイタイが鳴るなんて!エムズの恥だわ
と焦る影山「あ、あの、ケイタイの電源はどうか・・・」
落ち着き払って電話に出る五十嵐さん「はいはいあ~どーも」
なんじゃそりゃ~~お客様たち、みんなコケてしまいました。
とってもおちゃめな大御所ミュージシャンにお電話する場合は、演奏時間帯は
避けましょうね

道中記その3

2005年10月05日 | 生ジャズ
福井市の繁華街、地元では有名なライブ『SHIRAI HOUSE』にお邪魔
しました。アルトサックスの白井淳夫さんは元ブルーコーツの名プレーヤー、
1987年にオープンしたこのライブのおかげで、福井市の音楽的グレードは
大変高いものがあります。ちなみに福井はエムズのレギュラー・ピアニストの
ひとり高浜和英さんの地元でもあり、その御縁で北村英治カルテットも訪れた
ことがあるとかSHIRAI HOUSE
 影山の地元、広島県福山市、また、毎年呼んでいただく香川県でも、やはり
地元のジャズ・ファン、プレイヤーの熱意はとても大きな力です。全国に
どんどんつながりができて、東京からいろいろなスタイルの演奏家が気軽に
ツアーに行けるようになっていくと、とてもおもしろいと思っています。


道中記その2

2005年10月03日 | 生ジャズ
 夏の終わりの日本海、水平線を見晴らす片野の海岸に、そのカフェは
建っています。その名も「Sea Side Cafe うみぼうず」(名前の由来は行ってみれば
わかります)お店そのものも、何から何までマスターの手作り、時々はライブも
行い、現在は自家焙煎に夢中。「夏場はベンチャーズが似合いますが、冬場の
海風はハンパじゃありませんよ」でも、こういうのが
ほんとうの自然一体型のライブ&バーというのでしょう。潮騒を聴きながら飲む
コーヒーは格別です。皆様、機会があったらぜひお立ち寄りを。Sea Side Cafe
  山代温泉に戻って、BarSwingで知り合った呉服屋『坂本』さんを訪ねました。
若旦那:哲也さんは名産品:加賀友禅だけでなく、オリジナルの作家作品の収集・
販売にも力を入れていらっしゃいます。着物好きの影山としては、いい目の保養を
させていただきました

 それぞれに、モノは違っても、自分のとことん好きな何かにこだわり、日々
それに夢中になること、「これってほんとうにステキなんですよ」と
毎日誰かに伝え続けることが、活動のすべてなんだな~、と再認識すると同時に、
そういうパワーを持った方々がいろんなところでがんばっている姿に触れて
とても勇気付けられた旅でもありました。