JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

They All Laughed・・・つづき

2006年11月30日 | 生ジャズ

ロックフェラー・センターがオープンしたとき
みんな「こんなものやっていけるもんか」と笑ったけど
今は先を争って押しかける

ホイットニーが「コットン・ジン」を開発したときもそうだった
フルトンの蒸気船も、ハーシーのチョコレートもみんな
「売れるものか」と言われたけど、今ではポピュラー
フォードのリジーも笑いものだったし・・
人ってそういうものだよね

ボクが君と付き合うと言ったとき、みんなは
「すぐ別れるな」と言ってたけど、
でも君はボクを好きになってくれたんだ
みんなの負けだね

ゼッタイ一緒になんかなれないと言われたけど
みんなに見せてやるんだ
どうだい!最後に笑うのはボクだ!って




They All Laughed・・・みんな笑ったけど

2006年11月29日 | 生ジャズ

コロンブスが「地球は丸い!」と言ったとき
世間の人はみんな笑い者にしたんだ

エディソンが録音したときもそうさ
ウィルバーと弟(ライト兄弟)が空を飛べると言ったときも笑ったし
マルコーニが無線電話を発明したときも信じてなんかいなかった

ボクが君のこと好きだと言ったとき、「無理無理、お月様を
手に入れるのと同じ。君には高嶺の花さ」ってみんな笑ったんだ

でも、どうだい!?君はボクのところに来てくれた
みんなに考えを改めてもらわなくっちゃね

とてもうまくいくはずない、なんて言われたけど
でも、どんなもんだい!ワッハッハ!
最後に笑うのはボクだ!


 お気に入り、ガーシュウィンのナンバーのひとつです。
日本ではあまり歌われていないけど・・。
例えば光井トリオでこれを演奏すると、いつでももれなくゴキゲンになれます。
最後のところで「ワッハッハ」「ヒッヒッヒ」という笑い声の部分があり、
ここでバンドメンバーとオーディエンスにみんなで大声で歌っていただくと、
いっそうゴキゲンです。ぜひリクエストしてお試しください。

 2番の歌詞もおもしろいので、to be continued........


本日発売!

2006年11月28日 | バーカウンター

 女性ファッション誌として有名な「VOGUE」日本版が創刊されて
7年目ということですが・・・。一番後ろに「オマケ」の小冊子がついていて、
タイトルは「Single Malt Mode」:パリ、ロンドン、ニューヨークそれぞれの
お奨めバーを紹介、東京では6店舗の、いろいろな趣のバーで
シングルモルトを楽しむ、という趣向の紹介のしかたです。

 それぞれの店のバーテンダーがオススメの飲み方を
紹介しています。五味さんのコメントは本人によると
「事実と違いますね」とのことでしたが・・・。

 ファッションにささほど興味のおありでない向きは、本屋さんでチラッと
ごらんになってみてくださいませ。


Rainy Days And Mondays

2006年11月27日 | 季節

ブツブツ独り言 なんだか老け込んだ気分
何もかもうまくいかない もう終わりにしたいなんて
思う日もある・・
しかめっ面でウロウロするだけ
雨の日と月曜日はね・・・

こういう気分、たしか「ブルース」って言ったよね
実際にスゴく悪いことが起きてるわけじゃないけど
自分が取り残されてる感じがして・・・ひとりぼっちのピエロみたい
雨の日と月曜日はね・・・

だらしないけどやっぱりあなたのとこに帰って来る
誰かが愛していてくれなきゃやってられないもの
おかしいよね  こんなときいつもできることはひとつだけ
愛してくれる人の胸に一目散に逃げ込むんだ


この気分は今までも繰り返しやってきたもの
考え込むこと無いさ よくわかってるんだ
雨の日と日曜日は
なんだか所在無く ブルーな気分になるものなんだって・・・


 
 雨の週明けですね
なかなか寒くはなりませんが・・・
西の紅葉もまだ足踏み状態です。

 今夜は土井一郎(P)中村sweet新太郎(B)(by 土井さん)ペア。
現在「exite」のサイトにアップされている演奏風景と同じ
メンバーです。生の現場にいらしてみてくださいな。
お酒にぴったりのJAZZが楽しめますよ。


連休のお知らせ

2006年11月24日 | Information

 晩秋?それとも初冬というべき?
一雨ごとに少しずつ、空気が冷えて透き通ってきて、
遠い山肌の紅葉も鮮やかさを増していきますね。

 今日(24日・金)、エムズはお休みをいただいて
26日(日)までの連休とさせていただきます。
 皆様もよい休日をお過ごしくださいませ。



 来週は「三周年記念」
12/1(金)袴塚淳(P)大津昌弘(B)近藤和紀(Dr)
     (1杯目はサービス!
   2(土)高浜和英(P)酒井一郎(B)八城邦義(Dr)
     (¥5000飲み放題:ただし売り切れ御免)
 
 それぞれ仲良しトリオでにぎやかに!

 どうぞ乾杯にお出かけくださいますよう・・
楽しみにお待ちしております。


 

カルト系といえば・・・?(しつこい!)Travelin' Light

2006年11月24日 | 生ジャズ

私は身軽に旅をする
恋人が行ってしまったから
これからの人生は 荷物のない身軽な旅

彼が「さよなら」と言った
私の心も奪って行ってしまった
だから今日からは 抜け殻みたいに身軽

共に歩む人もいない 風のように自由
抱えているのは思い出だけ

もしかしたらいつか また運が巡ってきて
彼が戻って来るかも・・・
でもそんな日が来るまでは ひとりぼっちの身軽な旅



 "light"を「軽い」ではなく「灯り」と訳してしまい、「さまよう灯り
=ヒトダマ!?」と思って焦ったことがありました。
某ベーシスト「ヤバイね(失笑)
 でも、抜け殻なんですもの。ヒトダマも同然でしょ?(開き直り)

Dancing On The Ceiling・・・・カルト系!?

2006年11月22日 | 生ジャズ

カレが頭の上で踊ってる
夜通し 天井で 私のベッドのそばで

フトンの陰に隠れて その面影が目に入らないように
やってみるけど無理みたい

小声でつぶやく 「あっち行ってよ。こんなのフェアじゃない!」
でもフトンから顔を出して まだカレがそこに見えると
うれしかったりして

部屋の天井でカレが踊るのが見えるようになってから
天井が好きになっちゃった


 「Deep In A Dream」と同類!?相手のことを想うあまり、
四六時中面影がちらつく、というテーマを、こちらはかわいらしい
小唄にして歌っている例です。「天井から彼(または彼女)が
降りてきたり、天井で踊っている歌です」と解説してふたつの歌を並べて
喜んでいたら、某ベーシストが「アブナイね」と一言。


 でも、そういえば日本にもありますよ。
「雲の通い路・・・」やら「沢の蛍・・・」やら・・
心の中でずっと相手の面影を追っているので、あるいは恋に悩んでいるので、
見えないはずのものが見える気がする歌。



Deep In A Dream・・・深い夢の中に

2006年11月21日 | 生ジャズ

ボクはいつも夢を見ている 夢見るように生まれついている
君を愛して 毎日君の夢をみるようにも生まれついたらしいよ


部屋の灯りを消してソファに深く身を沈め
タバコの煙がゆらゆらと昇ってゆくのを見つめる
部屋の壁が青くとけてゆくとき ボクはもう君の夢の中にいる

煙が階段の形になってゆき その階段から君が降りてくる
そうして君はボクの腕の中に・・・この至福の時がずっと続いてほしい
君のいる夢の中で 前にしていたとおりに愛し合うんだ 

天井から美しい音楽が聴こえて ボクたちは滑るように踊る
君があまり魅力的で ボクは君への愛情を抑えられない・・・

タバコで指をヤケドしたような気がして はっと目が覚める
ヤケドはしていないけど なんだか心が痛い
目覚めていても眠っていても 忘れられない
いつでも君の夢の中にいるようだ

見てみてください!

2006年11月20日 | Information
本日より、ネット雑誌「excite ism」に「2軒目に行きたいバー」の
ひとつとして掲載されました。 「嗜好品評論家」井伊氏が、さまざまなバーを
訪れ、お気に入りの席で、その店のバーテンダーとの語らいの中から、
お気に入りの飲み方をご紹介する、という趣向です。
エムズは「生演奏をサカナにウィスキーを楽しむ」バーとして、
「04」番目の「ワンブレイク」という項に紹介されています。

http://media.excite.co.jp/ism/extra/singlemalt_bar02/
今週一杯はエキサイトのトップページ(http://www.excite.co.jp/)の右上に
案内するためのバナーが貼られています。
 今回の企画の掲載期間は年内一杯の予定です。


 どうでしょう?ライブとバーの雰囲気が伝わるかな?

怒涛の(?)土曜日

2006年11月19日 | ステージから
 『進駐軍サウンド』にお出かけありがとうございました。
遠くからいらしていただいた昔からのファン皆様方々も多く、
寒くなった週末ですが、雨の降り出す前でほんとうにほっとしました。
 
 満を持して久々の登場の大御所三管スペシャル、
ご案内には「p.m.7:00~,9:00~の二回のみ」と書いたのですが、
座って休憩するスペースがないこともあり、実際には8:20には
もう二回目が始まってしまい、結局3ステージになりました。
披露したい曲がたくさんあり過ぎて、また、リクエストもあり過ぎて、
てんこ盛り状態。
ひとつひとつのリハーサルができるわけでもないので、
(でも、そこはセンスとキャリアで、初見でもなんとか最後までやってしまう)
出たとこ勝負の突発事件満載、ライブ感は抜群です。
全部をお伝えできないのが残念。
 私の出番は光井さんが「ハイ!女王様、どーぞ!」と声をかけて
くださいます。(恒例にならないでほしい)で、走り回っていて、
ステージにかけつけた私が、渡す譜面をまず間違える。
すったもんだのあと、次に最初の音を誰かが間違えて「もとい!やり直し!
爆笑。さらに間奏のあと「D.C.」と書いてある譜面と
「D.S.」と書いてある譜面があり、「アタマだ!」「イントロに戻る!」と
背後でいろんな掛け声がかかり、スリル満点です。

 管楽器のお三方を背負って、ビッグバンドの歌手になったような気分は
最高ですが、もうひとつ、「黄昏のビギン」など、古い洋楽的な歌謡曲のときに、
思い思いに付けてくださるバッキングには、まさにその時代の音を
彷彿させるものがあり、ムードも満点でございました。
 演奏する側も聴く側も、皆さん飲んで笑って存分に楽しまれたようです。
初めてみえたお若い方々、ライブに対するイメージがきっと変わったでしょうね。