JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

最近のお気に入りナイトキャップ

2010年05月25日 | バーカウンター

 たぶん世界一苦いお酒=FERNET-BRANCA
(フェルネまたはフェルネット・ブランカ)

「・・・1845年、イタリアのミラノのブランカ家が創製・・・フェルネットとは、
アルプス地方の”薬草抽出液で造る薬の一般名称”だそう・・ゲンチアナ、カモミール、
リコリス、ジンジャー、サフラン、リュバブ、東洋系スパイスなど、30種類の
ハーブ・スパイスを、ワインとブランデーの混合液に浸漬後濾過して
1年間東欧産大型オーク樽で熟成・・・」
 アルコール度は40度。普通のウィスキー並み。
これをソーダで一対一位に割って味わいますと、なんだか胃の中がスッキリ!
ついでにアタマもスッキリした気分になって、一日を心地よく締める
ことができる(ような気がする)。
 お好みで、レモンやライムを絞る方もありますが、苦みに強い方ならば、そのままか、
ソーダだけで割るほうがよりスッキリ感があります。
 写真はひとくち飲んじゃったフェルネ・ソーダ

 ちなみに影山は、苦みには強いのですが、甘味(いわゆるスウィーツ系)は
からっきしダメです。




おぼろ月夜の・・・

2010年05月23日 | ステージから

 『秋満義孝さんオン・ステージ』は、予想通りに素晴らしいものでした。
お客様の中に何人も「ずっと以前にお聴きしたことがあって」とおっしゃって、
秋満さんに挨拶されていた方があったのが印象的でした。

 リハーサルも入念に、そしてオープン前の時間もずうっとピアノに座ったままの
秋満さん。 最初は全部の曲目を決めてしまって、スムーズにステージを運んだほうが
いいかな、と思っていたのですが、直前になって
秋「気が変わっちゃったな。とりあえずメモリーズオブユーから始めて、
しばらく気の向くままに弾きますよ。」とのことだったので、MCもなにもかも、
結局お任せ(丸投げ!?)状態に。だって心のままに演奏していただきたかったから。
で、私の出番も
秋「じゃ、そろそろお歌の時間に」と、呼び出していただくことに。
大先輩に対して人遣いが荒い!というご意見もあるかも。

1stステージの最後は「Gershwin's Medley」
The Man I Love,Liza,Someone To Watch Over Me,I Got Rhythm,
Embraceable You,'Swonderful、それらがすべて'Rhapsody In Blue'の
フレーズで、首飾りのようにちりばめられているのです♪

 圧巻は2ndステージ、客席でワインを片手に談笑する五十嵐さんを
呼び出す秋満さん
「今日は助っ人が・・・オヤ、飲んでますね。
彼とは永い永~い友人です。アルトサックスでこんなに甘い
美しい演奏をできる人は、多分彼以外にいないでしょう。
'All Of Me' 五十嵐さんが最初のフレーズを吹きだした途端、会場に思わずため息が
もれました。ほんとに最初の1小節で「これぞスウィング!」のノリ、そしてクリアな音!

'I Got It Bad'
'In A Mellow Tone'(「これは五十嵐さんのことだね」by秋満さん)
 私も入って
'The Way You Look Tonight'
'Exactly Like You'(このときいきなり「業務連絡!最初の2コーラスB♭で吹いて!
それから4つ入れてE♭で歌って!」と秋満さんの指示が飛びます。驚く五十嵐さん
大ウケの客席
'Last Waltz'、お二人の極めつけ'Stardust'も・・・
最後は少々端折った「Eddy Duchin Story Medley」
Manhattan,Shine On Hervest Moon,You're My Everything,Brazil,To Love Again
そして、'We'll Meet Again'で締めました。

 「今日は楽しかったね」と握手を交わすお二人、そして大満足で家路につく皆様を
見送ってから飲んだ、一杯目のギネスビールの美味しかったこと。
ほんとうにこの企画をして良かったと思いました。『ジャズひな祭り』の取り持ってくれた
ご縁にも感謝です。 冷たい雨のひな祭りから2か月余り、初夏の陽気の和らいだ朧月の宵・・・
柳の青さも増した銀座の街角には、風鈴売りも出ておりました。





6月エムズ・スペシャルのご案内

2010年05月20日 | Information

 小林洋presents『パクリン1001合奏団』第二弾!
・・・今回は「B」で始まるスタンダード・ナンバーの特集です。
大好評満員御礼だった第一回の「A」に引き続き、パクリン氏は
目下渾身のアレンジに励んでおります。
パクリン氏の「社交辞令的掲示板」

小林洋(P,Arr) 横山裕(B) 宮野裕司(As)
小塚泰(Vin) 橋本歩(Cello) w/影山ミキ(Vo)

 管弦楽クインテットの調べにエムズの空間が共鳴するひとときに
どうぞ酔いしれてくださいませ。

 6月5日(土)15:30~、18:30~(入替制/各20名様)
\4,000(1drink)
 追加ドリンクは\500/1杯にて承ります。

 只今のご予約状況:昼の部は90%、夜の部70%
お早めのアクセスをお待ちしております。

 03-3574-5508 ジャズバーエムズ(平日18:30以降)
 サイト内[Contact]・・・「お名前と人数」をお書き添え下さい。
           初めてご予約をいただいた方に限り、
          特別割引(\500)させていただきます。







My Shining Hour

2010年05月14日 | 生ジャズ

この一分一秒 一瞬一瞬が
小さな星のように あの空に輝きをとどめる
時が過ぎてもその輝きは消えることがない

今この時が 「輝ける時間」
心静かな明るい幸せの時間

夢の中で 君の笑顔は
夜の闇を追い払う 明るい花のように開く

たどり着いた我が家の灯りのように
僕を見守る天使のように

今のこのひとときは
次に会えるときまで 心の中で輝く時間になるよ



ご予約状況

2010年05月08日 | Information

 5月22日(土)
『ピアノの魔術師;秋満義孝オン・ステージ』
¥4,000(1drink付き、追加ドリンクは\1,000/杯にて)
18:00開場 1st;18:30~19:15,
2nd;19:45~20:30
(予定;あとはその場の成り行きです)
後半には、アルトサックス;五十嵐明要さんご参加

 現在90%のご予約をいただいております。
あと数名様分お席がございます。
どうぞお早めにアクセスして下さいませ

 03-3574-55908(平日18:30以降)
 e-mail:[Contact]・・「通信欄」に「何名予約」とお書き添えください。

What Are You Doing the Rest of Your Life?

2010年05月07日 | 生ジャズ

残された人生の時間を あなたはどうやって過ごすの?
私の望みはただひとつ
あなたのこれからの人生のすべての時を 
私のそばにいてほしいということ

あなたがこれから過ごす季節 
日常の小さなことの隅から隅まで 始まりから終わりまで 
全部を一緒に過ごしたい

昼間の輝きの中でも 夜の灯りの中でも
あなたの顔を見ていたい
ケーキに飾ったろうそくの光にあなたの顔が浮かぶときには 
あなたの密やかな願い事を聴く たった一人の人でいたい

あなたの瞳の奥深くに愛の世界が すべての明日がある
キスしてそれを呼び覚まそう

私の人生の 夏も冬も春もそして秋も
すべての時を あなたと一緒に過ごしたいの


花便り・続き

2010年05月01日 | つれづれ

 これは何かしら?
カメラを構えた人々も多く、また、少し高いところからでないと全景が
わからないものも・・。でも、みゆき通りはいい香りでいっぱいでした。
 あとで、エムズに見えた方から
「突風が吹いちゃってね大変なことになってたところもあったようよ」と伺いました。
 本当に、飾りつけ担当の生産者ヤボランティアの方々のご苦労がしのばれます。

 おかげで演奏する私たちはいい気分
チューリップの歌、ひなげしの歌、そして『ひまわり』など・・・
すっかりその気で盛り上がりました。 

 余談:十数年前に、正統派タンゴ・バンドでロシアに行った
バイオリンの中藤節子さんと、同じときに「不良なジャズバンド」で行った
深澤さんとの、現地の印象の違い:
中藤「ああ、皆が並ばないと生活必需品が買えないんだな、と思いました。」
深澤「ウォッカのボトルが10円ですよ!み~んな『オレがおごる!』って言ったんだけど、
『ボトルでくれ』というのが通じなくて・・」
・・・なんか笑えました


花便り

2010年05月01日 | つれづれ

 4月29日(木祝)『フラワー・ジャズと映画音楽の昼下がり』に
お出かけありがとうございました
 12:30から始まった「銀座みゆき通りフラワー・カーペット」
リハーサルの前にちょっと見物
当日早朝富山から運ばれてきたチューリップの花びらで、銀座通りと西銀座通りの
間の区間に、それはいろいろな絵やら字が描かれています。
これは素材そのもののチューリップの絵