JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

やっぱり「エムズ亭」

2006年12月30日 | ステージから

 しずしずと“大晦日は誰と過ごすの?”を歌ってシメようかな、と
思っていたのですが・・・。でも、客席のノリはそんな感じではなかった
ようで・・・・ 高浜・酒井コンビならでは、やっぱり
やってしまいました。「シャボン玉ホリデー」シリーズ“Stardust”から
「おとっつぁん、お粥ができたわよ」まで。客席の85%は大受け、
初めてみえた20~30代の数人の方々はきょとん、として
“恋のバカンス”は例によって大合唱もとはといえば、
「スターダスト」のリクエストが引き起こした事態なのですが、「高浜さんとの
掛け合い、聞き納めして帰るよ」とおっしゃったお客様、帰り際に一言。
「アレ?ボクとしては漫才の掛け合いをリクエストしたつもりだったんだけど?」
ええっ高浜さんにそう伝えたら「・・・・やってられないわ

 そんなこんなでエムズの今年最終ステージは更けて行きました・・・
 たくさんの楽しい時間をありがとうございました。

 新年は4日(木)から営業いたします。
皆様、よい年越しを
またじきに元気にお会いできますように・・


今夜は「シメ」の・・・

2006年12月28日 | Information

 今夜は打ち上げ・・・ほんとうに今年もお世話になりました。
新たに生まれたご縁の数々、エムズとミュージシャンのファンに
なってくださった方々すべてにもういちどお礼申し上げます。

 さらにもうひとつ、今日はエムズのカウンターを預かる五味さんの
お誕生日でもあります
(だから毎年エムズの営業は28日までなのです

 ¥5000 飲み放題(ただし、特殊なものは無理ですが。
お出しできるかぎりのもので

 演奏は高浜和英(P)酒井一郎(B):
楽しい大騒ぎはお任せのお二人です。今年最後の
エムズ・スタイルでお楽しみください

 来年もよりいっそう、良い年になりますように。
もっとたくさんの楽しい時間をご一緒できますように。


Street Of Dreams・・・夢の街角

2006年12月27日 | 生ジャズ

真夜中 君は疲れ果てている・・・

ここへおいで くたびれた夢を新しいのと取り替えよう

真夜中 ここに着いた君は 
君によく似た人々が この夢の街角で
癒され、微笑み交わしている光景に出会うだろう・・・


愛には権威も権力もいらない
ここでは王様だって特別じゃないんだよ
壊れた夢も この夢の街角に来れば
きっと新しく生まれ変わることができるさ

黄金も銀も 月の光の中にあって
すべて君のもの
愛だけを抱いていれば 
ここでは貧しい人は誰もいないのさ


 バース部分は特にとても不思議なメロディーで、
詩の内容と相まって、なんだか幻想的な気分にさせてくれる
バラード。根市さん・大森さんお気に入りのレパートリー、
私もときどき歌います。

 冬の嵐の去った後、東京は春のような陽気になりましたね。
うっかり汗をかいて、お風邪を召しませんように。

 今夜は今年最後の大森史子(P)根市タカオ(B)ペア
エムズ自慢の「リビングルーム・スタイル」を心ゆくまで
お楽しみくださいますよう・・・。



What Are You Doing New Year's Eve?

2006年12月26日 | 季節
良いクリスマスの週末を過ごされましたでしょうか?

 先週の金曜日に、後藤トリオのピアニスト:後藤千香さんが、
「ミキさん、今年はあの曲歌わないんですか?」と聞かれたのは
この曲:『大晦日は誰と過ごすの?』です。
このブログ内で、検索してみてください。
去年の12月27日の記事に「今しか歌わない季節物の曲」として
出ています。たまたま後藤トリオが、二年続けてこの時期に出演して
くださったため、千香さんはこの曲が記憶にあったのですが、
今年は22日だったため、まだクリスマス用の曲しかやらなかった、
というわけ。

 これもカレン・カーペンターの歌で覚えたのだと思うのですが・・・
(記憶が定かでない)なんとなく切ない感じで気になります。
こんな気分て味わったことありません?
 今年は今夜から三日間、お届けできますね




ブラック・ベルベット

2006年12月22日 | バーカウンター
 古い知り合いの方が「遅くなりましたが3周年のお祝いに
何かシャンパンのカクテルを飲みましょう。ミキさん、黒ビール
好きですか?」「大好きです」「じゃあ、ブラックベルベットご一緒に」
「喜んで!」

 黒ビールとシャンパンのハーフ&ハーフです。
五味さんはフルートグラスでなく、細めのビアグラスに豪快に
(でも、泡立ち過ぎないようにていねいに)注ぎます。これで、
腰に手を当ててゴクゴク飲むと、黒ビールを飲んでいるように
しか見えませんが・・・
 でもその泡はきめ細やかで確かにベルベットを思わせます。
ビールの苦味とコク、少し押さえ目になったシャンパンの酸味の
バランスが「う~ん、おいしい

 今日は「冬至」一年で一番、夜の長い日です。

 イチゴやオレンジなど、キレイな色の果物で割ったシャンパンが、
クリスマス用に好まれますが、今夜は「夜の色をした」
「酸いも甘いも(苦いも)」しっかり入った
やや大人度の高いこのカクテル、いかがでしょうか?


All I Want For Christmas Is My Two Front Teeth

2006年12月21日 | 生ジャズ
「前歯のない子のクリスマス」

みんなが立ち止まってボクを見るよ
ほらね、前歯が二本ないでしょ
この絶望的な状況って誰に文句言ったらいいのかわかんない
もし、クリスマスにひとつお願いをかなえてもらえるなら
ボクのお願いはメッチャかんたんなことさ

神様お願い 前歯をください
そしたらちゃんと「メリー・クリスマス!」って言えるのに

「シスター・スージーがアザミ(thistle)の上に座ってる」なんて
発音ができなくなってから永いことたつなあ・・・
それに(やれやれ)口笛もうまく吹けないし、ね(スースー)

だからサンタさん お願い前歯をください
ちゃんと「メリー・クリスマス!」ってみんなに言いたいんだよ

 
 日本であまり歌われていないクリスマス・ソングで、
なかなかシャレの利いたものはたくさんあります。
日本歯科医師会推薦(ウソ)のこの歌は、実は私もまだ
歌ったことがないのですが、「ぜひ歌って」とリクエストが
あって資料を見たら、あまりに単純でかわゆくて、
思わず先にご紹介してしまいました。

 他にもミュージシャンの好む系のクリスマス・ソングでは
「Have Yourself A Merry Little Christmas」
「The Christmas Waltz」など・・・ぜひリクエストしてみてください。

今夜は高浜和英(P)酒井一郎(B)
クリスマス・ソングにお応えする演奏スタイルとしては、
今年はたぶん、今夜が最高で最後かもしれません。


ホット・アメリカン・レモネード

2006年12月20日 | バーカウンター
こんなに冷える夜は・・・落ち葉の色(赤と黄色)からの連想:
 お湯を沸かしてレモンジュースとシロップを加え、濃い目の
レモネードを作ります。赤ワインをグラスの壁とバースプーンを
使ってゆっくり注ぎ、フロートさせます。このとき、甘さをあまり
加減してはいけません。レモネードの濃度が高くないと、
ワインがうまく浮かばないのです。絶妙な配合でできた場合、
フロートしたワインが、完全な直線でなく、ふわふわと波打って
いい感じ。 一日の終わりに、この「グラスの中の波打ち際」を
眺めながら、ジャズに包まれると、ほんとうにホットできますよ。

 今夜のご出演:
マエストロ土井一郎(P)中村甘太郎(by土井さん)
もとい、中村新太郎(B) の辛甘コンビです。

イチョウの落ち葉

2006年12月20日 | 季節

 お散歩コースの公園には、たくさんのイチョウの大木があります。
冬の日差しを受けてところどころに残る若緑から明るい黄色の
グラデーションが美しい。英語名「Maidenhair Tree」と
いうのですね。きっと金髪の乙女の姿を
遠くから眺めるとこんなイメージだったのでしょう。


 一面に散り敷いた黄色の絨毯を両手で一杯にすくって
掃除のお手伝いをする子供たち。中には、自分の体くらいの
分量をかかえて前が見えず、そのうちすっかりこぼしてしまって
黄色のクッションに埋もれている子もいました。


 

Merry Christmas Darling

2006年12月18日 | 季節

クリスマス・カードはもうほとんど送り終わった
プレゼントの買い物もひと段落
でも私には、まだひとり カードを送っていない人がいる
特別な願いを込めたカードを送りたい人が・・・

メリー・クリスマス ダーリン
今は離れているけれど
でもいつも あなたと一緒のクリスマスを夢見ている

クリスマス休みは特別な日 楽しいことのある日
あなたと一緒にいられたら、いつも特別な休日になるのにね

毎日祈る 私のツリーの灯りが あなたに届くといいな
暖炉の火を見つめていると あなたに会って
直接言いたい気持ちがこみ上げてくる

「メリー・クリスマス、それからよい新年を」
今年のイヴに願うことはたったひとつ
あなたと一緒にいたい・・・



 今のところ、私の一番好きなクリスマス・ソング:
カーペンターズのオリジナル曲です。作曲はリチャード・カーペンター、
彼が高校の時に作って、先生が詞を書いてくれたのだとか。
ビックリですねこんな歌を作れる高校生なんて、
とても信じられません。
カレンの歌うこの曲を聴いたときには、なんだか
心臓をぎゅうっと摑まれたような気持ちがしました。
 もちろん、これを生で聴けるのは、たぶん日本中で
今週のエムズだけです。




Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!

2006年12月15日 | 生ジャズ

外はすごい吹雪 でも部屋の中は暖炉が燃えて暖かい
君とふたり どこにも行かなくていいときは
雪よ 降れ降れ!

止みそうもないから ポップコーンでも作ろうね
日も暮れて暗くなってきた いい感じ
雪よ 降れ降れ!だね

でも結局はオヤスミを言って帰らなくちゃならない
この吹雪の中へ出て行くのはツライなあ
君がぎゅうっと抱きしめてくれたら
家に着くまではあったかい気分でいられるかな

暖炉の火も消え残ってチラチラ
まだボクたちはオヤスミのキスを(何度も!)したりなんかして
ぐずぐずしてる
君がずうっとこんなふうに愛していてくれるなら
雪よ 降れ降れ! ボクは平気さ


 「恋人がいるから寒くない」季節もの第2弾です