昨夜は小林洋さんとジャンボ小野さんの演奏。
2ndステージのお客様は、初めてエムズに見えた方が半分以上で、
コンサートのように静かに聴き入っていらっしゃいます。軽いノリで
「They Can't Take That Away From Me」を弾き始めた洋さん。ジャンボさんに
ソロを渡すときに、「Yeah!」と声をかけます。ジャズライブをあまり聴き慣れない
方にとっては、どこで拍手を入れたり、掛け声をかけていいものか、少々
とまどいつつ様子をうかがう、というのが一般的なリアクションなので
(酒井一郎さんのブログ:「ベーシストのひとりごと」の中にも以前、
演奏中の拍手について、さまざまな感想や意見が寄せられていました
)
私もカウンターの中からそれぞれのソロの終わりに拍手やら掛け声を入れて
いましたが・・・。曲が終わって洋さん、高らかに「ベース!ジャンボ小野!!」
次の曲に移ろうとしたときにカウンターから
「あれっ!洋さんは紹介ナシ?」洋「自己紹介で!小林洋です!!」爆笑
ジャンボ「すっすいません!」
次の曲が終わった瞬間、お客様:
、洋「ジャンボ小野!」
ジャンボ「ピアノ小林洋さん!!」爆笑・
昨夜のお客様たちは、きっと拍手のタイミングをすっかりマスターされたと
思います。私も、普段は歌う前に「今夜のミュージシャン紹介」をするのですが、
今後はそれぞれのMCにまかせたほうがおもしろいかも・・・と思ったしだい
。
歌に入って「Blue Moon」のエンディング、例によって別の曲のフレーズを
盛り込む洋さん。ロングトーンを続けている私は笑いそうになるのと
メロディーがつられそうになるので苦労しました。だってそのフレーズは
いつのまにか「爪」になってるんだもん
うしろでジャンボも歌っているし
。
そんなこんなで、演奏が終わってからカウンターでワインを飲んでいた
洋さん、深夜になって入って来られたお客様にせがまれて、ジャンボも再び
楽器を取り出し・・・。特別ステージまでやっちゃいました。