JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

気分爽快

2005年06月27日 | バーカウンター
こんにちは、メグです。
毎日暑いこの時期、em'sオススメのカクテルをご紹介します!

今回は「モヒート」です。

キューバ生まれのカクテルで、ラムベース。
生のミントの葉をたっぷり使い、ラム、ライム、お砂糖を、
ソーダで割ったスッキリしゅわしゅわ~なカクテルです
クラッシュアイスを使用していますので見た目も涼しく綺麗で、ミントのグリーンが鮮やか!
熱帯夜も、em'sのモヒートで美味しくスッキリ乗り切れちゃいますよ♪

余談ですが、モヒート(Mojito)は文豪ヘミングウェイがこよなく愛したというエピソードがあります。
ギラギラ太陽の昼下がり、カリブ海を眺めながらモヒートを。
ってなんだかキューバに行きたくなってきたメグでした(笑)

いっちゃんズ その2

2005年06月27日 | 生ジャズ
土井一郎さんとは、実はエムズが始まってからのお付き合いです。
「いっちゃんズ」にも書いたように、たいへんキャリアがあって、音楽に限らず
あらゆることに精通していらっしゃる、なんだか魔法使いのような方で、エムズで
初めて組んだ酒井一郎さんとのユニットは、今やエムズファンのお気に入りです。
でも、影山も含めて、これまでの彼の活動をよく知る人はまだまわりにいませんでした。
 ところが先週初めてみえたお客様が、「僕、土井さんのCD持っています。いや~
ここでお会いできるとは・・・」と感激の面持ちでした。まさにご縁は異なもの
アフターステージの土井さんの独り言「う~~ん、誰も聴いていないと思ったのに、
油断できないなあ」??? 
今、明らかになるナゾのピアニストの全貌!? つづく(たぶん)


ジャズといえばお酒

2005年06月24日 | バーカウンター
 もともと酒場で発達した音楽ですし。タバコの煙が漂い、バーボンの
ロックグラスの氷がカランと音を立てる、なんていうのが、一般的な
ジャズライブのイメージですが、昨今は嫌煙家も多くて愛煙家が気を
遣い、車の取り締まりも厳しくてベーシストは演奏中飲めなくなり、と、
少々事情が違ってまいりました。ミュージシャンのスタイルにもいろいろあって、
 「演奏中はゼッタイに飲まない!」という方もいらっしゃいますし、飲みながら
気持ちよく演奏してくださる方もいらっしゃいます。
 エムズにご出演の方々の中で、光井さん、五十嵐さんの飲みっぷりは
ほんとにおいしそうで、お酒も本望だろうな、と思います。ところで、ラム、
バーボン、そしてワイン愛好家と、「三羽烏」と呼びたいピアニストの方々が
いらっしゃいますが、さて、どなたでしょう?

Nature Boys(!?)

2005年06月24日 | 生ジャズ
 22日のパフォーマンスはまた違った意味で秀逸でした。
ペンタ・トニックの名曲もご披露できましたし・・・。 実は1st
ステージ中に、「Nature Boy」という美しい曲をやろうか、という
話になったのですが、三拍子の「どこが頭かわからねえ!」と
光井さんが悩み始め、「ここですよ」とピアノで弾き始めた洋さんにも
そのうち混乱が伝染し、収拾がつかなくなってしまいました。
 ホロリとさせられる音色に客席がウットリしていると、「いけね、あそこ
間違えちゃったよ。すまないねえ。」「言わなきゃわからないのに(笑)」
(by 根市さん)「あ、そーか。“今世紀最高の出来”って言っときゃ
いいんだね」 いつでも音楽の美しさと楽しさを共有でき、
もれなく笑いも提供してくれる先輩達に愛を込めて、「Nature Boys」
と密かに命名いたしました。

ペンタ・トニックと「エムズ亭」的演奏スタイルについて

2005年06月21日 | 生ジャズ
「ペンタ・トニック」ジントニックの仲間ではありません。「ドレミソラ」の五つの音を
使った音階のことです。時々ミュージシャンの間では「やっぱりさ、ペンタトニックを使った
フレーズって抵抗なくホロリとくるよね」なんていう会話が交わされます。先日某所で、
うちでも御馴染みの小林洋さんの室内楽コンサートがあったのですが、音を使った遊び好きの
洋さんの面目躍如、「よく似ている曲の合体!」アレンジ新作の中に「出だしがペンタトニックの
曲メドレー」がありました。「In A Sentimental Mood」「P.S. I Love You」「浜千鳥」
「Someone To Watch Over Me」ご存知の方は歌ってみてください。ご存知でない方には、後日、
エムズで影山が歌って差し上げます。どれもいい曲ですよね。日本人好み、でもあるのかな?
 小林洋さんといえば、演奏中の音遊びが過激で有名です。ベートーベンからおサルの駕籠やまで、
ソロの間に大サービスで盛り込んで大騒ぎ、とってもおもしろいのですが、そのうち元は何の曲か
全員わからなくなる恐れあり。本人は「これがオレのアドリブだ~!」と叫んでいらっしゃいますが、
エムズではこのスタイルが伝染して、最近では酒井一郎さんも負けてはいません。一曲の中に
挿入した別の曲の数では、今のところ東西の横綱ですね。 そんな演奏も楽しめる日は
「ジャズバー エムズ」ではなく「エムズ亭」と呼ばれています。

カウンターの会話:その1

2005年06月19日 | バーカウンター

 お客様「何か、クセのあるウイスキーのオススメある?」
 五味「でしたらこれはいかがですか?アイラ島のシングルモルト、
 LAGHROAIG(ラフロイグ)のチャールズ皇太子御用達のものです」
 お客様「へ~チャールズって、これが好きなの?(知り合い!?)
 で、どんな味?」
 五味「う~ん・・・・“男臭~い味”です!」
 お客様「???」  それって・・・・
 バーテンダーやソムリエは、お酒の味についてうまく言葉で表現するのも
 仕事のうちとはいうものの、とても難しいことですよね。

em's(エムズ)の由来

2005年06月06日 | 銀座
 「エムズってどういう意味?ミキさんのM?」とは、よく
受ける質問ですが、実はもう少し裏があります。影山ミキは永年、
コリドー街8丁目の「JazzClubさいせりあ」で歌っておりました。
「さいせりあ」は一説によると大正時代からあったお店で、いわゆる
「カフェー」の走り、昭和初期には、着物の衿をきゅっと詰めて着た
女給さんたちがてきぱきと働いていて「サイセリア・スタイル」なる
言葉もあったとか。戦後オーナーが代わってからも、今は亡きジミー原田、
松本英彦など、ジャズ界の草分け的メンバーが出演し、ナイトクラブの
雰囲気をとどめていたところでしたが、2003年2月に閉店しました。

 「Cytherea(サイセリア)」とは、ラテン系の言葉で美の女神のことだそう
です。(嫉妬の女神と言っていた人もいました)
 新しいジャズバーができることになった時に、影山としては、育てて
もらった懐かしい場所の、音楽のスピリットが銀座に残ってもらいたい
という気持ちを込めて、音楽の女神の名前である「MUSE(ミューズ)」は
どうかと思ったのですが、「石鹸のイメージが強い」という意見があり
4つの文字を並べ替えて「EMUS」、さらに、オーストラリアの平原を
走る鳥になると困るので、「em’s」として「エムズ」と読んでもらうことに
したのです。名前の中には、実は音楽の女神が隠れているのをおわかり
いただけたでしょうか?

 なお、「看板がジャズバーエムズと読めない」というご意見を時々いただく
のですが、あれはデザインというかシンボルマークですので、どうかご容赦
くださいね。

これは何の味?

2005年06月05日 | バーカウンター
こんにちは!メグです

最近、私とミキさんの間でフレーバーウォーターが流行っています。
フレーバーウォーターと言うのは、天然水にフルーツの香りをほんのちょっとだけ加えた、ナチュラルウォーターです。レストラン等ではたまにお水にレモンスライスが入っていたりしますね。
銀座ではプランタン地下一階に「リラックスライフ フレーバーカフェ」というフレーバーウォーター専門店もあるんですよ。

em'sでは、ミネラルウォーターに、フルーツのリキュールを加えて、フレーバーウォーターを楽しんでます!ミキさんのお気に入りはピーチウォーターかな?私は、チェリー、アップル、メロンなど等色々試してみました。
先日、ミキさんが「アップルウォーター」を飲んでいた時、カルヴァドス(リンゴのブランデー)を試しに入れてみましょうって事になり・・・
やってみました。

しかし!
なんとも言えない味に変わってしまいました。リンゴとリンゴなのに合いません・・・。

まずい!と爆笑するミキさん。
リンゴのリキュールとリンゴのブランデーでは味がめちゃくちゃになってしまったようです
どうにか美味しく修正できないか、やってみる私。
そこでまずいアップルウォーターにティフィン(紅茶のリキュール)を入れてみました。
私のイメージではアップルティー風味ウォーターだったのに

メグ「こ、これは木の味がする(笑)」
どれどれと飲んでみる五味さん。「木というか、革の味だ(笑)」

ミキさんに「木や革なんて食べた事ないのに(笑)」って言われてしまいました。
でもとてもまずかったです


今度はちゃんと美味しいフレーバーウォーターを完成させるぞー!