JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

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勘弁してよ

2010年06月19日 | たまには言わせて

 ある原稿を書いていて、その企画のスタッフにチェックしてもらっていた時のこと。
A「この表題の“聞き書き”って言葉ってあるんですか?
・・・は?ええまあ、さほど多用はされませんけど、インタビューほど
意識的にでなく、通りすがりの小耳にはさんだというほど弱い意味でもなく、
たまたま雑談している中で「へええ、そんなこともあるんですね」と、
興味をひかれたことなどを記事にする場合に、使いたい感じの言葉ですが・・・

 件のA氏、手元のネット辞書を検索して
A「あ、この言葉載ってましたのでオッケーです。

・・・なんかむかつく・・・なめんなよ・・・
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傾向と対策

2009年03月31日 | たまには言わせて

 思わずケイタイでステージの写真を撮りたい!
という気持ちになるのはよくわかります。
が、困ったことには、ケイタイは『盗撮防止』のため、
シャッター音がかなり大きくて、消せないように設定されています。
シャッター音のあとに、チャイムのような音楽が1フレーズ鳴る
タイプも多いですね。静か目の演奏のときに、
これが響き渡ると、演奏しているミュージシャンは
タイヘンにやりにくくなります。


 対策:
★ケイタイでの撮影は、シャッター音が聞こえないくらい
賑やかな演奏の時を狙ってお願いします。

★カメラの場合は、位置取り等の問題もありますので、
撮影の前に、ミュージシャンと店主(影山)の了承を
得てくださいませ。

 
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「頑張れ」って・・・

2009年01月21日 | たまには言わせて

 以前に「大丈夫です」「OKです」という応答に戸惑うことが多い、
という記事を書きましたが、演奏後とか、帰り際に
「とても良かったです」「楽しかったです」という感想に続いて
「頑張ってください」と言う方が多いのが、気になるときがあります。

どう見ても大先輩から言われるのだったら、「頑張ります!」と
晴れ晴れとお答えするのですが、20代の方からだと、ちょっと
たじろぎますね。

 「最近の若い者は、敬語の使い方を知らない」「日本語が乱れている」
とは、何時の時代もいわれることですが、敬語というよりも、
「この言い方は、この人にとって、失礼に当たらないか?
気を悪くされないか?」という気遣いが、欠如しているのではないかな?
と思います。

「いい意味で言ったんだからいいじゃない」というのは、
半分だけしか相手のことを考えていないわけで、
すべての食い違いはそこから起こっているのではないかと・・・。

 ま、これは個人的な感想ですが、自分の専門分野の
先輩ではない人に、「仕事頑張って」と言われるのって、
なんか釈然としなくはないですか? 私より歌のうまい方が
「歌、頑張りなさいね」とは、実は言わないと思うし・・・ブツブツ・・・。


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勘違い(?)小話にもならない

2008年10月03日 | たまには言わせて
「夜の仕事でタイヘンだね。何時ごろ寝るの?」
「4時とか5時とかですね。
「へーっ!それじゃ昼まで寝てるんでしょ?」
「そうですね。
「そんなのノドに悪いんじゃないの?

 9時から5時までのお仕事の場合を考えてみてください。
通勤時間にもよりますが、6,7時に起きるとしましょう。
で、終わってすぐに夕食の場合もあれば、趣味の時間や
ほかに用がある場合もあり、帰る時間も入れて、
終業から5時間以上は活動なさっていますよね?

 夜、皆様がくつろぐ時間を演出するのを仕事とする者
(ミュージシャンとかバーテンダーとか、女将とか)は、
起きてすぐに現場には行かないかもしれませんが、
仕込みなどもあり、実働時間が9時5時の方々とは
5,6時間ズレているというだけです。
 もちろん、深夜に食事をするとか、明け方までの夜更かしは、
人の体に良くはないに決まっていますが、たとえば私は歌手ですから、
声の出と、気持ちをトップに持って行くのをショーの始まる時間
(ほとんどの場合午後7時以降)に合わせることはとても重要なことなのです。


 それを、「自分たちが真っ当な生活者で、夜働く者は真っ当でない」
「夜更かしの好きなダラシナイ人種」のような会話の仕方をされると、
「セクハラじゃん!」とむっとします。
と、いうよりも、ご自分の生きてきたパターンしか理解していない、
他の生き方を理解しようとする想像力と思いやりの欠如というか、
世間というものを何も知らない大人なんだな、と思ってしまいます。

 スタイルとか価値観の違い以前の問題。

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これはいかがなもの?

2008年09月24日 | たまには言わせて

 先日、地方にお住まいの知り合いの方が、
「エムズの動画が出てました!」と喜んで(その方は、まだ,
エムズにみえたことがない)、メールをくださいました。

掲載された動画

 なるほど、確かにエムズですね。
ただ、問題は、この撮影について、私は全く知らなかったということです。

撮影された方がどの位置に座られたか、すぐに見当はつきます。
でも、「撮影していいですか?」とも、「ネットに出していいですか?」とも
お尋ねはありませんでした。

 エムズは小さなスペースですが、訪れてくださる方は、
「誰かに聞いて」、あるいは「サイトを見て」、割合にさまざまな方が
いらっしゃいます。その場で親しくお話できることもありますが、
お連れの方とゆっくりしたい状況に見えれば、あえて声をおかけする
わけではなく、お迎えするときと送り出すときのあいさつだけという
ケースもたくさんあります。

 現場の女将としましては、できるだけ良い雰囲気を皆様に提供して
それぞれに良い時間を過ごしていただければ、それで文句はないのですが、
エムズのイメージと、ミュージシャンの肖像権を守る役目も持っております。

 散歩中の風景のように、何気なく投稿されるのがご趣味の方も
いらっしゃるでしょう。 それをたまたま遠方のエムズ・ファンや、新しい方が
見て(聴いて)喜ばれればいいではないか、というご意見もあるでしょう。
ですが、やはり、現場にいらしたら、そのくらいのお声はかけていただきたい
と思います。
 せっかくご縁があって来てくださったのに、これではあまりに寂しいです

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ちょっとヘンに思ったこと

2008年09月08日 | たまには言わせて

 ラジオを聴いていて、たまたま巷で名前が売れているセミプロの
ジャズプレイヤー(つまり、その方は、他にれっきとした職業をお持ちで、
そちらで名前が売れていて、趣味でジャズライブもなさる、ということ)が、
ジャズの魅力について話しているのが耳に止まりました。

「作曲者の意向なんてどうだっていいんですよ。
つまり、曲は、どんなにカッコイイアドリブを展開するか、の
題材にすぎないんだから

 これは、楽器によって、また、好むスタイルとか時代によって、
感覚に違いがあると思うのですが、少なくとも、歌手である私にとっては
「同じジャズの曲をやっていても、世界の違う人だな~」という感じでした。
 ジャズを好む方、特に自分で演奏したい方は、アマチュアの場合特に、
決まりきった曲を選び、お約束のようなテンポで、どこかで聴いたような
フレーズを繰り出すのが楽しくてたまらない、という風情です。
それは確かに、ジャズのひとつの楽しみ方ではあるでしょうが、
音楽をする、というよりも、例えばボーリングをする、とか、
カラオケをする、とか卓球をする、ということのほうに近いかな、と。


 ま、私は「スタンダード愛好会」の正会員ですからね。
作曲者の意図は大切にしたいと思っています。
もちろん、作られた時代やその人の個人的な恋の経験なんて、
私の現実とはかけ離れているかもしれません。
でも、永く愛されている曲というのは、どこかに『普遍』を含んでいるのだと
思うのです。「そうそう、その気持ちわかるなあ」という共感があって、
何十年後に聴いても、他の人が演奏するのを聴いても「グッとくる」
ものがあるのじゃないかと・・・。

 
 このテーマについては、またあらためて・・・。
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カウンターのマナー

2008年08月26日 | たまには言わせて

 よほど大きなお店で、何十人も座れるカウンターがあるところは
別として・・・。 普通の「バー」は、たいてい10席前後のカウンター席
+テーブルまたはボックス席という構成になっています。
 バーを楽しみに来られる方は、たいてい一人または二人。
目の前のバーテンダーと話を交わしたい場合もあれば、
ひとりなら静かに飲みたいか、二人ならゆっくり語りながら
飲みたい、という風情が一般的です。
 3人以上でバーを楽しみたいときには、「とても空いている時間で」
「あまり大きな声で話さない人同士で」「長居をしない」というような条件を
満たしている場合には、カウンターに座ることも可能だとは思いますが、
店側(バーテンダー)としては、できればテーブル席に座っていただきたい
のです。 一人または二人で楽しみたい他のお客様の良い時間を
作り出すために、カウンターの中にいる責任者としては、できるだけ
「ひとつの空気に占拠されている」印象を避けたいわけです。
 このことを穏便にご理解いただいてサラリと楽しんでいただきたいと
思うのですが、うまく説明するのは、なかなか難しいものです。
本音を言ってしまえば、
「空気読めよ」で終わりなのですが・・・失礼。

客「今日は友達を案内して来た。今から○○(某有名バー)に
連れて行きたいんだけど、あそこは混んでるからな。
電話で予約しとけば大丈夫かな?」
私「いえ、3名さま以上の場合はテーブルにお座りになるほうが
いいですよ。
客「空いてりゃいいんだよね?」
五味「空いててもキビシイです。
客「どうして?マスターとは親しいんだから、ちょっとアイツに
電話してみよう
 だから、それがいちばん迷惑なんですってば。
古くから知っている方、たびたび来てくださる方ほど、新しいお客様に
それが強く伝わらないように配慮してあげないと、どんなバーも
「常連のワガママなら聞いてくれる地元のスナック」のノリになってしまいます。
誤解なさいませんように。「地元のスナック」がいけないのではありません。
それはそれでとても大事。でも、キャラクターというか、コンセプトの違いを
わからないと、楽しめる場所が少なくなります。
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銀座に浴衣は似合いません!

2008年08月04日 | たまには言わせて

 今日もどこかで花火大会があるそうな。
夕立に遭われませんように。


 お若い方々が着物を着るのはいいものです。
が、白地に藍の柄(またはその逆)に馴染んだ者にとっては、
ピンクだの黄色だの、色とりどりの新作浴衣は、あまり涼しそうには見えません。
足元はビーチサンダルに似ているし・・・。
合わせ方を間違えたり、椅子に座って足を組んでいるのは、何をか言わんや。


 それよりもっと許せないのは、銀座のお姐さん方が一斉に浴衣を着て出勤して、
「浴衣祭り」なるイベントを催して、営業すること。

 本来、浴衣は家の中と、その周囲でのみ着ていいもので、言ってしまえば、
パジャマとかジャージ姿で接客していることになります。しかも!この場合、
髪の毛だけはしっかり美容院でハデなアップにしていて、メークもバッチリです。
バランスの悪いことおびただしい!


 浴衣を着ること、見せることは、親しい人とくつろいだ姿で楽しく過ごし、
見る人にも涼しさと色っぽさを感じさせることだと思っています。
礼儀にかなっていない上に 物理的にも精神的にも暑苦しいのでは、
着ないほうがよほどマシですね。


 失礼しました。
影山は和服にはウルサイです。
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今さら言われたかねえや!

2008年07月30日 | たまには言わせて

 文句ばっかり言う人っていますね。 お酒についても、音楽についても。
ご自分の知識をひけらかしたいのか、世の中に何か貸しがあるのか?
 こういう方は、まず、会話の中で何かを問いかけても、
同意を求めても、また、賛同する発言をしても、アタマに「イヤ、そうじゃなくて・・・」
とか「イヤ、それよりも・・・」というような枕をつけ、結局は相手の言っているのと同じ内容を、
別の言葉で繰り返していたりします。会話して、ほとんど面白くない相手ですね。

 初めてエムズに来てくださって、うれしそうにお聴きになっていて、
多くの場合は「すばらしいですね」とか「ナマっていいですね」とか、
一般的な満足の言葉を頂くのですが、
ある方の場合「イヤ~、こんなに古いのばっかり歌われるとな~」
(その方が他のある新人歌手に発音指導した、とおっしゃったので、
テネシーワルツを歌ったんですけど?)
「でもさ~、ママの声ってジャズっぽくないよね?」(五味さんに同意を求める。困る五味さん)
私「いろんな声で歌っていいのがジャズだと私は思っているんですけど・・・。
ちなみに、どういう声が”ジャズっぽい”んですか?」
客「江利チエミだね」(・・・・古いじゃん!)

 日本人にはどうも、「声帯コンプレックス」みたいなものがあるらしく、
「太い声」とか「黒人みたいな声」とか「ハスキー」とか、大好きですよね?
ていうか、エキゾチックを感じるのでしょうね。最近のR&B系のJ-POPの流行り方や
マネの仕方からしてそうですね。でも、作り声で他の民族のスタイルを真似して
歌って疲れませんか?と、ときどき思います。
 たしかにジャズはアメリカの伝統音楽(歴史は浅いけど)だし、ルーツは
黒人音楽でしょう。でも、今、現場で演奏されているものは、決して「借り物」に
とどまってはいないと思います。日本にしろ、ヨーロッパにしろ、そのノウハウを
アメリカに学び、いろんな優れた音楽家(ジャズ・ジャイアントと呼ばれたり
する)の「料理の仕方」に感動して始まっているわけですが、それを自分たちの
テイストに染めつつ、楽しみ、楽しんでもらおうとしているわけ。

 私もね、始めた頃はいろいろ言われましたよ。その手のことを。
「やっぱりソプラノだな」「ハワイアンみたいだよね」「太いノドを持って
ないからな」「黒人と付き合わなきゃダメなんじゃないの?」(言うに事欠いて、
お下品な!)

・・・まさか、それらのことをアタマから信用はしませんでしたけど、
共演している先輩たちからそれに近いことを言われたら悩みましたよね。
 今は全然気にしていませんが。自分の持っている声と感性で、自分なりに
ジャズの素材を楽しんでおります。

 オーディエンスには、気に入らないならお聴きにならない自由はございます。
でもね、音楽的に数十年前で止まっているような方々から、今さらいろいろ
初歩的な批判めいたことは
「言われたかねえや!」ってことで、失礼いたしました。
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日本語で歌って!と言われても・・・

2008年07月29日 | たまには言わせて

 前の記事に書いた、「南国の夜」のふたつの日本語歌詞を見ていると、
言葉の持っているリズムと音に乗せたときの現れ方の違いについて、
感じるところがあります。
 英訳のほうが、より濃厚に情景を表現しているのですが、
メロディーに乗せると、そのままでは字余りになってしまうし、
なによりそのまま歌ってもなぜか詩的ではありません。(やってみてください)
朗読してみるとかなりいい感じなのですが・・・。

 たまに、「ジャズって聴いたことのあるメロディーは多いのに、
題名も覚えられないし、歌詞もわからない。もっと日本語で歌う人が増えると、
もっと流行るんじゃないの?
というご意見をいただくことがありますし、実際にご自分でトライなさる方も
あるようです。ですが、私は英語の歌詞の持つリズムが好きですし、
内容を説明するために作った歌詞では、詩的にならないと思います。
 要は、日本語と英語の性格の違い・・・日本語は、現在では50の子音と母音
の組み合わせの音をいかにクリアに発音し、それぞれの語を結びつける
イントネーション(抑揚)によって、文章のニュアンスを表現していくのですが、
英語の場合はもっとたくさんの発音があり、しかもその組み合わせによって、
同じ時間内にたくさんの語を言うことができます。また、抑揚ではなく、
強弱によって表現される部分が大きいので、音楽的(洋楽ですよ)なメリハリが
つけやすい、という面があります。 先ほどの、「内容を説明するために作った
日本語歌詞」で歌うと、キツイ言い方をすると、曲の流れが台無しになりますし、
日本語としても、多くの場合間が抜けています。
 そんなわけで、エムズ・スタイルとしては、曲(歌詞)の内容は前振り
(歌う前の小噺)で説明し、実際の歌は英語で歌うことにしています。


 それでは、日本語の曲をジャズで演奏する、または歌う、というのはどうか?
これはときとしていい感じなのです。
エムズでは、他のどのライブよりも、おそらく日本語の歌がたくさん
お聴きになれます。ただし、すべての曲がそうできるわけではありません。
 ナマのジャズプレイヤーが演奏することで、より身近に、効果的に
聴けるタイプの曲と、そうでないものがあるのはもちろんです。

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