JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

It Might As Well Be Spring・・・春でもないのに

2006年09月25日 | 季節

今の私は嵐にもまれる柳のように
糸で踊らされている操り人形のように いつも落ち着かないの
まるで春のように熱っぽくて・・・今は春じゃないのにね

瞳が星のようにキラキラ なんだかもやもやソワソワしている
まるで歌うことを忘れてしまったナイチンゲールのよう
春でもないのに 春のように火照っているのはなぜ?

どこか他の場所に出かけたい・・・
新しい街の 知らない通りを歩いて
今まであったことのないような人から初めての言葉を
聞きたいなんて思っている


昼間の夢を紡ぎだす蜘蛛のように
ゆりかごの中の赤ん坊のように イソイソ動いている
クロッカスもバラの蕾もない 小鳥もいない 春じゃないんだもの
だのにドキドキワクワク まるで春みたいに浮かされている気分

 前出"September In The Rain"の逆バージョン
この曲はお芝居(映画)の中で、収穫際の時期の恋人たちの
ために作られました。 英語圏では「春=恋の始まり」
「秋=恋の終わり」という等式が古来からあるようですね。
 でも、日本の秋はオシャレして出かけたい季節、木々が色づく頃の
恋人たちも絵になると思うのですが・・・


オレンジ色の秋・・・キンモクセイ

2006年09月25日 | 季節
 起きて窓を開けたとき・街を歩くとき・深夜日比谷公園の
駐車場に入るとき・・・・・・キンモクセイの香りがします。
 空が高く、抜けるような青さになり、あっという間に秋の気配が
してきました。

 銀座の街はことさら秋が似合います。
夏の間、肌を露出し、ビーチサンダルを履いた人々が通りにあふれていると
なんだか落ち着かないのです。
 袖のある服を着て、口紅の色を変えた大人の女性が行き交うようになると、
なんだか古きよき時代に戻ったようで、ほっとしたりします。
(年のせいかしら!?
美々しく着飾った夜の蝶たち(これも古い!)のメインストリート:
並木通りの角々に、焼き芋やさんが陣取ったりして、このちぐはぐさも
やっぱり銀座らしくてなんだか和みます。

 そんな初秋の一夜、冗談ばかり言っている実はshyなピアニスト
小林洋さんと、おっとりベース:山口雄三さんのちょっと珍しい取り合わせ。
赤ワインか、ウィスキーのロックで、ちょっと大人らしく
お過ごしになりませんか? 大人になってみたい若者も
Welcome!です。