日付は前後しますが、先月初旬の「北区赤レンガ図書館深秋コンサート」の
写真が届きました。 もとは弾薬製造工場であり、戦後は進駐軍の倉庫になり、
払下げになって自衛隊の駐屯所になった古い建物の一部を残し、
4年前に北区中央図書館として新しくなったところです。
吹き抜けのロビー・スペースに、赤レンガの壁を背景にして舞台を作り、
照明も音響も「図書活動区民の会」の皆さんの手作りでのイベント。
三倍の倍率の抽選でチケットをゲットした区民の方々百数十名に囲まれて
この日のメンバーは、リーダー:河辺浩市(Tb)
五十嵐明要(As)小林洋(P)酒井一郎(B)八城邦義(Ds)w/影山ミキ(Vo)
天井の高い空間に五十嵐さんと河辺さんの音色が冴えわたり、気心知れたトリオの
スウィングも心地よく、袖の暗がりで待機しながら聴衆の一人になれた幸せな時間でした
もっともっといろいろなところにお届けしたいライブがここにあります
ジャズバーエムズからほど近い地下鉄銀座駅直結の「TSビル」(もとの東芝ビル、
モザイク銀座阪急のあるビル)の一階は、片側がブティックで、反対側(6丁目側)は
東北と茨城の物産館&カフェになっています。
東北パートの二階には、『銀座ひろがれ舞台』というスペースがあって、
震災と復興関連の写真展、地元作品の展示会など、さまざまな企画が行われています。
3月18日(日)14:00開演
「気仙沼復興支援コンサート」(前売り\4,000当日\4,500)が行われます。
出演は地元気仙沼市出身で、観光大使も務めるドラマーのバイソン片山氏のビッグバンド。
ピアノの大橋高志さん、ベースの田野重松さんは、ジャズひな祭りの仲間でもあり、
エムズとも関連の深いミュージシャンです。
日曜日の銀座散歩のおついでに、ぜひお立ち寄りください。
海を渡って10月10日(日)恒例の、坂出DCホール・ふれあいコンサートに
江草トリオと出演。もう10年以上のお付き合いになりました。
地元のクラシック、ポピュラーのアマチュア演奏者とその仲間を中心に、
近隣の方々をオーディエンスとして始まったコンサートでしたが、ここ数年は
私たち以外に、落語のプロの出演も増え、地道な活動で根強いファンの輪が
広がっています。
今回とてもオドロキ、そしてうれしかったのは、何年も通ってくださっている
おばあちゃま・おじいちゃまたちのノリの良さ!
門前の小僧なんとやら(先輩に対して失礼な!)で、ジャズなどまったくご存じなくても、
ライブの楽しみ方を覚えてしまわれたらしく、演奏者としてもしゃべる人としても、
なんともうれしい手ごたえのあるオーディエンスに成長?していらっしゃるのを感じた
ひとときでした。
そういえば、前日の福山でのコンサートも、両親の代からのお知り合いも
たくさん来てくださったのですが、打ち上げの時、同級生たちが驚くことしきり、
「前に座っているおばあちゃん、バリバリにスウィングしてたよ!」
・・・ライブの命は客席との一体感。ステージ側の未熟な人間は、ともすれば
「どうだ!この技術を見ろ!聴け!」というような、発信しっぱなしのパフォーマンスに
おぼれがちなものですが、実際のライブをたくさん経験すると、「自分の持っているもの
(技術も音色も知識も含めて)で、いかにしてこの場に居る人々と楽しさを共有するか」
ということが一番大事なのだ、とひしひしと感じるようになります。
受ける側にもそれはあって、「知識がないから。わからないから。」と思わなくても、
その時その場のパフォーマンスと雰囲気に身をゆだねていれば、ちゃんとしたプロであれば
きっちり楽しませてくれるし、意外と気楽に味わえるものなんですよ。
オーディオ・ルームに籠ってばかりいないで、たまには
「現場」を楽しみにお出かけくださいね。
オマケ情報(ローカル版)
『FM香川』毎週土曜18時30分~55分の25分番組、
「こけ枝、はやしの課外授業」(DCホール主催者:Dr.林と桂こけ枝さんのトーク番組)に、
電話インタビューで出演いたします。
放送は、11月6日・13日です。
『FM香川』が入るところにいらっしゃる方、お時間が合いましたら
どうぞチラッと聴いてみてくださいませ。
10月9日(土)やっと上がりかけた秋雨の中、福山駅に降り立つと、むせるような
キンモクセイの香り・・・駅北側のお城の周りの並木が満開なのです
まさに「秋の中に帰ってきた」気分
地元の老舗:「スガナミ楽器」4階の、使い込まれたホールに集まってくださった
お客様は、優に100名を超えました。古くからの知り合い、同級生、同じく福山
(上下町)ご出身の江草さんのお知り合いもたくさんで、大半はふだん、ジャズ・ライブに
お出かけにならない方々だったのですが、ポピュラー、日本の曲も含めて約2時間の演奏を
ノリノリで楽しんでいただけました。
事前の打ち合わせ不十分もあり、現場でもステージでもハプニングが続出、
人手不足で音響席に座ってくれた知り合いが、ふたつしかないボタンを押し間違えて
私の第一声はマイクが入っていないしバンドは「おっ!アカペラに
したんだな、カッコいいじゃん」と思って涼しい顏
曲順はちゃんと決めたのに、解説に入ったところで「譜面がない!」と大騒ぎ。
楽屋に走って行ってしまったり・・ まあ、ライブではありがちなことですが、
思わぬところでたくさん笑いを取ってしまいました
そんなことも含めて、本当に「手作り感満載」のコンサートになり、あらためて
親睦も深まった一夜、打ち上げのビールも最高!でした
地方への出前ライブ=ツアーの仕事は激減した昨今ですが、地元のファンの方々とも
ご一緒に楽しめる場を、これからも時々は企画できたらいいな、と心から思いました。
展示館のある道の角から山側を見たところ。
海と山が非常に近く、こういう白壁と板塀の町並みが続く、古い瀬戸内の風景です。
保命酒(ほうめいしゅ)の店がところどころにあって、強烈な薬草の香りがします。
鞆の浦 保命酒
(バックバーのドランブイとかフェルネット・ブランカを思い出したりして)
軒先のおばあちゃんが「冷たいお水あがって行ってください」と声をかけてくれます。
海と山が非常に近く、こういう白壁と板塀の町並みが続く、古い瀬戸内の風景です。
保命酒(ほうめいしゅ)の店がところどころにあって、強烈な薬草の香りがします。
鞆の浦 保命酒
(バックバーのドランブイとかフェルネット・ブランカを思い出したりして)
軒先のおばあちゃんが「冷たいお水あがって行ってください」と声をかけてくれます。
鞆の浦へドライブしました
小さい頃、毎夏海水浴に出かけた懐かしの船着き場を通り過ぎて
炎天下を歩くと、漁船のたくさんもやってある入江。
「マルセイユみたいじゃろ?」とは妹の弁ですが・・・
う~~ん、ちょっと違うような・・・でも、よい風情です。
真ん中あたりに見えるのが、今ドラマで評判の『龍馬の常夜燈』
その右側の白壁の建物が、『いろは丸展示館』です。
鞆の浦 いろは丸展示館(Wiki)
海の香りを満喫しました。
小さい頃、毎夏海水浴に出かけた懐かしの船着き場を通り過ぎて
炎天下を歩くと、漁船のたくさんもやってある入江。
「マルセイユみたいじゃろ?」とは妹の弁ですが・・・
う~~ん、ちょっと違うような・・・でも、よい風情です。
真ん中あたりに見えるのが、今ドラマで評判の『龍馬の常夜燈』
その右側の白壁の建物が、『いろは丸展示館』です。
鞆の浦 いろは丸展示館(Wiki)
海の香りを満喫しました。
夏休みから戻ってまいりました
どこに行っても「避暑」って感じはなかったみたいですが・・・
丘の上のステキなカフェ“風の時計”から見晴らす瀬戸内海です。
『ギャラリー 風の時計』情報
あまりのカンカン照りに、海自体が陽炎のようにぼんやりしています。
小さな島々の作るグラデーションの上に夏の雲・・・その向こうはもう四国の山並みですが
上手く見えないかな
今夜からまた銀座にて
19(木)袴塚淳(P)
20(金)土井一郎(P)成重幸紀(B)
&女将の『なんちゃってカクテル』をお楽しみくださいませ