エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

「プリーン」へ

2014年07月21日 | Weblog
7月20日
    
美しい村を幾つも越えて・・何度見ても見飽きぬ風景です。

今日はミュンヘンから東南90㎞先、キームゼ湖畔の「プリーン」まで行きます。
RJ(特急)で1時間の所です。 この地に19世紀 バイエルン王 ルードヴィッヒ2世が建造した3つの城のうちの1つがあります。その城の名はヘレンキームゼー城です。        
駅を出ると、緑色に塗った木の車両のSLが煙を出して発車準備をしていました。
かわいい警笛を鳴らしながら走る事7分。湖畔に着きました。ここから湖にある2つの島の1つヘレンインゼル島へ行きます。
湖には沢山のヨットやボートが出ています。
遊覧船は1時間に2便、乗客を満載して出港していきます。 
      
城へは入場制限があり、20人程を1グループとしてガイドが案内します。
カメラは禁止ですので、
各室内の豪華絢爛な装飾や調度品などを紹介出来ず、残念です。

特に鏡の間は98㍍あり、尊敬するフランスのルイ14世の居城ヴェルサイユ宮殿を真似たと言われていますが、この城に10日間滞在し、その後、この湖の浅瀬で謎の死を遂げたと言われています。
政務に励んだ王、ワーグナーに心酔した王、城造りに精魂詰めた王、
妻も娶らず、自分の美意識の世界に居る時だけが自由であったのでしょうか。端正な姿
の肖像画、30室の未完成のままの部屋を見たとき、「狂王」とまで言われた王の
孤独を感じました。
   

6月27日にノイシュヴァンシュタイン城を見学、明日は3つ目の城リンダーホーフを
見学する予定です。