エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

盆藤展へ

2013年04月29日 | Weblog
 
4月30日(晴れ)
この時期、毎年楽しみにしている展示会があります。それは奈良公園の前にある
国際セミナーハウスで開催される「盆藤展」です。
今年も見事な盆栽が展示されています。
どれも30年から80年もかけて育ててこられた藤の盆栽です。

雑木林などで見つける山藤は他の木々の蔓や葉に絡まり埋没し地味で見過ごしがちですが、    
会場で見る藤は豪華です。でも、一つ一つの花弁は小さく上品です。
いろいろな表情を持つながら気品と香りを放つ藤の花は好きな花の一つです。

   

50年前の私は・・・

2013年04月28日 | Weblog


4月28日(晴れ)
懐かしいパーティに参加してきました。
今から50年前、母子寮などの施設の子供たちのお兄さん、お姉さんとなって勉強を見たり
共に野外で遊ぼうと立ち上げた大学のクラブが創立50年を迎えたのです。
今日はその活動に対し、京都新聞大賞を戴いた報告もかねて会が開かれ、
現役の学生も含めて263名が集まりました。

同じ志を持って学業以外で結びついた仲間の久しぶりの再会です。会がはじまる時刻になっても
蜂の巣を突いたように、再会を喜び合う歓声がやまないほどでした。
集まりの中では縄文時代時代の化石のような存在でしたが、私も50年前は会場の裏方で頑張っている現役学生のように輝いていた時があったのだと感無量でした。

50年も続いてきた間には何度か存続の危機もありましたが、まさに創立者の一人として、
主人と蒔いた一粒の種が、会場を埋める仲間を産み繋いできたのです。誇りに思うと同時に
それぞれの時代の絆を紡いでいで来た後輩たちに感謝あるのみです。
皆、いい大人になっていますが、壇上に次々と上がって昨日のように活動を思い返し、
話される姿は、もう学生でした。楽しい一日でした。


    持ち込まれた活動の思い出の一冊、輝く青春の宝物です。


狭い庭にも初夏の香りが・・

2013年04月25日 | Weblog
          

4月25日(晴れ)
朝晩はまだストーブを焚いていますが、日中はすっかり初夏の陽気です。昨年、友人からいただいた「すずらん」が可愛い白い花を咲かせました。冬には全く姿を消していたのに、時期が来たら葉を広げ、花を咲かせるんですね。
自然の摂理の素晴らしさを、毎度毎度、教えられます。

     

狭い、小さな庭にもいろいろな花が咲きだしました。この陽気につられて庭の雑草取りでも始めましょうか。

珍事!

2013年04月23日 | Weblog
       

4月22日(晴れ)
友人がイタリア人を連れて我が家へ。日本大好きの彼は何度か日本を訪問し、今回は日本の春の花を見たくてやってきた旅行者です。
花の中でも牡丹の花が大好きで「何とか日本画の牡丹の花の絵を土産にしたい」の希望が出たそうですが、時間の制約もあって探せないとの事で、私に話を振ってきました。

趣味の範疇を超えない私の絵ですから「売れない、プレゼントします」と申し出ても、何とか買ってベニスの家に飾りたいの姿勢を崩しません。
売れないならせめて夕食を招待したいと言いますが、私は今夜の予定がありアウト。とうとう友人が間に入って3000円で決着。

帰られた後、テーブルに置かれた1000札3枚を見ながら、私の絵が水の都、ベニスの部屋に飾られるなんて、うれしいような気恥しいような・・。初体験に戸惑っています。

山桜

2013年04月19日 | Weblog
   
        奈良  曽爾屏風岩の山さくら

 
4月19日(晴れ)

快晴ですが、昨日の気温から10度は下がったかと思わせる冷たい風が吹いています。
一枚、上着を余分に着込んで出かけました。
先に曽爾村の山桜を見ることになり、細い山道を上がり、屏風岩の真下まで
行きました。平日ですが、桜好きのカメラマンが大勢詰めかけています。
風を避けて、斜面の窪地で寝そべっての贅沢な桜鑑賞です。時折、花吹雪が舞い散ります。
染井吉野や八重桜にない、しとやかな風情の中にほんのり色香があり、日本画の世界です。
行く春の最後の花見を堪能しました。

  
実は調べたい寺があり、その地の観光協会から資料も取り寄せましたが、やはり現地を
見ておきたいと思い、友人に乗せてもらって行ってきましたが、無人で、
思っていた以上に荒れていて、お寺の管理も大変だとつくづく思いました。

仏像ご開帳

2013年04月18日 | Weblog
   

  道明寺            十一面観音立像(国宝 平安時代)

    
   如意輪観音坐像       観心寺

   

   葛井寺        十一面千手観音坐像

4月18日(晴れ)
仏像大好き仲間と上記の3つの寺を回ってきました。どの寺もいつも拝観できるわけではなく、
特に観心寺の如意輪観音坐像(国宝・平安時代)は年に4月17日と18日の二日間しか拝観できない仏様です。秘仏とされてきただけに彩色が美しく残り、品のよい妖艶が漂う仏様です。

葛井寺も名のごとく藤の花が咲き、新緑の緑も美しい寺です。 十一面千手観音坐像(国宝・奈良時代)は尊名の通り大脇手40本、小脇手1001本を持って、衆生の私たちを救ってくださる仏様です。今日は境内で餅まきの行事があり、高櫓から威勢よく投げられる紅白餅も、地元民はうまくキャッチされるのですが、私はやっと1個をゲットするにとどまりました。


新緑の奈良公園

2013年04月17日 | Weblog
  
    当麻寺金堂・弥勒仏坐像    当麻曼荼羅   カタログから

4月17日(曇り)
食い意地が張っている私にはピンクが濃い八重の桜は桜餅を連想してしまい、
情緒の欠落を恥じるばかりですが、花の散った木には新緑の葉が出そろい涼やかです。

新学期が始まり、5月の連休まで間がありますが、好天に誘われ、大勢の観光客が
奈良公園に来ています。
今日は今、奈良国立博物館で開かれている特別展「当麻曼荼羅完成1250年記念・極楽浄土
へのあこがれ」を見てきました。
中将姫が阿弥陀如来の「化尼」と観音菩薩の「化女」の手伝いを受けて蓮糸で
一夜に織りあげたとの伝承がある根本曼荼羅(国宝・奈良時代)が30年ぶりに
公開されるとあって話題を呼んでいますが、この根本曼荼羅は劣化が激しく、
4月6日の初日から10日間(次回は4月23日~から5月6日)のみです。
私は根本曼荼羅に続いて、根本曼荼羅と同寸に転写した文亀本の当麻曼荼羅
(重文・室町時代1505年)も見たくて行ってきました。
(同じく鎌倉時代に転写された貞享本の当麻曼荼羅は5月8日~19日の公開)

この1月、釈迦が弟子たちに説かれた観無量寿経(王舎城の悲劇や極楽浄土を感得する方法)の地、霊鷲山に上り、説法された場所に立つことが出来ただけに、今回の当麻曼荼羅には力が入っています。3種の当麻曼荼羅を見比べてみるのが楽しみです。
  

そのあと、東大寺ミュージアムに行ってきました。
東大寺法華堂に収められていた日光・月光菩薩、弁財天・吉祥天立像(ともに塑像・2mはある立像)に、法華堂で見たとき以上の迫力に圧倒されました。また正倉院宝物目録から除物とされ、大仏様の足元に埋められたとされる陰と陽の2太刀(金銀荘太刀)にロマンを、鎮檀具に技術の高さに驚きました。

ホームコンサート

2013年04月14日 | Weblog
     
       天使の声 野田淳子さん 

4月14日(晴れ)
友人の山荘で野田淳子さんのホームコンサートがありました。
野田さんはギターを弾きながらの歌手として45年も関西を中心に活躍されてきました。
キャリアからいって若い方ではありませんが、その歌声は「心うた唄う人」「天使の声」
「癒しの声」の代名詞が付く、素晴らしい声で心に沁みる歌を聞かせてくれる方です。

彼女の存在を知って10年は経ちますが、いつもお人柄と生き様が声や歌詞に反映し、心静かに
聞き惚れています。
5月25日には京都・国際交流会館で大きなリサイタルを開かれます。
年中、忙しく各地を周って活躍中の彼女ですが、とても気さくな方です。
歌の間のお話も魅力的で、ますますフアンになりました。

   

行く春

2013年04月12日 | Weblog
    4月4日の郡山城郭の桜。
        風に桜花が舞っていました。

4月12日(晴れ)
外出が多い私ですが、今日は墨絵のお稽古日で家に居ります。
外は青空なのに、家の中は肌寒くてストーブを焚いています。時折、風の音がしています。

待ち望んでいた桜なのに、今年はゆっくり花を愛でる機会もないまま、
車の窓から入ってくる桜風景を見ただけで桜は終わってしまいました。
今年ほど桜が「清く、潔い」と思ったことはありません。

嫁の実家から新鮮な「ウド」が届きました。大好きな春の食材です。
来てくれた友人たちやご近所に配れるほどの量です。
皆、喜んでくれました。
私もまずは天ぷらにして、みんなの食卓を想いながら一献。

               

孫と再会

2013年04月08日 | Weblog
    
4月6-8日
西から来る嫁と孫を京都で待ち合わせ、一緒に東に移動しました。
と言うのも、息子が海外出張で留守がちの為、嫁は孫を連れて
実家に帰っていたのです。
家族が集合するのを待って、私も上洛したのです。
折角の再会でしたが、この2日間は春の嵐で、大雨、強風、雷警報が出ておりました。
その隙間を縫って、近くの運動公園へ遊びに行きました。
孫は仔馬のチョコちゃんが好きで3回も騎乗し、ご機嫌でした。