エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

8月も今日で・・

2012年08月31日 | Weblog
     
      雨上がりの落日!

8月31日(晴れ)

朝からカンカン照りの晴天です。今日はスポーツジムが休みなので、溜まっている家事をするため
機動力のある単車で出かけました。
あまりの暑さで出かけるのを控えているのか、道行く人はまばらです。美容院にも立ち寄り、涼しげにカットしてもらった後、家に戻っても暑いので図書館へ。
例の如く、時々居眠りをしているうちに5時。外を見ると大気不安定で雨雲が覆い薄暗くなっています。先日は通り雨でずぶ濡れ姿になったので、帰り支度を急ぎ、我が家に戻りました。しばらくするとザァーと雨が。雨は小一時間ほどで止みました。
雨上がりの窓の外はきれいな茜色に染まっています。
いよいよ、明日から9月。カレンダーと関係なく暮らしている私ですが、子育て中の頃を思い返すと
8月31日はいつもの月末とは違った感慨があります。

ありがたい友情

2012年08月28日 | Weblog
      
8月28日(晴れ)
処暑も過ぎたというのに、この暑さ。
猫の額よりも小さな庭も、ちょっと手を抜いている間に暑苦しさが倍増し「何とかしなきゃあ」と思いながらも暑さに負けて、目を瞑って通っていました。
そんななか、1か月も前に剪定予約を入れていた所から連絡が入り、見積もりが提示されました。その金額は私が予想していた倍以上です。
当方が留守中に見積もりしたこともあって納得できません。「他所の豪邸の庭と間違えたのでは?」と言っても拉致があかず、予約をキャンセルしてしまいました。

こうなりゃ「熱中症になっても自分でやる!」と豪語したもののトホホです。
窮状を見かねたのが友人夫妻です。
今日は朝早くから道具持参で来てくれました。また偶然に訪ねてきた友人も手を貸してくれ、黙々と手を動かし、思いの外、早くかたずけることができました。
尾籠な表現ですが、便秘解消後のすっきり感です。うれしい限りです。

   
         きれいになりました!お茶に来て ♪♪

処暑というのに

2012年08月23日 | Weblog
      
        平山郁夫氏画「飛天」

8月23日(晴れ)
3日間の奈良国立博物館主催の夏期講座が終わりました。諸先生方の熱のこもった講義を聞いた後、開催中の「頼朝と重源」展を再度見せていただくと、平重衡による南都焼き討ち後の重源の「勧進」は大仏の再建、南都復興にとどまらず、その前後に起こった大火、地震、飢饉の激動の時代を乗り切る為の「絆」の一つになったように思いました。
混沌とした日本の現状を思うと「現在の重源はどこに・・・」と。

昼食を新公会堂の横のシルクロード交流館内レストランでとりました。ここは昭和天皇崩御前年の昭和63年に開催された「シルクロード博覧会」の会場の一つとなった場所です。たしか今紛争中のシリアの海底遺跡から引き揚げられた多くの壺が展示してあったように思います。
上の写真はこの交流館の壁に掛けられた昭和63年に描かれた平山画伯の「飛天」です。横幅6mはあるかと思われる大作です。先日、薬師寺西塔の30m上の工事現場で見せていただいた「水煙」に透かし彫りされていた飛天の姿もあります。超大作のこの壁画、きっと中国「砂漠の大画廊」敦煌の莫高窟の壁面に描かれていた飛天からイメージを膨らせて描かれたものでしょう。
食事をとりながら、この地がシルクロードの終着点「奈良」であり、北京、洛陽、長安(現・西安)蘭州そして西方の砂漠、玉門関、陽関から敦煌を旅した時の風景が。ラクダに乗り、浮き輪代わりの豚筏(内臓を取り除き空気を吹き込んだ豚の風船いがだ)で黄河を渡った日のことを思い出しました。窓の外にはのんびり葉をはむ鹿たち遊んでいました。
      

いつまで続くの この暑さ!

2012年08月21日 | Weblog
                       
8月21日(晴れ)             うしろは若草山

あと10日もすれば9月というのに、この暑さ。朝から蝉は鳴くし、空にはむくむくと入道雲が。
広島での墓参り後はスポーツジムも夏休みで行くところなし。仕方なく午前中は家事をこなし、午後からは図書館へ。(勉強時々昼寝を、いや昼寝時々勉強かな)太陽が陰り始めた頃にご帰還。
先日はタイミングを外し、もうチョッとで家というところで、土砂降りの通り雨にぶつかり、全身ずぶ濡れになってしまいました。

今日から3日間、奈良公園内の公会堂(能舞台会場)で奈良国立博物館主催の夏期講座「鎌倉時代の南都仏教」が始まりました。全国から来られた仏像ファンの方々と、講師の先生方の講義を聞くのも、奈良ではの「暑気払い」と、楽しみにしている私の夏の恒例行事です。



   青空と真っ白な入道雲、色とりどりの百日紅の花が美しい! 
  

お盆休暇  ③

2012年08月15日 | Weblog
    
  2㎏の丸餅を背負わされ、泣きべその桜ちゃん!
8月14日(晴れ)

明朝、激しい雨と雷が鳴っていましたが、朝には晴れ間が見え、とても涼しい朝です。今日のハイライトはこの7月に1歳を迎えた桜ちゃんの成長と未来を祝福しての「餅背負い」です。
嫁のご両親が搗いてくださった1升(2㎏)の餅を背負い、先に置いてある本・財布・算盤・筆のどれを取るかで、未来を占おうという行事です。
桜ちゃんは重い餅を無理やり背負わされ、泣きの涙で財布をゲットしました。親は本か筆を期待したようですが、桜ちゃんには訳わからず、ただ母親のそばに行きたく、たまたま、そこにあった財布を取ったのが真相のようです。
そのあと、みんなで津山の奥座敷・竜神滝の「流し素麺」の里に行きました。
  

  

帰省中の家族連れが多く訪れて大盛況です。半分に割った竹の間を素麺が流れてきます。長いあいだ待たされた割には「アッ」という間の流し素麺でしたが、無邪気に楽しめました。そのあと、ジンギスカン鍋をごちそうになりました。
嫁の実家の歓待を受けて2泊3日の墓参り兼の盆休暇が終わりました。早や目の帰路でしたが、神戸に近づくや渋滞のランプが点灯しています。
婿や息子の交通情報分析で、帰りも道路を選びながらの走行で渋滞に巻き込まれず、夕方には京都の娘宅に安着しました。今夜は京都で泊り、明日は私を送りがてら奈良の薬師寺の盂蘭盆会に家族と行きます。充実したお盆休暇でした。

お盆休暇  ②

2012年08月15日 | Weblog
   
       舅のいる養護老人ホームの窓から厳島神社の大鳥居が見えます。

8月14日(晴れ)
8時過ぎに津山を出発し「三次」へ。ここは主人の郷里です。道路は渋滞なく、車はスイスイと走り、まずは墓参りを済ませました。三次の次の千代田JCTから広島自動車道に入り「宮島」に着き、
ホームに住む舅の陣中見舞をしました。
舅は101歳になります。脚と耳が少し不自由ですが、話はよく理解できます。孫やひ孫の来訪をとても喜んでくれました。30分もすると少し疲れたのか、「横になりたい」と言いますので、ベッドに入れたらすぐに寝てしまいました。まるで赤ちゃんのようで、私たちは忍び足でホームを後にしました。

津山への帰路、「落合」で高速道路を下りて真庭市の「勝山」へ行きました。ここに推奨の「蕎麦や」があるとのことで、ここで夕食を取りました。
   

勝山はかつて出雲街道の宿場町として栄えた所と聞きます。近年、雛飾りや暖簾の街として注目されているようです。(文豪・谷崎潤一郎氏が疎開したこと、寅さん映画の場面にも登場)
   
私たちがその街並み保存地区に着いた時刻は雨上がりの夕暮れ迫る頃で、白壁の土蔵や連子格子の低い家並みの両側に灯が点り、城下町の風情たっぷりです。(家々の軒先には独自の暖簾が架かっているそうですが、今日はお盆休みか、早めの店終いのようで見ることができませんでした。)

御先祖の精霊を迎える迎え火を焚く家を何軒か見ました。いい時期、いい時間にこの街を訪ねることができ、いい思い出が一つ、また増えました。


お盆休暇  ①

2012年08月15日 | Weblog
     ガラガラの中国道路

   
 英語の勉強?桜ちゃん       瀬戸ジャンボ(青りんごのような食感のブドウ)

8月13日(晴れ)
総勢5人、京都の娘宅を5時に出発し、今日は岡山県津山迄の行程ですが、京都南インターを超えた辺りから車が増え出し、前方の掲示板には渋滞30㌔の表示が出ました。そこで予定を変更して京丹波道路から県道を走り舞鶴若狭道に入り、中国自動車道の吉川に出ることにしました。予定より少し迂回することのなりますが、この変更が功を奏し、全く渋滞に巻き込まれることなく、しかものどかな田園風景を旅行気分で堪能しながら、予定より早く津山の嫁の実家に着くことができました。

一足先に帰省していた嫁や孫たちと合流し、津山から北の「奥津温泉」に連れてもらいました。この温泉は湯質もよく、長旅の疲れが吹き飛びました。帰路、奥津峡谷に行きましたが、あいにくの土砂降りの通り雨で、車から出ることができず残念でした。夜は地元推薦の焼き肉屋で再会の乾杯。いい気分で早寝の就寝。
       
        少し見ない間に、また大きく成長の桜ちゃん!


早起きは・・の徳

2012年08月09日 | Weblog
       
         薬師寺境内の蓮                      写経道場内
8月9日(晴れ)
連夜、TVでオリンピック観戦をするので寝不足気味ですが、昨晩は11時には床に就き、今朝は5時前起きです。涼しいほどの早朝の風を受けながら5時半に薬師寺に到着しました。

毎年、8月のこの時期、薬師寺では「暁天講座」が開かれます。今年は8~10日の3日間、境内の弥勒如来が祀られている講堂で行われ、早朝の5時過ぎには勤行が始まり6時から法話があります。
昨今、人からも聞く話でもありますが、法要などに出てもご住職から法話を聞く機会が少なくなったといいます。書物からも教えられることは多いですが、仏を前にして語られる僧からの法話は心に染み入ることが多いので、毎年開かれる「暁天講座」の隠れフアンの一人です。
今朝の法話は「食」の話で、「粥偈」「対食五観」を説かれました。簡単に言えば飽食のこの時代、「ごはんを食べる」ではなく、見えないお蔭に感謝と喜びをもって「ごはんを戴く」の精神でありたいということです。目新しい説法ではありませんが、忘れがちなことです。
勤行と法話の後、写経場内に臨時に設けられた食堂(じきどう)で、僧たちとご一緒に茶がゆの接待を受け、そのあと写経をさせていただきました。

     

夜、期間限定(8月9-19日)の夜間特別拝観(有料)があると聞き、出かけることにしました。薄明りの照明に浮かびあがった金堂は昼間みる姿とは違い幻想的です。薬師三尊を見上げながら法話を聞き、そのあと西塔の初層内を見学し、解体修理が始まった東塔の覆屋内を見学します。塔の下でヘルメットをかぶり軍手をはめて、ビルの6階ぐらいの高さまで上っていきます。途中の工事足場の間から屋根瓦(6層うち3層は裳階部分)を真横に見ることができます。
一番上の屋根の部分で、降ろされた相輪の上に載っていた「水煙」を見ることができました。まさに空を飛ぶ鳥しか近くで見ることができないものです。4面が中心で合わさり、1面が100㌔の銅板です。そこに透かし彫りの天女・24仏が優雅に飛天しています。まさに1300年をタイムスリップして、私の目の前にあります。感動ものです。
塔の下の茶店で冷たいお抹茶をいただき、興奮した気持ちを沈めて、我が家に帰りました。今日は一日、薬師寺三昧でした。

   
  茶店では知人の切り絵作家の「水煙」がガラス窓に。

風と緑と友情の八ケ岳休暇  ③

2012年08月05日 | Weblog
8月4日(快晴)

      
           別荘の木立にはアカゲラ、コゲラ、シジュウガラやホトトギスが・・

8時過ぎに起床。ベランダでおいしい朝食を食べた後、みんなで別荘内を掃除し、別荘住人の友人夫妻が最近に行かれたポルトガル、スペイン、イギリス手作り旅行のビデオを見せていただきました。旅好きな我々、それぞれが経験した旅談義に話は尽きません。
11時過ぎに荷造りをし、ご主人様に見送られて別荘を出発し、友人の車で街道筋の信州蕎麦屋に行きました。さすが本場、美味な蕎麦と夏野菜天ぷらを堪能しました。
そのあと、サラダ街道と称される道の両側がレタスとトウモロコシ、花豆の畑地帯を走って産地直売の大きな八百屋に立ち寄りました。そこで今回、食して満足したトウモロコシやマッシュルームなどを土産に買い求めました。

    
    ソフトクリームを食べに立ち寄った店の傍に鉄道最高地点神社の碑(標高1375m)

野辺山駅で友人に見送られ、小淵沢駅で東京組と別れ、ここからは一人旅です。塩尻で名古屋行きの特急に乗りこみ、ビールを飲みながら鶏釜飯弁当をいただき、旅の余韻を楽しみながら名古屋へ。
ここまで帰って来れば、もうお膝元に帰ったようなもの。急に気が緩み、京都直前の新幹線の中で突然の睡魔に襲われ、気が付けば新大阪まで行っていました。なんとも大きな時間ロスをしてしまい、我が家に帰ったら10時を回っていました。(情けない トホホです)
明日も予定が入っているし、本当はもう寝たいところですが、最高に楽しかったバカンスの余韻をまた味わいたくて、荷をほどいた後にパソコンに向かい、この記事を書いています。深夜1時を過ぎたので、皆さんに感謝し、楽しかった旅の一コマ思い出しながら就寝しま~す。


緑と風と友情の八ケ岳休暇 ②

2012年08月04日 | Weblog
8月3日(晴れ)


  
   獅子ウド    ホタル袋

夜中、寒くて冬布団の上に毛布を掛ける始末。下界の熱帯夜からは想像できない贅沢な睡眠をむさぼり9時過ぎに起床。ゆっくり、外のベランダで小鳥のさえずりを聞きながら朝食を済ませた後、近辺を散策に出かけました。人も車も見かけません。
木立の細道を歩き、可憐に咲く草花を見つけながら、まずは高原ヒュッテへ。途中、木々の間に立ち止まっている小鹿に遭遇しました。友人の話では狐や狸、リスにもよく遭うとのことです。
 
  高原ヒュッテ(元侯爵徳川義親氏の邸宅をS43年に譲り受け移築される)

現在はレストランとして営業していますが、内部は隅々まで丁寧な彫刻を施した建具や壁、階段の豪華さに驚きます。正面の窓からは八ケ岳の横岳(2829m)赤岳(2899m)の雄姿を望むことができます。

  
      音楽堂
音楽堂に立ち寄りました。ホールの前は広々とした芝生が広がり、ここからも八ケ岳の連峰が見えます。夏だけ開かれるリトル・ナイトコンサートの準備のためか、窓が開かれたホールの中でピアノの調律をされる方の姿が見えました。
ここから少し歩いて高原ロッジに戻り、別荘地域を巡回するバスに乗り、友人の別荘に戻り、皆で用意したサラダやシュウマイ、豚まんの昼食をいただいた後はまたまた「おしゃべり」再開。
夕食は地元特産の滋味のあるズッキーニ、エリンゲ、かぼちゃ、玉ねぎを加えた焼き肉パーティとなりました。もちろんワイン、ビールもたらふくいただき、今夜も12過ぎに就寝。