エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

赤目四十八滝へ

2006年08月31日 | Weblog
8月31日(晴れ)
今日は友人の車に乗せていただき三重県の室生赤目青山国定公園内にある赤目四十八滝へ連れていただきました。道中の田んぼの稲穂はいつの間にか黄色くなり、早や刈入れが始まっている所もありました。明日から9月ですものね。

奈良から約1時間。沢山の滝が次々と現れる赤目渓谷の渓流は冷たく澄んでいて、サンショウウオの生息地ともいわれています。
深い木立からの木漏れ日が渓流に変化をつけ、また渓流の澄んだ水が岩の苔をより深緑に変え素晴らしい景観の連続です。上ったり下りたりする渓谷歩きも渓流が生む涼風が頬を通り過ぎ、まったく疲れを感じません。2kほど歩き同じ道を引き返しました。同じ道でも行きと帰りでは見える景観は異なり、2倍楽しんだ渓谷歩きでした。帰りには青連寺湖にも立ち寄り、楽しい小旅行でした。

スポーツクラブへ

2006年08月30日 | Weblog
8月30日(晴れ)
先月から今月にかけて健康診断を受けていました。どこも自覚症状はありませんが、この半年ほどで生活が激変したこともあって受診しました。
幸いどこも異常がなく、しいて言えば「高脂血症」に注意する事が挙げられました。これを予防するには食生活の改善と運動が大事なことは今日では常識とされています。が、なかなか実行できないのも事実です。そこで友達に紹介していただいてスポーツクラブに入会することにしました。今日は手続きをしがてらジムを見学させてもらいました。
時間帯で客層が変わると思いますが、初老の方の多さとパワフルな動きに驚きました。皆さん健康に気をつけていられるんですね。その後、図書館に立ち寄り3時間ほどおりましたが、ここでも目に付くのが初老の方々です。戦後生まれが定年を迎えつつあり、元気な60代が世の様相を少し変えつつあるのを実感します。

疲れた!

2006年08月29日 | Weblog
8月29日(晴れ)
毎日、バタバタと暮らしているので、雑多な用事が後回しの状態です。今日は外出の予定がなかったので事務的な用事を済ませようと腰を落ち着け、書類の整理にかかりました。
私の不得意分野は多々ありますが、数字の羅列を見るだけで頭が痛くなるほうですから金銭の管理が一番苦手です。と言っても年金暮らしに突入した今、そんな暢気なことも言っていられません。溜まった領収証の整理や通帳で金銭の出し入れを追いかけただけで、どっと疲れました。机の上は書類だらけです。
「もう嫌!」と書類を机の下に投げ、昨日持って来てくださったケーキを一人で食べてしまいました。食べ終わった瞬間は至福でしたが、足元に散らばった書類とやけ食いの後悔が私を襲い、落ち込みがひどいまま夜になり「詩吟」のお稽古が始まりました。大きな声で詠ったので少し頭と胃袋が落ち着きました。な・さ・け・な・い私です。

友・友・友

2006年08月28日 | Weblog
8月28日(晴れ)
上海にも来てくださった遠来の友達が遊びに来られた。女性の話は絶えることがなく自由奔放に広がり、簡単な夕食を食べていただき9時過ぎにお帰りになりました。実に10時間も話が盛り上がったことになります。これは男性には出来ない特技かも知れませんね。
というわけで今日は一日外出せず。友人たちを駅までお送りした後、郵便ポストを覗いたら一枚の絵葉書が入っていました。写真のカラフルな鳥はその国の国鳥とか。その国とは「ウガンダ」です。友人は今、ウガンダの学校建設のワークに参加しているのです。アフリカと聞くだけで暑そうですが、地平線に太陽が沈んだ後の満天の星空、貧困に負けない明るい子供たちの表情が暑さを吹き飛ばしてくれると書いてありました。みんながんばっています。そして色々な場所からみんなが私を支えてくれる。ありがたいことです。

吟詩大会に行って

2006年08月27日 | Weblog
8月27日(晴れ)
かつて2年ほど習った詩吟を帰国を機に再開したことは報告しましたよね。今日は天理市内で実姉もエントリーしている指導者級の吟詩大会があると聞き、友人夫妻と聴きに行きました。
国歌斉唱から始まった大会は「師範代」「準師範」「師範」と進んで行きました。どの吟士も情感と力を込め、張りのある朗々とした声で吟じられていきます。もって生まれた声を練習でどこまで高められるのか、詩吟するには低すぎる自分の声をどう扱えばいいのか、館内一杯に響き渡る吟を聞きながら考え込んでしまいました。練習あるのみか・・・。
「漢詩」は今様の現代人には語句が難しいので、詩句の理解より高音で艶のある節回しに高得点がいくようです。今日は吟じ方の勉強にはなりましたが、普段の授業で詩句に気を込めながら詠うほうが私は好きです。 

バサラ踊り

2006年08月26日 | Weblog
8月26日(晴れ)
毎土曜日の国立博物館のボランティア活動を終えて、仲間達と夕食をしようと近鉄奈良駅前に行ったら大変な人出で、大多数がド派手化粧の集団です。何事かと聞くと「バサラ踊りが突然の通り雨で行進中断の雨宿り」と返ってきました。もう一度「バサラって何?」と聞いたら「室町時代の流行語で派手に乱れること」で「高知のよさこい踊り」や「北海道のソーラン踊り」をモデルに、派手な装飾をした地方車(じかたしゃ)を先頭に派手な衣装と化粧、振り付けで20名ぐらいがグループになって踊りまくるというのです。立ち止まって見ておりましたが、踊りは進まないので先ずは食事に。
食事を終えて店を出て来たらまだ踊りの列は続き、26番目の最終組(邪馬台国)がスタートしようとしていました。その中の一人に「どこから来られましたか」と尋ねたら何と知人のお嫁さんではありませんか。余りのド派手な化粧で分かりませんでした。後ろには知人夫妻・息子・孫の一族で参加しておられました。事前に何も聞いていなかったのでビックリしました。昼から4会場目ということでしたが元気に踊って行かれました。明日もあるそうです。

炎天下の動物園行き

2006年08月25日 | Weblog
8月25日(晴れ)
孫たちの夏休みの宿題も終わったので、朝から彼女たちの希望を入れて京都動物園へ。動物園は京都の文化ゾーンの一角にあり、近くには美術館、平安神宮、京都会館、勧業会館などがあります。この動物園へは数十年ぶりですし、最近の北海道の動物園事情も聞いたばかりなので少々期待を持っておりました。
地下鉄を降り、琵琶湖疏水のインクライン沿いに歩くと動物園の園内の一部が見えますが、人の気配がまったくありません。「休みかもね」と言いながら入り口まで行くと開園していました。
予想通り園内は閑散。孫たちの好奇心に付き合い右に左に移動しますが、どの動物もこの暑さに寝そべっているか屋内に入って姿見せず状態で、主役の動物も人間も脱水状態寸前です。2時ごろ帰宅し、お昼寝をさせて4時から孫たちはスイミングへ行きました。私は夕食を準備して奈良へ移動。 しんどい一日でした。

孫たちの夏休み・3

2006年08月24日 | Weblog
8月24日(晴れ)
京都の小学校は8月27日で夏休みが終わるので娘も授業準備の為に連日登校しています。孫たちは在宅しているので、一番暇な私が助手で京都の娘宅へ。夕方、「疲れて寝過ごし1駅先まで行ってしまった」と言いながら娘が帰宅。母子揃った所で夕食。食事が終わるや孫たちは自主学習、娘は教材準備を始めて家庭団欒の時間もままならない。「小学生からこんな状態でかわいそう」と思いながらも、自分も子育て時代は同じように子供のお尻を叩いていた事などが思い出される。
8時ごろムコ殿が大学から帰宅。食事をしながらの会話で、今日、大学1年生の男子学生の母親から学長の所に電話が入った。母親が言うのには「息子が担当教官に叱られて、学校へ行きたくないと言っている」という内容です。なんと小中学生の親が校長先生に電話で相談する感覚の親の態度に驚くと共に大学生もまるで子供。教育現場も時代の影響を受けて右往左往している現状が娘夫婦の会話からうかがえる。

地蔵盆あれこれ

2006年08月23日 | Weblog
8月23日(晴れ)
私の住む町のキャッチフレーズは「金魚と城下町」です。用事があって旧市街地というべき市役所付近を通りかかりました。この辺りは路地に入ると両側に軒の低い町家が続きます。水路をはさんだ「紺屋町」や「綿町」「塩町」「茶町」「雑穀町」「豆腐町」「材木町」と、豊臣秀吉の実弟「大納言豊臣秀長」が商業種別に区画し治安や火災から守った街づくりの跡が町名として今に残っています。
今日は旧暦の地蔵盆にあたりますで、これらの地域では路地毎に「地蔵尊供養」が行われていました。普段のお地蔵様は地味で見落としがちですが、今日はきれいに垂れ幕と花と提灯で飾られ、お地蔵様も晴れやかです。
孫たちが住む地域の地蔵盆が先週末あり、孫たちは一日中お地蔵様の周りで遊んでいたと聞きましたが、今日、5~6箇所見たお地蔵様の周りに居たのはじい様・ばあ様ばかりで子供の姿はどこにもありませんでした。子供のお祭りなのに、子供はどこへ行ったのでしょうか。写真は「大納言秀長」の菩提寺「春岳院」です。

無題

2006年08月23日 | Weblog
8月22日(晴れ)
  秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」
       
熱闘、夏の高校野球が終わると、もう夏も終盤に入った気分がします。気分だけでなく、空を眺めると快晴だけど雲に「勢い」がないし、時折通り過ぎていく風も少し「涼」を感じます。早朝から鳴く蝉の声も長く続かず、また花の上を飛び交う蝶も暑い夏を越えて、最期の時に向かいながら花から花への移動を惜しんでいるかのようです。自然は季節の移り目を感じているのでしょうか。
今日は夜の詩吟のお稽古が入っているだけで何の予定もないので、ボーと午前中を過ごしていたら午後から友人が遊びに来てくれました。
友人とのおしゃべりを発声練習として詩吟のお稽古に出たら、練習不足が露呈し声が出ません。反省しきりです。先生を送りにでた外はちょっとヒンヤリ。私の心もちょっとヒンヤリ。