エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

明日香へ

2016年04月30日 | Weblog

4月30日

  

橘寺(聖徳太子の愛馬・黒駒 )    2面石(悪者と善者)      往生院の天井絵 

新緑が美しい山並みを眺望しながら「飛鳥板葺宮跡」を歩き、聖徳太子生誕の地であり、太子が創建されたと伝えらえる橘寺にいきました。収蔵庫の聖倉殿が今、特別公開(春・秋の2回公開)されていて、聖徳太子絵伝や地蔵菩薩など沢山の寺宝が収蔵されています。

今日は好天気。薫風さわやかな古への都あとを歩き、川原寺跡・飛鳥寺を巡り、阿倍文殊院へ。子供たちの受験祈願以来です。

  合格祈願の札・札札

    

        パンジー8000株で造られた今年の干支「申」 遠くに見えるは二上山

阿倍文殊院に行きました。国宝の文殊菩薩像の迫力に像の前を動けませんでした。また今、文殊池に浮かぶ金閣浮見堂霊宝館が特別公開中です。お堂に入る前に「・・になりませんように」と、一つの厄除け祈願を念じて堂を一周。7周して7つの厄除けを祈願してから堂内へ。阿倍仲麻呂公像・阿倍晴明公像や12天像軸が祀られています。


なかなか見れない瓊花

2016年04月27日 | Weblog

  4月27日

閉門ぎりぎりの4時半前に唐招提寺に着きました。雨は朝から降っています。昨年、来た時は花が散った後だっただけに、無理をお願いし、境内に入れていただき、御影堂の境内へ直行。雨にもめげず、瓊花は素晴らしく咲き誇っています。この花は鑑真和上の故郷、中国の揚州から特別に持ち込まれた花で、アジサイの花に似ています。花に会え大満足。


待ち人来たらず

2016年04月26日 | Weblog

4月26日

毎日、何かしら予定が入る昨今、1か月前から約束していた人が来ません。昨日も今朝も何度も電話しますが「繋がりません・電源が切れている」の音声が聞こえてくるのみ。携帯電話の不携帯・電池切れを再々する私ですから、他人の事を言えた義理ではありませんが、楽しみにしていただけにがっくり。

外は夏日を思わせる好天気です。遠方からの来訪なので薬師寺を案内しようと思っていたのに・・・。電話を待って家で待機。とうとう夕方になっても連絡がないうえ、電話も繋がらず、待ちぼうけの一日になってしまいました。夜、ふてくされてビールを飲んでいたら来客のチャイム。すっかり詩吟のお稽古を忘れていました。(トホホです)歳はとりたくないですね。他人のことは言えません。

 

        

家の東側面に咲きだした「蔓バラ・アイスバーグ」   来客待ちのお蔭で絵は8分仕上がり

 マダム・イザール プレール

  南面の薔薇も咲き始めました。高い所から咲きだし、背伸びしないと見えません。


「備えよ常に」を忘れずに

2016年04月24日 | Weblog

        4月24日

所属している日赤の安全奉仕団の総会と研修があり参加しました。総会は熊本大震災で亡くなられた方々への黙とうから始まりました。今もなお地震が終結しない事を思うと、心が苦しくなります。(奈良県支部も医療支援の第1陣が今日もどられ、第2陣も来週早々出立されると聞いています。)

奉仕団の信条の一つに「すべての人々の幸せを願い、陰の力となって人々に奉仕する」とあります。唱和するたびに、私に何ができるかと考え込んでしまいます。「いざ・・」の時、小さな力ですが、奉仕できるように知識と技術の習得は続けていこうと思います。


葛城古道 ②

2016年04月23日 | Weblog

  新緑の中を歩く

  

                一言主神社樹齢」1200年の乳銀杏

  

                江戸時代の宿場町「長柄」古民家が美しい

 

                                船宿寺の小堀遠州の庭園


. 葛城古道を歩きました  ①

2016年04月22日 | Weblog

4月22日

葛城古道を歩くため、近鉄御所駅で待ち合わせ、21人の仲間で出発進行。日差しも強く、昨日の雨が嘘のようです。周囲の山々の緑も濃くなり、モザイク模様を見るようです。鴨山口神社・九品寺・一言神社を訪ね、長柄集落を通り・長柄神社などをお詣りし、昼食と入浴を「かもきみの湯」でしたあと、船宿寺へ行きました。ここは1200年余前、行基菩薩が薬師如来をお祀りになったところと伝えられています。花の寺ともいわれ、いろいろな花が境内に咲き乱れています。(しゃくなげ、牡丹、霧島つつじ、大てまり、九輪草、上り藤など花も色とりどり)

   

                                                                                    行基菩薩像

  

  

 

 


バラが開花

2016年04月20日 | Weblog

 

4月20日

我が家の庭の薔薇も2年目に入りました。東面、北面、南面の薔薇の花芽も付き始め、新生の春の日差しを喜んでいるかのように伸び始めています。多種類の中で木瓜薔薇が一番に咲き、一日、一日花が増えてきました。


今日も元気に山歩き

2016年04月19日 | Weblog

4月19日

史跡探訪の仲間たちとJR大和路線の王寺・香芝周辺の古墳・寺を歩きました。9時過ぎにスタートし、起点の王寺駅に戻ってきたのは4時半。歩いた歩数は2万4千歩。十分に疲れました!

  

大和路線の王寺駅からバスで20分、明神住宅地の開発で見つかった畠田古墳。6~7世紀初頭に築造。直径15m・高さ4mの円墳。中に壁に落書きが二つ。まさか古代人が書いた?

    

明神山頂・ 昨日行った信貴山(左の小さなコブ)      聖徳太子が灌漑用に造った羽尾池

住宅地のはずれにある大きな明神山鳥居をくぐり、山頂まで1.8k。新緑の中を歩いてもう一つの小さな赤い鳥居をくぐると山頂へ。山頂の展望台デッキから360度の景色が見渡せます。昼食のあと、登りと違うルートで下山。途中から山中の林道・近畿自然歩道をひたすら下へ。

          

香芝に入り平野集落に入り正楽寺の阿弥陀石仏 と平野塚穴古墳(7世紀後半に築造)

  

杵築神社                 飛鳥時代に創建された尼寺廃寺跡 

    

太子道を歩き達磨寺へ。境内には3基の円墳 聖徳太子の愛犬[雪丸」像もあります

 

  ゴールは王寺町のシンボル「和の鐘」・和を以て尊し(聖徳太子の精神)


信貴山 朝護孫子寺へ

2016年04月18日 | Weblog

  

広大な朝護孫子寺境内地図     虎の向こうに見えるのは本堂     樹齢1500年のかやの木

  

     戦国時代、松永久秀の居城。のち織田信忠軍に包囲され落城した(信貴山城)  

   

右・信貴山縁起絵巻 ・巻の1「山崎長者」の 「空鉢堂」がある信貴山頂(433m)

左・信貴山縁起絵巻・巻の2「延喜加持巻」の剱鎧護法

奈良国立博物館で展示中の信貴山縁起絵巻の舞台となった奈良・生駒の信貴山・朝護孫子寺へボランィア仲間たちと行って来ました。まず玉蔵院で法主と博物館の学芸の先生から絵巻の基になる寺の歴史と毘沙門天信仰についての講義を受け、精進料理を頂いた後、本堂で法要祈祷していただき、小雨の中、新緑と赤い鳥居が続く山道をくねくねと登り詰め、山頂へ。信貴山縁起絵巻の躍動的な画面を見る楽しみと同時に、絵巻を色々な角度から学べた一日でした。

 


今日も好奇心一杯の一日

2016年04月16日 | Weblog

  4月16日

今、奈良国立博物館では信貴山縁起絵巻が公開されています。開催に合わせ、信貴山虎君が博物館のエントランスで愛嬌を振りまいていました。

聖徳太子が創建したと伝えられる信貴山の朝護孫子寺に伝えられている国宝・信貴山縁起絵巻は平安時代末に作られ、この寺の中興の祖といわれる「命蓮」和尚に関わる3つの物語から構成されていて、3巻あわせると36メートルもあります。

今回の展示は3巻すべてが公開されていて、大勢の鑑賞者が生き生きと描かれた登場人物の表現やストリーを楽しんでおられます。私も長い列も気にならない程に、動画の漫画を見ているような表現力の素晴らしさに浸たることができました。

午前中のボランティア活動を終え、昼食もとらないまま、デパート内にある音楽堂での「生演奏を聴きながら学ぶクラシック」の会場へ向かいました。今日の演目「男の美学を求めてバリトンVSトロンボーン」の出演者の一人が次男の中学時代の後輩のトロンボーン奏者なのです。

低音が魅力のバリトンとトロンボーン。言い換えると言葉(歌詞の表現)と音(音曲)の競演です。共に世界の場で学び、技を磨いてきた2人。進行役のピアニストを囲んでの会話のやり取りも面白く、素敵なコンサートでした。