エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

水無月(みなづき)

2007年06月30日 | Weblog
6月30日(晴れ)
今日で6月も終わりです。昨日、京都に行った時、必ず買いたかった物に「みなづき」がありました。6月の古称が「みなづき」で、京都には今もなお和菓子の「みなづき」を30日に食べる風習があります。「夏越の祓い(なごしのはらい)」と言い、昔、梅雨時は疫病が流行りやすい時期で、この時期に茅の輪をくぐって夏負けをせず、また魔よけの小豆を食べて腫れ物を皮膚に作らない様と願ったものです。それを形にしたのが和菓子「みなづき」です。
6月になると和菓子屋の店頭に並びます。京都人は「みなづき」を食べ、すぐに来る「祇園祭」で「ちまき」を市中に撒いて更なる魔よけをして暑い夏を乗り切ろうとするのです。今日は昨日買い求めた「みなづき」を食べて、暑い夏を乗り切れるよう祈りました。

今日は博物館のボランティア日です。暑い一日で来館者は少ないほうでした。青銅器の部屋にいた時、小学生の一団が入ってきました。開口一番「鍋ばっかりやー」と言いました。鍋は鍋なんですが・・・。どっと疲れました。

京都観音めぐり

2007年06月29日 | Weblog
6月29日(曇りのち雨)
5月、京都法性院の27面千手観音を拝観した時、堂守から「洛陽33所観音巡礼」の話を聞き、朱印帳を買い求めました。今日はその時のメンバーで観音巡礼の第10~14番札所の清水寺周辺の寺を廻りました。
先ず東山五条から茶碗坂を上って清水寺へ。観光客が行く定番の懸造り舞台に行く前に「地蔵院」へ。如意輪観音が慈悲深い眼差しと優雅な姿で座しておられました。それから本堂・奥の院・新緑に囲まれた泰産寺の三重塔を見ました。昼食後は15番札所・六波羅蜜寺に向かいました。
京都は寺と工芸の街です。大きな通りを外れると、竹細工、畳屋、扇子屋、桶屋などが町家の中でひっそり営まれています。また角を曲がると寺があります。狛犬ならぬ猪が護る「建仁寺」。平安の昔から「六道の辻」と呼ばれ、この世とあの世の入り口がある「珍皇寺」など、寺や店を覗きながら歩きました。なかでも「六道の辻」は半世紀も昔、京都出身の私は祖父母と8月のお盆には先祖の霊をお迎えに行き、地獄絵や十王図を見ながら閻魔大王や冥界の話を聞かされました。私の道徳の原点の一つがこの場所にあると今も思っています。
夕方、心がけ宜しい寺参りで「雨にもあわなかった」と喜んで出発点の駅に戻り、家に帰ろうと単車で走り出した途端に雷と豪雨の襲来。びしょ濡れで家に着きました。俄か善女が天にバレたのかな?

蒸し暑い!

2007年06月28日 | Weblog
6月28日(晴れ)
明日は雨と予想が出ていますが、今日の暑さは我慢ができません。スッキリと晴れるでもなく、曇天で湿度が高いという不快な天候です。今日も朝から例のスポーツジムに行き2つのエクササイズで汗を流した後、併設の風呂に入って軽快に帰って来ました。

いつも浴場を利用しながら思うことは、真昼間の時間帯に暢気に風呂に入っている申し分けなさと、「地球を救おう」「エコライフを」の声が高まっている昨今なのに、こんなに贅沢に湯水を使っていいのかなという反省です。でも、凡人の私は目の前の快楽に流され「さっきの反省は?」の内なる声も聞こえぬ振りをして、昼間から鼻歌も出てきそうなほどにリラックスして湯船に浸かっているのです。こんな無責任な人間を沢山抱えている地球の未来は・・・・・。

スポーツジムで

2007年06月27日 | Weblog
6月27日(晴れ)
普段の日課にしているスポーツジムへ今日も行きました。昨今の健康志向ブームと
元気な初老人が増えたこともあって、スポーツジムは大盛況です。今日も10時半から始まるJ-POPダンス、続いてエアロ、ステップと、かなりハードな動きとリズム感が必要となるエクササイズに列を作ってスタジオ入りを待っています。勿論、その中の一人に私も入っています。
同じ講座でもハードな動きを入れたクラスに人気があり、3,40代の若い奥さん達に混じって初老男性も短パン・バンダナ姿で頑張っています。100人は入るスタジオ内がステップにあわせて波のように人の群れが右に左に動くのは壮観です。また 汗が目に入るほどに運動した後の爽快感がなんともいえません。
でもスポーツジムで一日の大半が終わり、家に帰ってきたら体力を使い果たし、何もしたくなくなるのは困ったものです。

「継続は力」と言われても・・・

2007年06月26日 | Weblog
6月26日(快晴)
午前中は気功の勉強会。85歳の先生はお元気そのもの。「正心調息法」という腹式呼吸を習いました。「正心」は「物事を前向きに考える」「感謝を忘れない」「愚痴をこぼさない」の3つ。「調息」とは背筋を真直ぐ伸ばし、吸息→充息→吐息→小息を1呼吸として25回連続して行い、その間に「宇宙の無限の力が全身に満ち渡って健康になる」いう「想念」を描くことが大切と言われます。そのあと、全身の経絡(血管)に気血(血液)を流すイメージで気功体操を小1時間ほどしたら全身に汗が出てきました。まだ、呼吸法が飲み込めていないのですが、静かに深く吸い込んだ息を肺の底までゆっくり押し下げ、またゆっくり静かに息を吐き切ることかなと理解しています。兎に角、宇宙にある無限の力を自身に取り込む意識で「正心調息法」と「気功体操」を毎日続ける事がポイントと、毎回、勉強会で力説されます。古今「継続は力」といわれても・・・・・。

カラスと知恵比べ

2007年06月25日 | Weblog
6月25日(曇り)
梅雨の間の晴れ間か、曇天ながら雨は降らずに一日が過ぎました。
今月、我家は「ゴミ当番」に当っています。週2回の生ゴミの収集日には早朝6時半にカラス対策の網をかぶせるのが仕事です。収集は9時頃ですから、その時間帯に合わせてゴミを出してくださるといいのですが、ちょっと遅れて集積場に行くと早起き住人がゴミを持って待っておられます。その人よりもっと曜日と時間に厳しくチェックしてくるのが「カラス」です。
普段は見かけないのに、収集日には必ず舞い降りて辺りの様子を窺っています。ゴミ袋の内側を新聞紙などで囲み、内容物がわからないようにしてあるゴミは網からはみ出ていても袋を破る事はしていません。どういう風にゴミが見えているのか、収集日が何故わかるのか、カラスに聞きたいものです。
今朝も早起きカラスに負けじと6時に網を出しました。あと1回、早起きせねば。

詩吟研修会

2007年06月24日 | Weblog
6月24日(雨)
私が所属する詩吟の研修会が10時から始まりました。よい吟を吟じるには発声練習が大切と、そのテクニックを教わった後、ここ2年間の競吟で優秀な成績を収めた吟士が詩を吟じられました。「声が楽器のよう」に聞こえるのも、日ごろの練習精進の結果と感じ入りました。

2部では武田信玄公の生涯をナレーションと吟で構成された「風林火山」。今、NHKで放映されているので映像(視覚)がなくても聴覚だけで、壮大な歴史の舞台と信玄公の人生を追っていく事が出来ました。
4時に終わり長い一日でしたが、よい研修会でした。とくに吟は声調だけで吟じるのではなく、詩を理解し、詩情を詠い込むことが大切というアドバイスが心に残りました。

仏像の見方

2007年06月23日 | Weblog
6月23日(快晴)
博物館へ向かう道に南都六寺のひとつ「大安寺」があります。今日は「笹竹供養」が行われました。笹竹に注がれた酒をいただくと「癌封じ」のご利益があるというので地元民が大勢参拝されます。私も立ち寄りたかったのですが、ボランティァ活動の集合時間が気になり、帰りに寄つたら、もう終わっていました。残念です。

今日は飛びぬけた快晴で奈良公園で遊ぶ人が多かったのか、博物館の来館者は少ないほうでした。午後のある時間帯に4人組の初老男性が入られ解説を請われました。ある仏像の前に立つた時、その仏像から受ける印象が4人とも違ったのが面白かったです。まさに状況は館内に貼ってあるポスターのタイトル「私が、私と向き合う」が言い当てていると思いました。解説はどこまですればいいのか、でしゃばらず、押し付けず、学術的説明だけなら録音解説で充分だし・・・。ボランティァの解説の難しさを感じました。

久しぶりの雨です

2007年06月22日 | Weblog
6月22日(雨)
久しぶりの雨です。糸のような細い雨が一日降っています。
庭の草木も今日の雨で生き返えり、みずみずしい緑いろを見せています。どこに隠れていたのかカタツムリが雨のシャワーに体を伸ばしきって寛いでいます。

待望の雨ですが、医者通いでは雨は嬉しいような迷惑なような・・・。最初に行ったのは耳鼻科医院。何故か左耳が痛いのです。大事をとって医院に行ったら5日分の投薬をもらってお終い。1時間半も待たされました。引き続いて別の病院の整形外科。ここは診察予約で今日で5回目。予約していたのに1時間待たされました。これだけで一日のエネルギーを使い果たしました。家に帰り雨音を聞きながらコーヒーをいただきました。やっぱり健康が一番です。

梅雨はどこへいったやら

2007年06月21日 | Weblog
6月21日(晴れ)
梅雨入りを宣言してから雨が降ったのはいつだったか、思い出せないほどに晴れ間が続いています。午後には、夕方にはと、雨を期待して庭に散水しなかったら、花はグッタリ、朝顔の鉢もカラカラに渇ききっています。度を越す雨も困りものですが、梅雨らしく雨も適宜に降って欲しいものです。

今日は朝からスポーツジムで汗をかき、午後からは友人達が3人、水墨画を描きに来る月一回のお稽古日です。私自身が水墨画から離れない為に、みんなを誘い込んだのです。みんなは今「オクラの花」を描いています。私も画を習う前は「オクラ」はスーパーの店頭に並んでいるという認識しかなかったのですが、画を描くようになって少し観察力を持って「花鳥」を見るようになった気がします。