3月18日(春嵐)
17日から広島に来て居りました。18日、起きたら外は暴風雨です。
墓参りは中止かと気を揉みながらも、折角ここまで来たのだからと、
風雨のなかを出発しました。墓に着いても雨脚は強まるばかりです。
先祖様の「せわしないお参りじゃのう」の声が聞こえてきそうなほどの
あわただしい墓参りを終え、また2時間半、電車に乗って広島に戻ってきたら
何と青空です。雨雲は東に進んでいるのです。
岡山辺りで雨雲に追いつき、奈良に帰ってきたら当然、雨です。
3月19日(快晴)
今日は朝から春日大社での勉強会に行きました。まず宝物殿で「春日権現絵巻」を
見ました。このような絵巻を見ることによって、現代人は過去の古き時代の人たちの
暮らしぶりを知ることが出るのですが、
絵巻物を見るにつけ、カメラやビデオがない時代に、どうしてこれほどまでに生き生きと
瞬時の、人の動きや風物を捉えて描けるのか不思議です。
御祭りの主役「若宮神社」
社の右の梅は長谷寺の紀貫之の梅から接ぎ木したもの
「人はいさ心も知らずふる里は花ぞ昔の香に匂ひける」
若宮大楠 神功皇后お手植えの伝あり
春日大社は次男が結婚式を挙げた所。
奈良に住み、いつでも行けるようで行っていない場所の一つです。
今日はゆっくり説明を受けながら、春日大社の魅力に浸かりました。