エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

1月も今日で終わり

2012年01月31日 | Weblog
     
1月31日(晴れ)

今年の抱負も定まらないままに松の内も終わり、気がつけば1月も今日で終わり。なんだったの、新しい年の始まりの月だというのに。
初旬に引いた風邪がなかなか完治せず、グダグダと気力なく日を過ごしてしまいました。
明日から大寒の2月に入りますが、風邪の引き戻しをしないよう、もう少しコタツに潜っている日が続くかもしれません。

庭の花達は健気です。こちらは首をすくめてチラリと一瞥して通って行くのに、人の視線など気にもせず、寒風のなか清らかな姿を見せてくれます。あの花のように「凛と!」気合いを自身にかけますが、寒さには勝てません。情けないですが、老化でしょうか。

風邪引き続行

2012年01月23日 | Weblog


                     
           モアイ像の横に並んだ4人の子供とダニエル夫妻

1月23日(晴れ)

2週間ほど前に引き始めた風邪がまだ完治しません。熱はなく食欲も戻ってきましたが、咳がなかなか取れません。一度、咳がでると止まらず、お腹の皮が痛いほどに咳き込みます。医院で頂いた薬を飲んでいるのですが、今度は胃痛が伴い、なんとも厄介な風邪です。
では、じっと家に引きこもっているかといえば、そうでもなく、出かける予定はこなしているので、完治しないのも、その辺に問題があるのかも知れません。

ここ数日に嬉しい便りが3通もきました。一通は風邪と疲れ目を心配してくれた嫁からのドイツから取り寄せたハーブティと孫の成長振りを知らせた10枚もの手紙です。
2通目は海外駐在時の友人からの、これまた身体が温まるマレイシア産の紅茶と近況を綴ったお手紙です。
3通目は昨年5月、世界一周旅行の途中、我が家にホームステイしたフランス人家族からの手紙です。「健康を保つには笑いと喜びが大切です。会えないで寂しいですが、またいつか会えるのを楽しみにしています」と書かれていました。

私は沢山の友と家族に守られ、本当に感謝の毎日です。早く風邪を治しますね。

風邪引き

2012年01月15日 | Weblog
1月15日(晴れ)

南紀からは「お土産」持参で帰ってきました。
翌日から微熱はあるし咳がでる、どうやら風邪のようです。始めの2日は終日ベッドの中でウトウト。少しよくなってきたら腰痛の再来です。あっちに姿勢を替え、こっちに姿勢を替えても、どうにもならないほど痛みます。
風邪の方は売薬と家にある栄養補助薬的なものを飲みまくり、なんとか乗り切れそうですが、もともと腰痛持ちの身で、多少の痛みには耐えられるのですが、今回の腰痛はどうもどうも・・・。

そこで医院ではなく、運動不足もあって歩いて近くの整骨院へ。急場の事情を話しマッサージを受けました。
3回通って、どうにか身体の緊張がほぐれ、食欲も出てきました。
そうなったら回復状態です。昨日は博物館のボランティア活動に参加し、今日は呼び出しをうけて、奈良フィルのニューイヤーコンサートに行ってきました。1部はワルツやポルカの定番曲、2部は被災地に届けと、日本の歌が管弦楽団をバックに混成コーラスで披露されました。


ブログ更新していないので「また新年早々旅行?」と思ってくださった方、私、寝込んでおりました、が、もう元気です。

南紀一泊旅行  ②

2012年01月08日 | Weblog
   
              那智の瀧と三重塔
1月8日(晴れ)

勝浦のホテルを9時に発ち、熊野古道「大門坂」から那智の大瀧を目指します。道中、車窓からは昨9月の雨台風で災害を受けた爪あと(倒木、壊れた護岸、河原に転がる大小の岩)が視界に入ってきます。相当な被害であっただろうことが偲ばれます。

千年も昔から「蟻の熊野詣」と言われるように、熊野へは天皇の行幸、修験者の修行と、この辺鄙な地を多くの人が信仰を求めて往来したと聞きます。その一つの聖地が「那智大瀧」です。
「那智大瀧」は那智の原始林から流れ出る大川の流れが断崖から133m下に落下しています。(京都タワーとほぼ同じ高さ)昨9月の台風で瀧の様子が少し変わったとも聞いておりましたが、そんなことを微塵にも感じないほど迫力満点の見事な瀧です。
つづいて熊野三山の一つ西国33箇所霊場1番の青岸渡寺へ。石階段467段を登らねばなりません。脚の悪い兄は勿論、私も店で杖をお借りして一段、一段とあがっていきます。(今回の旅行は健脚向きのコースとは聞いておりましたが、ホテルもお参りも自助努力なくしては目的地に着くことは出来ません)
青岸渡寺から横移動して「那智大社」に御参りしました。まだ松の内とあって多くの人が参拝に訪れています。
                  熊野本宮大社

昼食後、勝浦に戻り、昨日通ってきた新宮から紀伊山地、熊野川に沿って走ります。この地も台風により倒壊した家屋、爪あとの様な筋をみせる山肌、ゴロゴロと大小の石が堆積した護岸、倒木など無残な姿をとどめていますが、今、目にする熊野川はとても静かです。
熊野本宮大社の鳥居に着きました。ここからまた真直ぐに伸びる石段129段を上がっていきます。登り切ると、社殿を後ろに大門が飛び込んできます。奥に4殿のお社があり、イザナギ、イザナミ、速玉の大神、天照大神が祭られています。

ここまできたら帰路は紀伊山地を奈良に向かって北上するのが近道ですが、道路事情もあって往路と同じく、海岸線沿って東に向かい三重県、滋賀県を通過しスタート地点の京都へ。事故もなく9時前に到着し、今回の一泊の旅は終わりました。よく歩き、長時間のバスに耐えた旅でしたが、良質の温泉、兄姉達との親交を深くした良き時間でした。

南紀一泊旅行  ①

2012年01月08日 | Weblog
  
               世界遺産 鬼ヶ城

1月7日(晴れ)
某旅行社がアテンドした「勝浦温泉と南紀6つの世界遺産めぐり」に兄姉たちと参加しました。
バス2台で9時前に京都駅バスターミナルを出発し、大津経由・新名神道路で亀山から伊勢自動車道に入り、尾鷲から勢和道路を走って勝浦に到着しました。途中、世界遺産の「鬼ヶ城」と「速玉神社」に参拝しました。
大津から湖南を通る時、粉雪が舞い、遠望の山々が薄化粧をしたように白くなっていましたが、だんだん天候がよくなり、南紀の海岸線を走る頃は晴天となり絶好の旅行日和となりました。
 
                 速玉神社

5時前、勝浦から連絡船に乗り、対岸の「ホテル浦島」に到着しました。1500余名を収容できる巨大ホテルで、本館から蛸足に繫がれた3つの別館や6つの温泉場へは色別の誘導ラインに沿って移動しなければ迷子になってしまいそうな大きさです。

このホテルを今夜一泊、全国から集まってきた某旅行社利用の一団体で貸切となり、いろいろなイベントが館内で行われましたが、温泉好きの私達は一直線に温泉場めぐりをし、その夜のうちに4つの温泉を楽しみました。中でも「忘帰洞」は自然に出来た洞窟を利用した塩化物泉です。
洞窟の露天温泉に浸かりながら潮騒を聞き、煌々と耀く月を愛でながらバス旅行で疲れた身体をほぐしました。温泉を少し舐めると塩辛い味がしました。温泉で火照っている身体も長い長い連絡通路を歩いて次の温泉場に入る頃には身体が冷えてしまうほどでした。
 
                     洞窟の温泉場
    
    ホテル浦島の全景 上の山上館へは全長154mのエスカレーターで   
                   

初詣 折上神社へ 

2012年01月02日 | Weblog
     

折上神社境内にある稲荷塚           人の「脳」のような形の木のこぶ

1月2日(晴れ時々曇り)
朝食を終えた後、娘夫婦と家から2キロほど歩いた所にある折上神社にお参りに。孫の一人は受験特訓で塾へ。もう一人の孫も冬休みの宿題に追われており、昨年のお札納めと、運動不足の解消の為に暇な大人の3人で出かけることにしました。
青空が見えたかと思うとみぞれ交じりの小雨が降る中をてくてくと歩きました。

折上神社は今から1500年も前に稲荷大神がこの地に降臨され、伏見稲荷と共に古い稲荷で、伏見稲荷奥の宮とも言われています。
その降臨された場所が「稲荷塚」です。その塚に上がる手前に人の脳そっくりな木のこぶがありました。こぶの横に説明文が示されていて、どの部位をなでると「記憶力アップ」が望めるなどが書かれています。もう、この歳になると、どこを強化するなどという余裕はなく、全部位を擦らせていただき神頼みするしかありません。境内にある折上神社・三九郎神社・稲荷塚などを祈り巡って帰ってきました。

今年も宜しくお願いします

2012年01月01日 | Weblog
   
           年賀状にみる娘家族の風景( 1995~2012)

来る一年も笑顔と元気で暮らせることを念じながら、今年も娘家族に囲まれて元旦を迎えました。
心づくしのおせちをいただいた後、近くの醍醐寺と随心院に初詣しました。
元旦とあってか、初詣客もまばらです。

随心院は弘法大師より8代目の弟子「仁海僧正」が開基した寺ですが、絶世の美女で秀歌も残した「小野小町」ゆかりの寺です。
冷気すら感じられる静まりかえった庫裡から庭園を見ながら表書院をまわり本堂に入りました。薄暗い内陣の中央の鎮壇具の前に座した僧が静かに経を唱えておられます。その奥にはご本尊如意輪観音菩薩はじめ、たくさんの仏様が蝋燭の光りに照らされて、現世を見守ってくださっています。
静かな静かな時が流れていきます。この一年も安寧でありますようにと、心から祈念いたしました。

       

随心院総門      醍醐寺 境内