エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

いよいよ大晦日

2008年12月31日 | Weblog
12月31日(晴れ)
いよいよ今日一日で今年が終わります。色々なことがあった一年でしたが、総括してみると幸せな日々であったと思います。
これも周りの友人・親族。またブログなどで私の動向を知り応援してくださる方など、大勢の善意に支えられた結果と感謝しています。来年がどんな日々になるのか世界的不景気の中で心配もありますが、健康でさえあれば、何とかやっていけるという「希望」で迎えたいと思います。本当にありがとうございました。皆様にとっても来年が更なる飛躍に繫がることを祈念しております。

例年ですと娘家族が招いてくれて年末年始を過ごすのですか、今年は海外駐在時の友人夫妻が小旅行をご招待くださり、31日と元旦を過ごします。今、まもなく四国から迎えに来てくれるのを待っているところです。久しぶりの再会でどんな楽し旅になるのかワクワクです。

友からの贈り物

2008年12月31日 | Weblog
12月30日(晴れ)
昨夕、3人の客人が広島に帰って行きました。アメリカから、中国からの日本入りですから、驚くほどの大荷物です。新幹線を勧め、宅急便で送ることを勧めたのですが、全員学生で親頼みの暮らしをしているので「青春18切符」の各停列車・3回乗り継ぎを決行して深夜に広島に安着したと連絡をもらいました。
体力があるとはいえ年末の民族大移動の今、あの大荷物で移動するなんて若さなんでしょうか。羨ましい限りです。というのも
私はその日の朝・法隆寺を案内していて足元が見えずに転倒し、その倒れ方が漫画的と、遠くから見ていた客人の一人は笑いましたが、笑われた私は前歯が折れたかと思うほどの痛みでした。すぐに何食わぬ顔をして立ち上がったので客人は深刻に思わなかったのでしょう。
幸い、鼻の頭と唇の上の小さな擦過傷で済みましたが、最近、歩く時の私の足が上がっていないのでしょうか、少しの段差で蹴躓くことが多くなりました。気をつけねばと思えば思うほど、彼らの若さが羨ましくなりました。

夜、スポーツジムで知り合ったタイの友人が手作りのフラワーアレンジメントを持って家族と共に我が家を訪ねてくれました。「お世話になった感謝の気持ちです」と言います。何もしてあげていないのに。彼女の温かい気持ちが伝わり嬉しい夜でした。写真がそのフラワーアレンジメントです。玄関に門松の代わりに飾らせてもらいました。

師走の京都

2008年12月29日 | Weblog
12月28日(晴れ)
朝から客人たちを連れて京都へ行きました。先ずは定番の清水寺へ。「年末・年始を京都で」の観光客で清水寺へ向かう茶碗坂は人で溢れておりました。
迎える正月の準備を済ませた清水寺の舞台も写真スポットは順番待ちの行列です。先般・今年の世相を表した「変」の書は本殿で飾ってありました。

清水寺に向かう前に昼食をと「蕎麦どころ」に立ち寄りました。ここは友人の紹介で知った店です。店の中央には北大路魯山人の壷がデンと飾られ、また周辺の壁際には「蕎麦猪口」の器がずらりと並んでいます。2階は根来漆器・3階は「蒔絵」の道具類と、テーブルのスペースより収集された珍品のケースで埋まり、まるで美術館の様相です。知らなかったら、蕎麦だけを頂いて出るところで、文化都市・京都の奥深さを知りました

金閣寺に行きたいという希望を入れて東南から北西に移動しました。ここも観光客で一杯で、夕日を背に金閣寺が耀いていました。また市中に戻って「祇園」へ。京都人は除夜に御参りするので、闇になった境内は参拝客もまだらで、正月の飾りが風で揺れていました。夜10時過ぎ、奈良に戻ってきました。

冬の味覚・牡蠣

2008年12月28日 | Weblog
12月27日(晴れ)
3人の客が我が家に逗留していますが、そのうち1名のみが約束の時間に起きてきました。今年最後の博物館のボランティア日なので、曝睡の2人にメモを残して1人だけを連れて家を出ました。

年末押し迫った今日は来館者が少ないと予想していましたが、思いのほかの入場です。まさに世の中は千差万別。働く人あれば休暇に入る人あり、故郷に帰省する人あれば来る人あり、年末の用意で右往左往する人あれば静かに仏像を見る人ありで人生模様は様々なようです。
夕方、家に戻ったら準備しておいた朝食・昼食に手がつけられず、出かけた時のままの状態です。「すわ!何事か!」と客人を探したらまだ寝ておりました。よほど疲れていたのでしょうか。「若い」というのは、これほどに眠れるのでしょうか。羨ましい限りです。

夕飯に頂いた殻つきの牡蠣を調理しました。頭では浜辺で見かけるように手際よく調理できると思ったのに、何故か上手くいきません。20個ほどの殻を開くのに3箇所も指に小さな傷をつけてしまいました。でも新鮮な牡蠣は冬の味覚の一押しです。

厳冬来る!

2008年12月26日 | Weblog
12月26日(晴れ)
空は晴れ渡っていますが風は冷たく身震いするほどです。朝起きると庭の壷鉢には薄氷が張っていて、いよいよ厳冬の季節に入りました。時々、小雪が舞う一日でした。

スポーツジムで仲良くなったタイ人の彼女とスーパーマーケットの館内で待ちあわせをしました。頬を真っ赤にして外から入ってきた彼女は開口一番「ユメが・・」
私と友人「???」彼女「秋に降る・・」私達「冬?」彼女「そうです」私達「ユメってユキ?」彼女「そう、雪が降っています」と興奮気味です。
まだ来日1年程の彼女は日本語が充分でない上に雪も珍しいのです。私達は彼女と話す時は連想ゲームをしているような楽しさがあります。

午後から自称4男坊と婚約者が一事帰国して成田に着き、彼らの実家・広島へ行く前に我が家にやってきました。彼の妹も青春18切符を使って広島から来ました。29日まで逗留します。賑やかな年末となりました。

何度でも受け付けます「クリスマス飲み会」!

2008年12月24日 | Weblog
12月23日(晴れ)
夜、自称3男坊夫妻から「鴨肉食べに行こう」と誘われていたので出かけました。彼らは音楽家で、3男坊の方は第九の演奏を既に5回、後2回残っていると言い、ピアニストの彼女も譜面暗譜が山ほど残っていると言います。
そんな多忙な彼らも美味しい物・酒があるところの嗅覚・味覚は鋭く、よい情報にはすぐ反応して時間調整して駆けつけるようです。
ということで「新鮮な鴨肉が入るらしい」の情報で私まで誘ってくれました。予想に違わず(鴨肉を生を食べたことがないのですが)柚子コショウでいただいた鴨肉の色々な部位を盛り付けた「刺身盛り合わせ」は絶品でした。そして色々頂いた後の鴨鍋、その出し汁の美味しいこと。残り汁に中華ソバを入れて鍋ごと全部平らげました。珍しい日本酒も頂き、今夜も満腹・酩酊状態です。

書き上げていない年賀状を「今夜中にやります!」と自己宣言して家を出たのに、意志薄弱の私、年賀状どころかブログも更新せずにバタンキュ。

身を守り守られ・・

2008年12月22日 | Weblog
12月22日(雨のち晴れ)
昨日から3日間の日程で「救急法一般普及講習会」が奈良県南部の橿原で行われています。これらの講習を年3回、日赤に組織されている安全法指導赤十字奉仕団が手伝っています。私もその一員ですので、時間を作ってお手伝いさせてもらっています。
昨日は心肺蘇生の処置のひとつAEDの使用法について。今日は9時半から夕方5時まで急病・怪我・傷の手当について学び、午後からは三角巾を使って搬送までの講習で、受講生は学生や社会人、またリタイアした60代の方など52名の参加でした。皆さん非常に熱心に学ばれています。
何故か実技になると、若い女性より中年の男性のほうが手際よく、きれいに仕上げていかれます。服装・髪型が邪魔するのか、また器用さが若い女性に低下しているのか、いつも気になる疑問です。明日は骨折の手当て・搬送について学び、あとは実技と学科の検定が待っています。
不景気の昨今、履歴のために学ばれている人もあるかもしれませんが、何時、事故に・急病に遭遇するやも知れない現代社会のなかで、身を守もり、守られる方法の一つを学ぶことは大切かと思います。心地よい疲労で帰ってきました。

ここちゃん!

2008年12月21日 | Weblog
12月21日(曇り)
娘宅から近い小規模デパートへ孫達と行って来ました。先日「クリスマスプレゼントは何がいい?」と聞いたら、孫達は「お洋服」と言い「自分達で決めたい」と即答してきました。
ということで朝からのお買い物となりました。何店もの店を覗いてもなかなかOKが出ません。子供物では小さいし大人物では袖が長いし、なかなかサイズが難しいお年頃なのです。2時間ほど歩き回って、ようやく気に入った物が見つかり笑顔となりました。一緒に昼食を頂き、演劇鑑賞に行くという母子と別れて奈良に戻ってきました。

写真は娘宅の愛猫「ここちゃん」です。最近は私にも馴れて姿を見せ始めました。孫達に作ってもらったダンボール製の小屋がお気に入りのようです。それまでは洗濯物に埋もれていたので気づかれずに、スイッチが入り頭から水をかぶった事もあるのに、洗濯機の中が好きだった変な猫ちゃんです。

残照の古寺

2008年12月21日 | Weblog
12月20日(晴れ)
操単や解雇・倒産と聞きたくもない報道が飛び交っているかとおもうと、一方では忘年会・お買い物・旅行へと繰り出す景気よい話も入ってきて、今年は二極化の年末風景です。

年末大掃除に最適の小春日和ですが、私は博物館のボランティア日です。奈良最大の年末の祭り「おん祭り」が17日に終わりましたので、関連陳列の興味も薄れたのか館内は静か、公開講座も今年一番の少ないお客様でした。
5時過ぎに外に出て奈良公園を横切り興福寺のほうへ向かっている時、陽が沈み始めました。残照の西日を背に受けて、興福寺の南円堂のシルエットが浮かびあがりました。とても平安な気分になり、思わず一枚パチリ。

家に戻らず、そのまま京都の娘家族の許へ。温かいお鍋で歓待してもらいました。孫達も会う度に大きくなって落ち着いてきました。


「墨絵の会」の忘年会!

2008年12月19日 | Weblog
12月19日(晴れ)
昨日に続き墨絵のメンバーが集まりました。墨絵のサロンを我が家で開いてから早や2年が来ます。
初めは1人から始めたサロンですが、いつも間にか10人ほどになりました。それ以上は我が家で絵を描く空間がないので、もう一杯です。私は教えるというより場と時間を提供しているだけですが、笑いとおしゃべりに終始しているようで「描く事」もちゃんとされていたのです。

仲間の一人が描いた絵を全部持って来られたので、テーブルに並べたら一杯になりました。一枚一枚取り上げてみると「絵力」がついているのが歴然と分かります。また「こんなに描いたの?」と自身が驚かれる枚数になっていました。やはり続ける事は素晴らしいことですね。
「俄か展示会」をした後、みんなで作った手料理を頂きながら笑いとおしゃべり。本当に楽しい一日でした。みんなから「1年をありがとう」の言葉を頂きましたが、私こそ皆に支えられた1年を感謝する気持ちで一杯です。