エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

彼岸花

2012年09月29日 | Weblog
    
     
9月29日(曇り)

雨戸を開けてびっくり。軒下の小さな花壇スペースに昨日まで気が付かなかった彼岸花が2本咲いています。植えた覚えがないので、地植えした盆栽の土に紛れ込んでいたのでしょうか。毎年この時期、この場所からだけ梅の枝を押し分けて彼岸花が顔を見せます。かわいいものですね。

今日は台風17号の影響か、昨日の秋晴れから一変してぐずついた天気です。夜、「中秋ライブ」と称して友人の山荘で音楽会が開かれました。この山荘からの月見は楽しみの一つでしたが、あいにく雲が覆い、月は全く見えません。

   

ここ数年、中秋の名月鑑賞は寺の「観月会」などに行っていましたが、今回はジャズライブで、月をテーマにしたムード歌謡や映画音楽をジャズ風にアレンジした演奏が披露されました。お客で来ていたアメリカ人男性のピアノ披露やピアノの弾き語りなどの飛び入りもあって、楽しいひと時を過ごしました。



誕生日

2012年09月26日 | Weblog
  
 友人からこんな素敵なプレゼントを。       今、紅葉を描いています

9月26日(晴れ)
夜10時、スポーツジムからの帰り、車から見上げる天空に満月に近い月が煌々と輝いています。今日は私のOO才の誕生日です。
今日は仏像の勉強会があって、昼間のジムに行けず、夜、若い人達に交じってエアロを頑張ってきました。来年の今日も、このように元気でいられることを祈って。

友人や子供や孫たちからも祝福をうけて、本当にうれしい誕生日を迎えました。皆、ありがとう。嫌われないバーさんで頑張りま~す。

          

長男の嫁と私は同じ誕生日。長男家族からフェースタイムでお祝いのケーキ画像を。

仏像の秘密?

2012年09月19日 | Weblog

9月19日(晴れ)
終日、雨降りだった昨日と打って変わって今日は晴天。猛暑が戻ってきたような暑さです。今日は仏像彫刻を勉強している仲間たちと、現地の寺で仏像をみる課外授業のような研修会に参加しました。
近鉄田原本線の「箸尾」で下車し、まずは「大福寺」へ。聖徳太子建立と伝えられるこの古刹は尼寺で、板絵の両界曼荼羅図の前に座すのはご本尊・薬師如来です。その右脇に立っておられるのは十一面観音像で、右手に錫杖、左手に水瓶を持つ長谷寺式の観音様です。その仏を守るように難陀竜王像、雨宝童子像がいます。(この辺りは大和の米蔵といわれる地だけに、雨乞いの祈りが行われたのでしょう。)
この十一面観音と竜王と童子の三体は16世紀、奈良の文化圏、宿院町で仏像制作をしていた仏師集団(宿院仏師)の代表、源次一門の制作であり、また発願者の名も胎内に残されています。玉眼がキラリと光る凛々しいお姿の十一面観音様でした。

       
 大福寺              室町時代、大和4家の一つ「箸尾」豪族の城あと

この寺を出て1キロほど歩いて「与楽寺」へ。
当時、無住寺のこの寺の弘法大師坐像を平成7年、広陵町の指定文化財候補として調査する際、たまたま横の厨子にあった十一面観音像(鎌倉時代・118㎝・寄木造り 鞘仏)脇腹の隙間から何かが見えることに着目し、解体したところ像内から31㎝ほどの小さな十一面観音像が発見されたというのです。その小さな仏は本像より500年も前の奈良時代もので、中国、唐から請来したものか、あるいは国内で制作されたのか、いまなお議論されている胎内仏です。
私たちは定例の勉強会で、その仏をいろいろな角度からの写真で事前学習をしてきましたが、今回、特別に拝観の許可をえて見せていただける事となり、収蔵庫のガラスケースに収まった仏様の周りを何周もまわりながら、あれこれと感想を述べ合いましたが、決着は学者にお任せということになりました。「なにより現物を見尽くす」姿勢が大切と、仏像勉強会の鉄則を実践した一日でした。
    
与楽寺                 弘法大師が座禅を組んだ石


そのあとも神社と寺を拝観し、脚が棒のように疲れました。もちろん目も。



 

桜ちゃん 第2弾

2012年09月12日 | Weblog

 
      パパにお遊戯を披露する桜ちゃん ♪
        (息子の画面には桜ちゃんが、桜ちゃんが見ている画面には息子が)

8月19日(晴れ)

午後から薬師寺に行きました。私の用事が済むまで、ママと3時間も仏様を見、境内を散歩して待っていてくれました。
夜、海外出張中のパパ(息子)からアイパッド通信が入りました。
パパに報告しているかのように、何かムニャムニャと話しかけ、そして、昨日まで出来なかった英語絵本のタッチができるのを見せ、その場面の音楽に合わせて踊ります。希望の場所にタッチが出来るのがよほど嬉しいのか飽きることなく繰り返し、声を出して笑い、脚を屈伸させて踊ります。

画面の息子はわが子の成長が嬉しいのかジッと笑顔で見つめています。忙しい仕事疲れも吹き飛んだことでしょう。子は宝です。

    
      満面の笑み!

記念すべき大地の一歩

2012年09月10日 | Weblog
     
       赤い靴、かわいいでしょう!

9月10日(晴れ)

息子の海外出張に合わせ、関東に住む嫁と孫の桜ちゃんが昨日から奈良に遊びに来ています。お盆休暇で嫁の実家に泊めていただき、三次に墓参りをした時から1か月ぶりの再会です。
あの時は、ようやくつかまり立ちができ、よたよた数歩ができる状態でしたのに、もう、自分で立ち上がり歩けるようになっています。息子夫婦がそろそろ、お外歩きができるようにと家の中で靴を履く練習をさせると、靴下が嫌いで素足が好きな桜ちゃんは靴を嫌がって見向きもしないとか。

でも今日は「お散歩しましょ」と、玄関で靴を履かせると「外歩きは靴を履くものよ!」と言わんがばかりに、すんなりと靴を履くではありませんか。
今日は月面着陸ならぬ大地を歩いた記念すべき日となりました。小さな一歩ですが、これからの大きな未来に向かう確かな一歩です。ママに手をつないでもらって我が家の庭をぐるりと一周してご満悦です。自分の足で歩いて目にする風景・風をどう受け止めたでしょうか。
年年歳歳、退化のスピードを速めている私には、会うたびに進化している孫たちの成長はうれし限りです。
 
                   
                            洗濯かごの中で遊ぶ桜ちゃん


秋かな!

2012年09月02日 | Weblog
        
         コンサート前のミニコンサート

9月2日(晴れ)
午後から奈良フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行ってきました。奈良公園そばの文化会館の前には気の早い楓が一本だけ真っ赤に紅葉しています。
これから秋にかけて音楽会や絵画展などの展示会が頻繁に開かれることでしょう。同じ会場の別の場所で高齢者美術展が開かれています。見せていただくと100歳の方も出展されています。いつまで趣味を持って生活を楽しんでおられる姿に感服するばかりです。

夜になると虫の音が聞こえ始めました。暑かった夏もそろそろ終焉でしょうか。