エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

講演「万葉ひとの酒と食」

2020年10月26日 | Weblog

10月26日

F大学の卒業生などで組織している「FORYOU]の秋の交流・懇親会がありました。今回はコロナ事情もあり「三密」を避けて食事や飲み物の提供はなく、講演会のみとなりました。

講師は「奈良奈まほろばソムリエの会」の理事をされている先生で、日本現存最古の歌集「万葉集 20巻 4500首」のなかから、古代人の食事情「酒と食」を詠った歌を関西弁に翻訳して紹介されました。飛鳥・奈良時代の食生活は、今日の私たちが想像する以上に美味しいものを食べていたことは古跡から出土する木簡からも知ることができますが、今回の講義で楽しく学ぶことができました。

          


芋堀り

2020年10月24日 | Weblog

10月25日

5月に植えた3畝の芋。担当のお仲間は様子を見に行き、手入れや作業をされていたと思いますが、私は現場の傍を通って生育状態を目視はしていましたが、まったく手伝うこともなく時は経ち、お仲間から「芋を掘りますよ」の案内を受けて、現地に出かけました。

皆は長靴・手袋・作業着でやる気満々。私は「情けない都会っ子・おばさん」で、芋を掘った経験はありません。そのうえ、先日来の右腕負傷もあり、全く戦力はゼロで、一言「上で見とき!」と言われ、何の手伝いもせず、収穫した沢山の芋を頂くことに。どうして食べようか。「屁こきばあさん」にならないよう、芋を前に調理法を考え中です。

     


竹細工

2020年10月18日 | Weblog

10月18日

遠くから見ると風情のある竹林ですが、建築資材にも使われていた竹が東南アジアからの安価な資材が使われて需要が減っていると聞きます。私の住む地域にも手入れが出来ていない竹林を見ることが多くなりました。そんな竹を利用した「竹炭や竹細工をやってみよう」と、Fシニア大学の地域再生プログラムで取り上げ、17日は山添村の名張川のほとりにある竹工房に行ってきました。家での作業で、ほぼ完成品を持っての2度目の訪問です。

    

かなり右腕を酷使する作業で作った2作で「これで終わり」と言いながらも、工房に飾られた素晴らしい作品を見ると「2作は直線と曲線の勉強作品」と、3作目を作ることに。帰りの車中は右腕の痛みに耐えかねる状態なのに、家に着いて竹に明かりつけたら、暗闇に浮かんだ竹絵は心を落ち着かせてくれました。本当に3作で終わり?!・・・・。


馬見丘陵へ

2020年10月16日 | Weblog

10月16日

毎年、春と秋には行っていた「馬見丘陵・公園」ですが、今年は春からのコロナ騒動で行かれないと思っていた所、友人たちの誘いがあり行ってきました。

どの時期に行っても、色々な花たちが出迎えてくれる馬見丘陵内の公園ですが、今日も沢山の花たちが出迎えてくれました。秋晴れの下、花と散策を楽しみました。

     

     

 

 


紀三井寺へ

2020年10月11日 | Weblog

10月11日

近鉄・大和八木駅に集合し、お仲間が運転される車で藤原京・紀三井寺へ向かって出発進行。藤原京跡を見学した後、ひたすら走って西国観音霊場2番札所「紀三井寺」へ。いつも高速道路を走って思うのは「本当に日本は山国だなあ」と、窓外の左右に迫ってくる山・山を眺めながら、紀三井寺の御詠歌を祖父母と共に詠った幼い頃の原風景に心を遊ばせておりました。

      

25・33・42・61と厄年の数の石段ごとに、ひと休憩を取りながら楼門をくぐり、本堂へ。今年は開祖1250年であり、またご本尊の十一面観世音菩薩像と千手観観世音菩薩像が50年に一度の特別御開帳と重なりの慶事の紀三井寺です。参拝者は多くなく、ゆっくり拝ませて頂きました。

    

仏殿の大千手十一面観世音菩薩像を拝して紀三井寺を離れ、帰途の途中、第一代「神武天皇」の兄・彦五瀬命の終焉の「竈山神社」へ。頂いた「由緒」によると御陵として祀られていましたが、秀吉の紀州攻めによって寺宝や古文書などを焼失しながらも、紀州徳川藩主の治世に再建された記されています。重い・深い歴史を持つ地ですが、境内の横の広場で子供たちが野球試合をしておりました。平和な時代に感謝です。

 


ソプラノリサイタル

2020年10月03日 | Weblog

10月3日

地元のホールで友人のソプラノ・リサイタルがありました・このホールは20年前に開館し、また友人夫妻が奈良フィルハーモニー管弦楽団を設立されたのも20年前。20年の間には何回か我が家のホームコンサートに出演していただいた事、団長のご主人様が亡くなられたなど、色々な出来事がありましが、彼女はいつも前向きに頑張られ、沢山の支援者と共に奈良フィルハーモニー管弦楽団を護り、今日を迎えられました。

     

ピアノや奈良フィルハーモニー管弦楽団をバックに素晴らしい独唱、堪能しました。素晴らしい声量・音質・表現力にただただ感激し、拍手喝采で終了しました。


中秋の名月

2020年10月01日 | Weblog

10月1日

家から歩いて15分ほどの所に郡山城があり、今夜は「中秋の名月」なので友人を誘い天守台へ。5時半を過ぎると辺りは薄暗くなりました。天守台には大勢の人が、今か今かと山からの月が上るのを待っていると、古式の衣装をまとった女性が、朗々と「古事記」を朗誦。その「やまとかたり」を聴きながら山から出てくる月を待ちました。

        

市街地の灯りの向こうの山から月が上ってきました。真っ黄色の満月です。あまりの神々しさに、手を合せ感謝・感謝。