エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

春はそこまで・・・。

2009年03月28日 | Weblog
3月28日(晴れ)
博物館は今、本館のみの開館です。理由は4月4日から始まる特別展「鑑真和上展」を控え、その準備のために新館は閉鎖中となっているのです。
朝から輸送車が到着し、新館へ出陳品の搬入が始まりました。今回、74点の出品の中には鑑真坐像や国宝が十数点あります。また東山魁夷画伯の襖絵もでます。どうぞご来館くださいね。

さて、日差しが出て花見に向かわれたのか、午前中、館内は閑古鳥が鳴く状態でしたが、午後から来館者が増えてきました。
接したお客さんの中に女子中学生がいました。静かなしっかりしたお嬢さん!の印象で話し始めたらお父さんは中国人でお母さんが日本人のハーフの中学生でした。7歳から日本に住みだしたいうことですが、今では中国語も忘れかけ、日本語もまだ不十分な身で、日本人の友達からいじめられているといい、また7歳までいた中国ではお母さんが中国人からいじめを受けたといいます。「私達母子は両方の国から愛されていない。だけど私は日本が好き、でもお母さんは中国が嫌い」と嘆くのです。
ボランティア中で、ゆっくり話す時間もなかったのですが、彼女の生活とまったく接点のない私に心の中を打ち明け、少し心が軽くなったのか、笑顔で別れたのが救いでした。博物館にもいろいろな出会いがあります。

メモリアルコンサート「星になった音符たち」

2009年03月27日 | Weblog
3月27日(曇り)
夜、桜祭りを明日に控えた郡山城前の城ホールで音楽会がありました。トロンボーン奏者の自称3男坊が芸大受験をまえにピアノの特訓をしてもらった先生が昨年、54歳でなくなられました。
彼と恩師の関係は20年にもわたります。楽器は違えども、折にふれ音楽のこと、人生のことを教えてもらい、心から敬愛していたそうです。今夜はその先生を慕ってきた教え子達が1周忌を前に音楽会を開きました。
彼は先生に伴奏をしてもらって芸大受験で吹いたJ・E・ガリアードのソナタ第2番楽章を奥方のピアノ伴奏で、そして先生がお好きであった「4本のトロンボーンのためのエクアーレ」を選びました。他にも門下生によるソプラノ独唱・マリンバ・ピアノ・ファゴットなどの演奏がありました。
星になった恩師にみんなが奏でる音が届けとばかりの熱演でした。私は先生を直接存知上げませんが、素晴らしい先生だったのでしょうね。最後に出演者と会場の入場者一緒に「千の風」を歌いました。

,頑張れ!WBC

2009年03月24日 | Weblog
3月24日(曇り)
友人の一人はスポーツジムを休みました。ある友人はさっさと帰って行きました。そして私は・・・。
スポーツジムを早めに切り上げて我が家に戻ってTVのチャンネルを回しましたが、2時から町内の会議があるので、9回の表、イチローがヒットを打ったところで心をTVに残して集会場へ。集会場にはまだ数名しか集まっていません。

次々に集まってくる人が「同点や!」「延長戦や!」と言いながら入って来られます。始まる時間になっても話題はWBCのことばかり。野球の経過が気になりながらも、少し遅れてスタート。
しばらして誰かの携帯が鳴りました。「勝ったようです」の報告に、みんなでばんざ~い。一度に座の距離が縮まった気がしました。
集会が終わってから、郡山城の桜の偵察!に行きました。まだ3分ぐらいのようです。でもいつも一番に咲く枝垂れは満開でした。

花より団子・それとも・・・

2009年03月23日 | Weblog
3月23日(曇り)
午前中は家事をし、午後からスポーツジムへ行きました。着くなり、朝からジムに来ていた仲間から「奈良公園に花見に行きましょう」「美味しい葛きりを食べさせてくれるお店を見つけたの!」と言われれば、「花も団子も」の私は誘われるままにジムに入らないままに外へ。
古い民家が集まっている「奈良町」へ直行しました。民家をそのままお店に使っておられるので、寛げる実家の座敷に座ったような気分です。美味しい黒蜜の吉野葛きりを頂きました。写真がそのお店のお座敷です。

今日は寒の戻りで、時折冷たい風が吹いています。奈良公園の鹿たちも寒げです。染井吉野の桜はまだ蕾固しですが、こぶしやもくれん、椿、山桜、桃、梅、ボケの花は満開です。車の中から、また歩いたりと2時間余りの花見を満喫しました。友人にスポーツジムへ送ってもらい再入場して、少し運動をしました。

わくわく♪

2009年03月21日 | Weblog
3月21日(晴れ)
ボランティア活動のため奈良国立博物館へ行きました。晴天の上、3連休の真ん中とあって久しぶりに博物館は賑わっております。お客様と話すと、東は関東圏から、西は神戸や(昨日から奈良まで私鉄が繫がった)高速料金も安くなったとあって、各地から小旅行で奈良に来られているようです。

博物館の前に氷室神社があります。主祭神は奈良の東山一帯の山の神様です。この境内に通称「奈良一番桜」とよばれている枝垂桜があります。この名のとおり、奈良で一番先に咲く桜として有名です。写真のように今が満開です。

春を告げる「お水取り」も終わり、いよいよ桜の便りが聞こえてくる季節になりました。咲き出せば後は散るゆくのみ。桜の開花を待つ、この時期が一番心がワクワクする時です。さぁ、今年も桜行脚に出ましょうかね・・。

野球観戦!

2009年03月19日 | Weblog
3月19日(曇り)
久しぶりにスポーツジムへ行きました。一つ目のエクササイズが終わった時、仲間達が何故か急いでいます。「どうしたの?」と尋ねたら、「WBCの試合が始まるので家に帰るの」と言います。
我が家は主人が野球オンチでしたから、どの子も野球に興味を持たないままに大きくなりました。ですからTVで野球観戦をする習慣は今もありません。

「愛国心がないの?」「主人は昨日会社を休んで応援したのよ」と誘って下さったので、そのまま友人宅へ直行し、私もテレビの前に陣取り応援することになりました。チャンスを逃がせば選手を罵倒!し、素晴らしいプレーには惜しみなく拍手をし、興奮状態で応援しました。
応援の甲斐があり楽勝しました。「明日は韓国戦!」と、友人達は3連休もTV観戦の予定のようです。野球も見れば面白いものですね。

楽しみはあっという間・・

2009年03月17日 | Weblog
3月17日(晴れ)
4泊も友人宅に居候して、あちこち歩きまわり、美食をし、買い物をし、一杯おしゃべりをして大満足な日々を過ごしていたら、あっという間に上海を去る日になりました。
9時過ぎに友人宅を出て新しく開通した外周の高速道路を走って小一時間で上海・浦東空港に着きました。この日の空港も予想以上に閑散としていてびっくり。搭乗の機内もがら空きで50人も乗っていないようでした。スチュワーデスに「今日の便は特別ですか」と尋ねたら、「最近はいつもこんな状況ですよ」と少々ぼやき気味でした。おかげでシャンペンをサービスしてもらいました!♪。

3時過ぎに関空に着き、リムジンバスで奈良へ。友人が迎えに来てくれていて無事に夕方、家に安着しました。再会と楽しい買い物ツアーもこれでお終い。また明日から家事や趣味に頑張りま~す。

上海・いろいろ

2009年03月17日 | Weblog
3月14ー16日(晴れ)
今回の上海行きは友人との再会と画材を買うことが一番の目的でした。でも友人の顔を見たら「洋服も作りたいんだけど・・・」とおねだり。早速、市内のはずれにある布市場に直行しました。
3階建てのビルの中には数百軒の布屋が軒を連ね、地元の人や駐在外国人が多数訪れ、みんな狭い空間で採寸をしてもらっています。私も友人ご用達の店を何軒も出たり入ったりして、帰国に間に合う事を確認して数枚注文しました。日本ではオーダー洋服は贅沢の範疇ですが、こんな贅沢も上海の楽しみの一つ。

世界の料理が集まる上海です。食通の友人は機会ある毎に食べ歩きをし、情報を一杯持っていて、写真のレストランもその一つです。戦前の共同租界地のフランス人の家をそのままに残して利用。室内はアンティーク家具のオンパレードで、当時の外国人の暮らしぶりの一端が偲ばれます。こんな場所で食事が出来るのも上海の楽しみの一つです。

今回、驚いたことの一つ、それはエコバックの普及です。かつては、使い捨てられたナイロン袋が舞い上がり、葉を落とした街路樹の梢に引っかかっているのが上海の冬の風物詩の一つでもありましたが、昨年6月に政府の指導で「買い物にはエコバック」が徹底されたとかで、市民の買い物袋持参は常識とか。その普及ぶりの速さに驚きました。

世界万博を前にした上海は相変わらず工事・工事で、街の埃も尋常ではありませんが、不況風が吹く昨今、活気あるのも魅力の一つといえるでしょうか。でも今年度、日本人学校では500人ほどの学童が親の勤務事情で帰国とか。厳しい一面も見え隠れする上海です。

上海一日目

2009年03月14日 | Weblog
3月13日(曇り)
関空に着いて驚きました。「今日は関空閉鎖?」と思わせる閑散ぶりです。これまでいろいろな時間帯で幾度と利用してきましたが、こんなに利用者の少ない風景を経験したことがありません。「ここまで不景気が・・・」と思わずつぶやいてしまいました。搭乗時間ぎりぎりになって、ようやく待合室に人が集まり、定刻に離陸しました。
上海は思っていたより寒く8度でした。なにか違った場所に降り立った気分でおりましたら、新しくオープンした第2ターミナルでした。大混雑を予想していたエントランスも人影がまばらで、肩透かし食ったようで、タクシーで市内に入り、雑踏の街中を見て、ようやく上海に着いたことを実感しました。

友人宅に向かい、日本語で話し、おいしい手料理の日本料理を頂いているうちに、又、感覚は日本に戻ってしまったようです。上海って、とても近い!。

ちょっとお出かけします

2009年03月12日 | Weblog
3月13日(曇り)
小雨降るなか、早朝から町内の集積場で大型ゴミの番をしました。他の場所からゴミが持ち込まれないように・廃品回収業者に荷物を荒らされないように・分別してゴミが捨てられるように・などが仕事です。足元から冷気があがってきて、見張り番も大変でしたが、これが今期最後の班長としての大きな仕事です。これを済ませたので、午後の便で上海へ。

上海から帰って早や4年になります。その間、当時仲良しの仲間が大勢帰国されました。親しい人が居ない上海は近くて遠い場所になってしまいそうで、今回、友人宅に居候させていただき、画材の買い物や美味しい物の食べ歩きをする予定です。
偶然、日本でなかなか会えない」若い友(楽器購入と恩師訪問)や息子(出張で)と上海で再会するビッグなニュースも入っています。どんな旅になるか、また元気に報告しますね。行ってきま~す。