エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

憧れの「マイセンへ

2014年07月15日 | Weblog
7月14日        
昨夜、ドイツがサッカーワールドカップ戦で優勝し、深夜2時頃まで花火が上がっていたそうですが、
私は昼間の疲れで、完全熟睡でした。
6時半には食事をし、ドリスデン中央駅まで歩き、そこから列車で30分ほど先のマイセンへ行きました。
        
     悠然と流れるエルベ川                    市庁舎
第2次世界大戦の被害が少なかったのが幸いし、葡萄畑の丘陵地に煉瓦色の家が点在し、街を横切る様に
エルベ川が緩やかなカーブを描きながら、ゆったりと流れています。
街の広場から横に逸れ、城壁から城内に入る細い階段を上りきると城門がある広場に出ます。アルブレヒト城です
 

                           1720年頃のマイセン市街地
15世紀に建てられました。城の特徴は天井の梁から壁が様々な模様で埋め尽くされていること。
1710年に城内に磁気工場(制作秘密を守るため)が造られ、高価なマイセン陶器が展示されていること、城の床の一部が寄せ木で敷き詰められていることなどです。
ドイツのお城は華麗というより重厚な印象をうけます。
    
   
        暖炉です

 1710 年に白色磁器(白い黄金)を完成させた錬金技師(ヨハン・フリードリヒ・ベッドガー)の成功までの苦節のエピソードが絵に。

このあと大聖堂に行きました。丁度12時からパイプオルガンのコンサートがあり、
ゆっくり30分、心身共にリラックスできました。(私の場合は少々居眠りを)
  
            2階部分のパイプオルガン
「憧れのマイセン」なれど旅の身ゆえ(本当は高くて手が出ない)マイセン陶器は見るだけで終わりました。


      フラウエン教会のカリヨンはマイセン磁器です。澄んだ音色が響きます