エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

斑鳩の里

2009年09月28日 | Weblog
9月28日(晴れ)
スポーツジムへ行く仕度をしていたら「斑鳩の里を歩るかない?」と電話をもらったので、突然にコース変更しておにぎりを持って出かけました。今にも雨が落ちて来そうな空模様ですが、歩くには微風があり快適です。
法隆寺までの里山の道は黄金色の稲穂の波・ブドウや柿・イチジクなどの果樹畑.またコスモスや蕎麦の花が咲いています。蕎麦の花がこんなに可愛いなんて知りませんでした。
コスモスや柿の木の間から法起寺や法輪寺の三重の塔が見え隠れしています。この辺りは地域の人達が景観を守るために丹精こめて手入れされているのです。
コスモス畑のそばで贅沢な風景を堪能しながら持参のおにぎりを頬張りました。半分ほど食べたところで雨が降り出し、急いで駐車場へ。



雨はすぐに止みましたが、あとは車の中から里山の風景を楽しみ、矢田寺のそばの行きつけのカフェに入りました。ここからは大和三山を遠望することが出来ます。今回は忙しい友人の空き時間を使ったので車で移動しましたが、こんな贅沢な空間が我が家からのちょっと遠めの散歩コースにあるんですよ、いいでしょ!。

運動会

2009年09月27日 | Weblog
9月26日(晴れ)
博物館のボランティアを終えてから娘宅へ行く予定でしたが、団体予約が入っていたり、文化庁長官の来館があったりと気の張る一日で、すっかりくたびれてしまい取りやめました。声はますます低音のかすれ声になり、活動を終え、一つ用事を済ませて一直線で家に戻り、先ずはビールで喉を消毒し!、やっと一息ついたら自分の誕生日であることを思い出しました。数日前までは「もうすぐ誕生日!」と吹聴していたのに・・・。そういえばポストに宅配の連絡表があったと気づき、急いでポストへ。友人と息子からの花のプレゼントでした。気をよくし、もう一本あけて乾杯しました。
9月27日(晴れ)
で、今朝は早起きして9時から始まる孫の運動会会場へ向かいました。上の孫は中学生になりクラブ活動へ行き、娘夫婦と私だけの応援ですが、時折舞い上がる砂けむりと強い日差しも厭わず手を叩き運動会を楽しみました。
昼食時、娘の手作りの弁当を持参したのに、親達が待つテントに戻って来るのは低学年の児童ばかです。孫も「友達と食べる!」と顔を見せただけでどこかへ行ってしまい、小規模校なので運動会は午前中で終わったこともあって、持参した弁当は持ち帰り家で食べました。子供の成長を喜びながらも一抹の寂しさを感じた運動会でした。
午後からは引き続き自治会対抗運動会です。わたしの住む地域も昔はそんな運動会があり、近所が連携を持つ良い機会にもなったのに、所帯数や子供が減りなくなってしまいました。
私は孫達の顔を見ないままに家路に。夜、孫達から電話があり「バアバア、ゴメンね、傍にいなくて。友達との付き合いが色々あって・・」と。こども社会の付き合いも大変なようです。


落慶法要が楽しみ

2009年09月25日 | Weblog
9月25日(快晴)
午後から奈良市内にある「入江泰吉記念・写真美術館」へ行きました。今、彼がこよなく愛した唐招提寺の伽藍や仏像・境内に咲く草花など、半世紀に亘って撮り続けた映像を一堂に集めた写真展「唐招提寺」が開かれています。(9月27日まで)

唐招提寺は1998年に世界遺産に選ばれた名刹です。五木寛之の「百寺巡礼」や和辻哲郎の「古寺巡礼」瀬戸内寂聴の「寂聴古寺巡礼」をあげるまでもなく、多くの文学者によって唐招提寺の魅力、鑑真和上の業績を讃えた書籍がでていますが、私は井上靖の「天平の甍」で鑑真を知り、寺のご近所に居を持ったことから、唐招提寺に興味を持ち、博物館でボランティアをすることで仏像の美しさに魅せられていったと思います。
創建から1200年の間に何度か修理が行われましたが、2000年から始まった平成の金堂大修理がこの秋で終わり、11月には落慶法要が営まれるとか。その前に写真家入江泰吉の研ぎ澄まされた感性で撮った写真の一枚・一枚から唐招提寺の魅力に触れ、そして11月になれば本物の金堂の内部や仏達を自分の目で見られるかと思うとワクワクします。

夏日到来?

2009年09月24日 | Weblog
9月24日(快晴)
9月も後半に入ったというのに30度を越えています。連休中はズル休みをしていたので、久しぶりにスポーツジムで運動らしい運動をしたら疲れてしまいました。
運動後、買いたい物もあったので、奈良市内まで出かけました。もう連休は終わっているのに、奈良公園周辺はまだ観光客が来ています。と言っても年中、シルバーウィークの中高年組みが多いようで、ギャラリーやお店を覗くと「どちらから来られましたか」と何度か尋ねられました。観光メッカの奈良町は地元民は歩かないのかな・・。

観光客に混じって、夏日のような強い日差しの中を汗を拭きふき歩きました。まだ紅葉にはほど遠いですが、そこかしこから金・銀木犀のほのかな香りが漂ってきます。写真は奈良野菜だけを使ったランチです。

秋好日!

2009年09月22日 | Weblog
      
 
秋晴れです。娘家族が午後から来ると連絡をもらったので、午前中は小さな秋を見つけに近くの民族公園まで散歩に出かけました。
TVは連休の道路の渋滞を伝えていますが、家の周辺の道路は空いているし、まして畑中を歩いている人は皆無です。
畦の彼岸花や萩の花を愛で、のんびりと青田の風を受けながらブラブラ歩きを楽しみました。果樹園のような手入れがされていない柿はまだ食べられそうにもありませんが、実の方はだいぶ大きくなっていました。
       


4時過ぎ、やって来た娘家族は開口一番「予想どうり道路は渋滞していて、普段の2倍の時間がかかった!」と。
お盆以来の孫達はまた背が伸び、顔も黒さが増したようで、私の顔を見るなり「お腹が空いた!」と言い、娘に「昼ご飯をしっかり食べてきたでしょ!」と叱られています。「育ちだかりだからお腹が空くのよね」と早速嬉しい夕飯の準備にかかりました。

写真はきれいな花でしょう!。ちょっと早めの私の誕生日のお祝いに、孫達からの嬉しいお手紙を添えて贈ってくれました。




敬老の日

2009年09月21日 | Weblog
9月21日(晴れ)
今日は敬老の日。まだ「日の丸」を立ててお祝いしていただく程の年齢ではないものの、一応高齢者の一人ではあります。公的機関でお祝いの会もあるそうですが、出向いていくには少々抵抗が・・・。

そんな仲間の一人が「世間様にお祝いしてもらう年齢ではないので、自前のミニ敬老会をしましょう」と、お誘いくださったので出かけました。沢山の手料理を頂きながら盛り上がっていたら、昨夜から和歌山の印南に釣りに行っておられた当家のご主人様が素晴らしい釣果を持ってご帰還になりました。なんとキハダマグロと鰹の計29匹も釣り上げられたのです。
早速、魚を捌く体制になり、私は上手に調理されていくのを手伝うどころか邪魔をしながら台所をウロウロしておりました。そして鰹は「たたき」にし、マグロは刺身にしていただき、満腹の上に、素晴らしい土産まで頂いて帰ってきました。いい敬老の日でした。

シルバーウィーク始まる!

2009年09月20日 | Weblog
9月19日(晴れ)
世間はシルバーウィークとあって、博物館のボランティア活動を終えての帰りの道路は他府県ナンバーで少々渋滞気味でしたが、博物館の入館者は意外と少なく、少々がっかりでした。こんな秋晴れのなか、室内より戸外で遊ぶほうが良いのでしょうね。それも分る気がしますが、今、博物館の展示品は質の高い優品ばかりなのに・・。

仲間たちと「シルバーウィークって何からのネーミング?」と話題になりました。「敬老の日を挟んでいるから」「春の大型連休に対して秋の大型連休を言うんじゃないの」とか話が進み、結果は我々の目の前にぶら下がっている老後の問題へ・・。気分は秋晴れとはいえません。
9月20日(晴れ)
毎日が日曜日の私の身、今更、昨日からの連休を「心待ちしていた!」と、はしゃぐ材料は何もなく、さりとて一人でスポーツジムへも行く気力なく、普段どおり静かに絵を描いています。(半分はやけくそで・・?)

新内閣スタート・日本再生なるか!

2009年09月17日 | Weblog
9月17日(晴れ)
国民の変革を願う力が鳩山内閣を誕生させました。早速、各大臣は選挙公約のマニフェストを実行に移すべく政索を発表し、頼もしいスタートを切りました。全てのマニフェストがそのままに実行できるのかどうか、まだ検討を要する案件も多々あると思いますが、先ずは国民が未来を楽しく語れる国造りをして欲しいものです。
新大臣の政策のなかで、どれも関心のある事案でしたが、私は前原国土交通大臣が「日本航空再建の有識者会議を見直す」と発言されたことが気になりました。日本航空に縁故なし、株保有なしの身なのに「何故?」と思われるかもしれませんが、ここ近年の日本航空のテイタラクな様子に憤慨していたのです。

1960年代から夫の海外駐在にあわせて諸外国で住み、外国の空港に降立つ機会が多々ありました。鶴のマークの日本航空の勇姿を見た時・機内に乗り込んだ時の安堵感は今もって鮮明に残っています。安全運行・サーヴィス良しで国際的信用が高かった鶴のマークが、そのまま異国で不安を持って暮らす私達を守ってくれる「日本」そのものに見えたのです。
そんな日本航空が政府出資の特殊法人で国頼みの経営をしているうちに、甘ったれ体質を増幅し、結果は国際競争に負けて経営不振・・・。
外国資本を当てにしての再建が再生と言えるのか・・・。鶴のマーク時代の自信と誇りが取り戻せるのか。「日本航空」は単なる私の郷愁の産物かもしれませんが、最近、私が気になる事案の一つです。

15日は「敬老の日」ではなかったの!

2009年09月16日 | Weblog
9月16日(晴れ)
昨日の雨模様の天候から一変して朝から秋晴れです。
今朝「どちらへ」とお声をかけた奥さんは「病院よ!」と返事がありましたが、その後姿から80歳をとうに越えたとは思えない背筋をシャキッと伸ばした元気な様子です。
祝日がコロコロと替わり、最近は「9月は敬老の月」という認識をしています。新聞などでこの20年間で100歳のご長寿が13倍の40399人になったと報道していましたが、長年親しんできた「15日は敬老の日」が都合だけで替えられと、馴染めない上に敬老の意識が形骸化されていくような気がしてなりません。我が家にも97歳の父がいますが、まずは「白寿」までがんばってねと応援しています。

我が家の鈴虫一家も頑張っています。「秋の夜長を鳴き通す」の歌詩の通り、本当に一晩中鳴いているのを先日、眠れないままに聞いておりました。この澄んだ声を何時まで聞かせてくれるのか分りませんが、鈴虫一家も長生きしてほしいものです。声を張り上げて鳴く健気な姿に「私も頑張るよ!、君達も頑張れ」とエールを送っています。 

天高く・・

2009年09月10日 | Weblog
9月10日(晴れ)
朝方の冷え込みは10月のよう。でも日が昇るころには気温も上がり上々の天気で、天高く雲もなく澄みわたっています。
いつのまにか秋の七草のなでしこや桔梗、リンドウが花屋の店頭にあらわれ、藤袴や吾亦紅や萩やススキ、葛が秋の野原を埋める日も近いことでしょう。

今、私は雑草が生い茂る道端で見かける「猫じゃらし」を描き始めました。夏の原色の花が終わり、道端のコスモスの花がまだ咲かないこの時期、地味ですがよく見るととても表情をもった草です。写真は墨入れを終えた絵です。これからまだまだ時間をかけ、秋の虫の音が聞こえてきそうな絵に仕上がったらよいのですが・・。明日は墨絵のお稽古日です。沢山の友がきてくれます。