エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

詩吟錬成会

2007年07月31日 | Weblog
7月31日(晴れ)
私が習っている詩吟の会が1月に支部を結成し、今日は初めての夏季錬成会がありました。伴奏はテープですが尺八と琴です。いつもの音階伴奏と違うので詩の雰囲気は盛り上がりますが、吟じる時、伴奏に負けてしまいそうで、なかなか先生が仰るように伴奏を味方にするまでにはいきません。
生来の声質と練習量そして場数を踏んだ先輩諸氏の吟は安心して聞くことが出来ました。まだまだ先は遠いようです。
帰ったら、大阪湾で「太刀魚」を釣って来たと、友人が持ってきてくれました。銀色に輝いています。「刺身に出来るよ」と言っていますので挑戦してみます。暑い今夜の夕食はビールと太刀魚三昧です!。

洛陽・観音めぐり 2

2007年07月30日 | Weblog
7月30日(曇り)
普通、月曜日は博物館、美術館が休館日です。京都市美術館も休館日ですが、特別内覧のチケットをいただいたので友人達と「フィラデルフィア美術館展・印象派と20世紀の美術」を見てきました。19・20世紀を代表するヨーロッパ・アメリカ絵画の巨匠達の名品が展示されています。日本人が好む印象派の作品ですから、普段なら入館者多数のところを、今日は特別内覧の特典でゆっくり見ることができました。
その後、洛陽33所観音霊場の5番札所の真如堂、6番札所の金戒光明時へお参りに行きました。真如堂は秋の紅葉で有名ですが、今は緑葉のもみじが涼しげに本堂や境内を包んでいます。夏の昼下がり、訪ねて来る人も少なく静まり返っていました。本堂の堂守から話を伺ったり、堂内を吹き抜ける涼風を楽しみました。それから境内の裏道を辿り、会津藩士の墓所を通って、京都人が「黒谷さん」と親しんでいる金戒光明時へ。ここは私の実家の菩提寺でもありますので、先に盆供養の墓参りをしてから本堂へ。法然上人ゆかりの寺で、広い本堂は涼しく、ここでもゆっくり仏様を拝ませていただきました。写真は真如堂の三重塔です。

投票日

2007年07月30日 | Weblog
7月29日(晴れ)
頭の痛い参議院議員選挙投票日です。衆議院議員選挙と違い「人」で選ぶというより「政策」で選ぶとなると、現政権への不満は山盛り、さりとて野党の見解も批判ばかりで政策なし。現政権への「叱責」を表明する為に野党へ投票をすべきか、だからといって批判はあっても良策をもたない野党でいいのか。また、既に結果が出ているような選挙に・・・。
という私なりの判断も右に向いたり左に向いたりと当日まで決めかねていました。「権利」であり「義務」である選挙には行かなければという思いだけで、重いお尻をあげて早めに投票場へ行ってきました。
夜、夕食を呼んで下さった家で、速報を聞きながらあれやこれやと選挙の話題で盛り上がりましたが、どっちを向いても「美しい日本」は遠うのくばかりのようで・・・。

解除会(げじょえ)

2007年07月28日 | Weblog
7月28日(曇り)
朝から気温はグングン上がりましたが、空は昨日のような青空ではなく薄曇りです。一雨来そうかなと思っていたら3時ごろ雷と雨が。でも一雨で終わり、その後はムンムンする蒸し暑さです。
今日は奈良博物館のボランティア日です。外国の方、遠来から、親子連れと、夏休みらしい客層で混んでおりました。なかでも法隆寺の夏期講座の流れで来られたお客さんはとても熱心でした。
昼食休憩を利用して東大寺の大仏殿内の「解除会」に行ってきました。茅の輪をくぐると夏の疫病にかからないという平安時代からの神事です。孫のため、子供達のため数回もくぐり抜けてきました。

平和について

2007年07月27日 | Weblog
7月27日(晴れ)
雲一つない青空です。気温もグングンと上がり34度になったでしょうか。35度以上を「猛暑日」と気象用語では言うそうですが、字を見ているだけで汗が噴出しそうです。午後から月1回の中国画(工筆画)の稽古で友人達が来られるので、それまでの間に借りていた本を返しに図書室へ。その部屋の横の展示ブースに「平和祭」と題し、第2次世界大戦時の資料、戦争関連遺品、戦争をテーマにした童話の数々が展示されていました。
昨今「戦争放棄」を定めた憲法9条を巡って遵守、改憲と世間を2分していますが、「戦争」をしてはいけないことは誰もがわかっていることながら、外から仕掛けられたら「どうする?」と問われれば、これまでの憲法だけで国を守りきれるかどうか。「戦争をしない国」だけで国が守れるのか、難しい問題です。結論を急がずじっくり議論を尽くすことが大切です。写真は憲法100か条を記した手作りタペストリーです。

音楽会の案内

2007年07月26日 | Weblog
7月26日(晴れ)
私には音楽に関わっている知人、友人が大勢います。今日紹介する若い友人は中国で知り合いました。彼女は子供時代を父親の中国駐在に家族と共に北京で過ごしています。日本の大学を卒業後に再び音楽を学ぶために中国に留学し、大学、大学院で中国の古典楽器「二胡」を勉強されました。私が中国に住んでいた時、娘のようによく遊びに来てくださり、彼女との楽しい思い出が一杯あります。

彼女は典型的な日本美人で、性格は努力家で出しゃばらずに控えめ、それでいて芯の強い素晴らしい女性です。その彼女が帰国記念コンサートを相模原の「杜のホールはしもと」で8月5日に行うと連絡をいただきました。
今、彼女は「二胡」の素晴らしさを教える活動をしています。「二胡コンサート」に、近くの方は是非、行ってあげてくださいね。このブログのことは彼女は知りません。この紹介は私のババ心です。

城跡

2007年07月25日 | Weblog
7月25日(晴れ)
例年なら、近畿では「祇園祭」も終わってカンカン照りの猛暑に入る時期ですが、「冷夏」なのでしょうか、冴えない暑さで、ただただ蒸し暑い一日でした。
何の予定もない日は例の如くスポーツジムへ。2時半ごろスタジオを離れ、街なかで用事を済ませた後、城跡を通りました。城跡の中に高校があり、いつもは運動や吹奏楽など、クラブ練習をする学生達の元気な声が風に乗って聞こえてくるのですが、今日は姿も声もありません。
もちろん、桜の時期の人の往来もありません。遠くで蝉の声が聞こえるだけで静まりかえっています。傍の茶屋でアイススキャンデイを買い求め、城跡の石垣を見上げながら「涼」を楽しみました。心静かなひと時でした。

快晴

2007年07月25日 | Weblog
7月24日(快晴)
深夜から朝にかけて夏掛け布団では涼しいぐらいの気温で、惰眠を楽しんでいたら7時過ぎには蝉が鳴き始め「早く起きなさい」と催促されてしまいました。窓を開けると外は真っ青な空が広がっていました。こんなにきれいな空はなかなか見られません。今日もスポーツジムへ。7月前半は休みがちで昨日、久しぶりに運動したら今日は少々筋肉痛です。年齢を考えると、適度な運動量と毎日の積み重ねが大事だと実感しました。
帰り道、スーパーで久しぶりの友人に出会いました。立話の積もりが喫茶店に移動してまで話が弾んで気がついたら7時前。7時からの詩吟の稽古にフルスピードで家に戻り、一息ついたら先生はじめ皆さんのご到着で夕食抜きの詩吟のお稽古でした。なんとも先が見れない暢気な私です。(反省!)

蝉の声

2007年07月23日 | Weblog
7月23日(快晴)
梅雨はまだ明けず、雨が降るとヒンヤリと肌寒く、晴れるとジヮーと汗ばんでくる昨今ですが、ようやく蝉が鳴き始めました。
今朝、蝉の気ぜわしくもうるさい合唱で目が覚めました。昔は夏休みに入った子供達のラジオ体操に行き交う声と蝉の合唱で夏本番を感じたものですが、最近は周囲が高齢化して子供の声は聞こえず、蝉だけが早朝の静けさを破ってジイージイーと鳴いています。
今日は久しぶりにスポーツジムに行ってきました。美食がたたり少々体が重いですが、リズムに合わせて身体を動かし、運動後は水風呂に入ったので心身がスッキリしました。帰り道、あちこちの路地で地蔵盆の提灯が風に揺れていました。

宇治の平等院へ

2007年07月23日 | Weblog
7月22日(曇り)
友人と宇治の平等院に行ってきました。今、100年に1度の平成の大修理が行われていて、阿弥陀堂内の二重天蓋や光背、壁面を飾る雲中菩薩などが下ろされ、修理を終えた物から宝物館「鳳翔館」に安置されています。近く修理が終わると、宝相華唐草の透かし彫りの絢爛豪華な天蓋も音楽を奏でながら空に舞う仏達の優美な姿も本堂に納められると、もう間近かで見ることは出来ません。というわけで桜そして蓮花が美しい時期と、今年になって2回目の訪問です。
そのあと京都に行き文化博物館の「ティアラ展」へ。同行2人の一番、縁のない品でしたが工芸の粋を見た思いです。最終日で、館内は女性達のため息が充満していました。
帰りの電車が途中、先発車の事故処理で緊急停車し、JRなどに乗り換えて40分ほどのところを2時間半かかりました。この間の台風の7時間待機といい、また今日の緊急停車といい、うんざりですが、まだ出歩く体力と気力はありますよ。