窓の外は里山風景が広がっています
9月29日(秋晴れ)
早朝、矢田寺近くに山荘を持つ友から「里山は秋満載!」という電話で起こさ、
早々に支度して車を走らせました。途中の稲田はいつしか稲穂が黄金色になっています。
山荘の庭の栗の外皮の緑や茶色の棘のなかに立派な実をつけています。
柿の木も熟した実は鳥が食べたのか半身をかじられ垂れています。
柿や栗を収穫したあと、まったりとお茶をしました。
彼女は毎朝、犬の散歩で小川の周辺を歩きます。暑い夏が終わったとは言え、
季節が動いたようには見えないけれど、毎日、毎朝、歩いていると足元の草が、雲が
顔をなぜる風が変わり、木々の葉は色つき葉を落し、毎日、毎日、表情を変え、まさに
「日毎みち」の感ありと言います。
午後から「ザルツブルガー・ゾリステンとの饗宴」という音楽会に行きました。
勝手に自称3男坊と言い、懇意にしている彼の奥様のピアニストがザルツブルガー・
ゾリステンの4人のメンバーと競演するのです。聞くところによると、
メンバーとは前日に音合わせをしただけ、その上、彼女自身が体調を崩し、
入院寸前の状態での公演ということでした。
でも、それを感じさせない熱演で、満員の聴衆を魅了させました。拍手・拍手。
演奏を終えて満面の笑みで