エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

ウラジーミル(世界遺産)からモスクワへ ②

2016年06月28日 | Weblog

「スズダリ」から40km先に「ウラジーミル」があります。1108年、キエフ・ルーシ王朝のウラジーミル公爵が要塞を築いたことに始まり、1169年以降はルーシ王朝の首都になったのがウラジーミルだと、日本語ペラペラのガイドさん[タケアナさん]が歴史を語ってくれますが、全く頭に残りません。

   

街を囲む城壁には5つの外門と2つの内門があったそうですが、現在はこの12世紀に造られた「黄金の門」しかなく、街のシンボルとなっています。門の上に教会があります。街をスケッチしている人物は15世紀の有名な画家で「アンドレイ・ルブリョフ」で大聖堂の壁画などを描いた修道士です 

                               

  

  ウスペンスキー大聖堂は14世紀まではロシアの大聖堂の最高位にあった教会で、壮麗な姿をしています。

 

ドミトリエフスキー聖堂。外壁の浮彫が見事です。

ここを後にして列車でモスクワに向かいます。ウラジーミル駅では厳重な荷物検査・ボディチェック・パスポート、切符チェックがありました。切符には氏名、生年月日、性別が明記されています。こんなキップを日本で発行したら、乗るまでの時間がどれほどかかるやら、大渋滞間違いなしですね。

  

 読めます?(ウラジーミルと書いてあります) 特急で一駅、約2時間の列車の旅です。座席が進行方向と逆で少々違和感を覚えました。車窓はロシアの広大な草原と森果てしなく続きます。夕方の5時半にモスクワ駅に安着。泊まるホテルは初日のホテルです。

 

 

  


6/17・スズダリ(1992年 世界遺産登録)  ①

2016年06月27日 | Weblog

夜来の雨も上がり晴天の朝です。スズダリは30の修道院や古い木造建築が残った古都です。街はカーメンカー川を挟んで広がっています。土手の辺りを散策しました。カルガモ親子がスイスイと楽しげに泳いでいます。午前中はのんびりと街を一周しました。

  

  

   

近年まで鉄道が敷かれなかった為に中世の面影を残すのどかな地域ですが、シベリアへの流刑の通過道でもあったといいます。 

   

  

  スパソ・エフフィミエフ修道院の中には3つの教会があります。 11時、鐘楼の鐘が鳴り響きました。19個のカリヨンを人が突いています。観光客も立ち止まり、瞑想状態で聞き入っています。

 


夕食はロシア民家で  ②

2016年06月27日 | Weblog

4時過ぎセルギエフ・ポサードを出発し、どこまでも続く森林、その先の地平線を見ながら、バスはひたすら次の目的地「スズダリ」へ向かいます。200km、約3時間半のバスの移動で、つくづくロシアの緑一色の広大な大地を体感。途中、「ロシアの秘宝」(50個のイースターエッグの行方を尋ねて)「・スターリンは誰に殺されたか」などのドキュメンタリビデオを鑑賞しながら、夜8時過ぎに民家風のレストラン・ユーリアさん宅に到着。家庭料理を頂きます。

                  

   

  

民族衣装のご一家の歓待を受け、和やかに赤ワインなどを頂きながら食事。10時、ホテルに到着。部屋に入る前に近くのスパーで買い物(今夜用のビール(チェコ産)をし、定例のダべリング。各部屋に解散したら深夜の2時。さすが誘眠剤を飲まずに就寝で~す。


6/16 モスクワへ移動→黄金の環へ  ①

2016年06月27日 | Weblog

5時起床。6時にホテルを出発し、8時15分発の国内便でモスクワに向かいます。(朝食は昨夜の内に配られた軽食を部屋で食べ、チェックイ後の空港内のカフェ店でコーヒを飲む)

            

1時間半ほどの飛行でモスクワの空港に安着。すぐに出迎えのバスに乗り込み、モスクワ北東の郊外「黄金の環・・12~13世紀に栄えた古都が点在」の一つ、セルギエフ・ポサードに向け出発進行です。

   昼食はキエフ風カツレツ

ヤロスラヴリ街道をひたすら走り続けます。街道の左右は白樺の森林が続きます。途中、宇宙船工場を窓越しに確認しながら70kmほど走ると宗教都市セルギエフ・ポサードに到着。街の中心にある「トロイツェ・セルギエフ大修道院」は16世紀に築かれた城壁の中にあり、ロシア正教の聖地です。この中に沢山の教会があります。・・ウスペンスキー大聖堂。トロイツキー聖堂などです。

           

トロイツェ・セルギエフ大修道院のシンボルのウスペンスキー大聖堂

 

  

青と金の円形の屋根のウスペンスキー大聖堂(1585年完成)ネギ坊主の屋根はロウソクの炎を表し金色の星はダビテの星です

      

         高さ88mの鐘楼     持ち帰りの聖水を汲む信者 

   

トロツキー聖堂(1423年完成)は聖セルギエフの墓所の上に建てられました。教会内には彼の棺が安置されていて、敬虔な信者達が囲んで祈りを捧げておられました。丁度、礼拝中で讃美歌が流れています。素晴らしい時間に出会いました。 

 

     


「白鳥の湖」鑑賞  ③

2016年06月26日 | Weblog

エカテリーナ宮殿へは2時間近く並んで、ようやく入場し、宮殿内の豪華さに感動しながらも、余韻に浸る間もないほどに前へ前へと進み、押し出されるように宮殿外へ出ました。

バスの停車位置まで、またまた歩きで、ようやくバスに乗り込み、夕食のレストランに6時半到着。超特急で食事を済ませ、次の目的地「アレキサンドリンスキー劇場」へと向かいました。

     

 外はまだまだ明るく、8時の開演5分前に到着。2階のボックス席で、白鳥の湖を鑑賞  

    

さすが本場のバレェです。上演2時間40分 居眠りすることなく鑑賞。終演のカーテンコールは写真撮影OKで、感動をパチリ。           


エカテリーナ宮殿へ   ②

2016年06月24日 | Weblog

  

 近年、エカテリーナ宮殿の人気は沸騰中で、入場者の制限がされているとか。その上、今日は地元で「経済フォーラム」があり、午前中に政府要人たちが来訪し、午前の優先入場者が午後にずれ込んだようです。地元スタッフが何度も連絡を取り合っているようですが、状況は好転しません。時間待ちを使い、宮殿前の広大な公園を散歩しました。菩提樹の花が満開で、よい香りを漂わせています。

参観予定時間を2時間過ぎても列は動きません。日差しも強く、もう皆、元気がありませんが、「見たい」の好奇心のみで無口ながら、ひたすら立ちんぼで待ちます。

 

  

  

                    エカテリーナⅠ世と娘

カテリーナ宮殿の名はピヨートル大帝の妃・エカテリーナ1世の名に由来します。食堂や肖像画の間を抜けると「琥珀の間」があります。壁一面に琥珀が貼られ、ため息ものです(写真禁止)が、第二次世界大戦でこの部屋も破壊されました。が、2003年に多くの職人たちの技と熱意で復元、復刻されました。(豪華でため息のでる宮殿ですが、戦争で至る所が破壊されたようで、当時の写真や復旧現場の写真が別の回廊に掲示されている事実も見逃してはならないと思いました。


6/15ピヨトール大帝夏の宮殿庭園へ  ①

2016年06月24日 | Weblog

6月15日 

フィンランド湾に面したピヨートル大帝の夏の宮殿(ペテルゴーフ・1990年に世界遺産に登録)です。庭園内には美しい噴水が点在しています。自然の高低さを利用したシステムで、数十キロ先の川から引いた水をプールに運び、更に下へパイプで水で流しています。

  

   

  

  

     ピヨトール大帝のブーツの中に硬貨が入れば「ハッピー!」


エルミタージュ美術館 別館 ②

2016年06月24日 | Weblog

                                             

本館の見学の後、新館へ

ゴヤ・ルノアール・モネ・セザンヌ・ゴッホ・ゴーギャン・マチス・ピカソ・シャガールなど、日本でも多くのフアンをもつ19~20世紀の印象派の絵が並んでいます。

   

  

    

 フラッシュは禁止ですが、写真はOK。贅沢な時間を6時間も過ごしました。

 

夕食を街のレストランで「ビーフストロガノフ」をいただきました。肉やキノコがホワイトソースで煮込まれた、この街の家庭料理とか。夕方7時半にホテル着。入浴後、一室に集合し、反省会兼お喋りを楽しみ、11時過ぎに就寝、           


6/14 待望のエルミタージュ美術館へ ①

2016年06月21日 | Weblog

         

6月14日 ホテルを8時半出発。

エルミタージュ美術館は世界屈指の美術館で、収蔵美術品は300万点ともいわれ、サンクトペテルブルグを訪れる誰もが期待する場所のひとつですが、元はピヨー大帝の冬の宮殿と呼ばれた皇室一家の宮殿であったといいます。団体客はネヴァ川側の入り口から優先入場の予定ですが、すでに大勢の観光客が並んでいます。入場に際し、かばんはA4サイズ以下、飲料水持ち込み禁止・ジャンバー類の着用禁止、カバンの中身チェックと厳重なゲートをくぐって、さあ、入場です。

      

見学は「大使の階段」から

  

大玉座の間                        からくり時計「黄金の孔雀」

    

ロマノフ王朝の華麗なる宮殿の装飾の美しさは「見事」の一言で、ブロンズのシャンデリア、花崗岩の円柱・多様な鏡の使い方が一層美しさを引き出させいます。

    

   

イタリア・フランドル・オランダ・スペインなどの画家の作品がずら~り。圧巻です。昼食は1階のカフェテリアで食事。ごごからは別館に展示されている19-20世紀の印象派の作品を見学します。


運河めぐり  ③

2016年06月21日 | Weblog

サンクト・ペテルブルグは「ヴェニチァ」にも例えられる水の街です。ピョートル大帝が1703年にバルト海に面した港に要塞を築いたのが始まりといわれています。

ネヴァ川の左岸に、中心部を取り囲むように3本の水路があります。モイカ川・グリボエード運河・ホンタン川です。この水路をはしる遊覧船に乗っての市内見物です

     

  

  

     

1時間ほどのクルーズを楽しんだ後、ホテルに向かいました。

       

凱旋門のすぐ傍にあるホテルで、今日から3連泊します。夕食はホテル内の食堂でバイキング料理です。食後は一室に集まり、定例の反省会(?)とダべリング。

今日は朝、3時半の起床に始まり、移動、観光とハードに動きましたので、明日からの行動を考え、10時過ぎに解散して各部屋に戻りましたが、外は白夜で夕方のような明るさです。遮光カーテンを引いて就寝しま~す。